RISE & WIN Brewing Co. / Morning Summer レビュー

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rihobeer

本業はIT系の会社員です。ビール審査員の資格であるビアジャッジを取得し、新米ビアジャッジとして活動しています。JGBA2024には審査員参加しました。クラフトビールのレビューを書くことや、ビアフェスでワイワイ楽しむことが大好きです。

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#りほびーる No. 486】RISE & WIN Brewing Co. / Morning Summer IPA
おすすめクラフトビール

ゆこう という珍しい果物をつかったHazy IPAです。あまりなじみのない果物ですね。

ユコウは、ミカン科ミカン属に属する。ユズとダイダイの自然交雑種といわれており、漢字では「柚香」もしくは「柚柑」と表記されます。
 果実は扁球形で果頂部がくぼみ、果面はユズより滑らかですが、果実中央から果頂部にかけて大きなしわが多数あります。果実によってはユズに近い外観となります。

https://www.jeinou.com/technology/2016/03/30/093000.html#:~:text=%E3%83%A6%E3%82%B3%E3%82%A6%E3%81%AF%E3%80%81%E3%83%9F%E3%82%AB%E3%83%B3%E7%A7%91%E3%83%9F%E3%82%AB%E3%83%B3,%E3%81%AB%E8%BF%91%E3%81%84%E5%A4%96%E8%A6%B3%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

タップルームに行く道中にたくさん育っていました。上勝の名物です!幻の果実とも言われているようですね。

おすすめのクラフトビールについて、買える場所や味わいについて紹介します!ビール選びの参考にしてください!

どんなクラフトビール ?

クラフトビールの特徴

■Morning Summer
 モーニングサマー

爽やかな夏の日差しをイメージしたニューイングランドIPA。トロピカルなホップと爽やかな柚香の香りをブレンドし、蜂蜜のような甘みと、柑橘感たっぷりのジューシーな仕上がり。

■オススメのシーン・ペアリング■
モーニングサマーのトロピカルでジューシーな香りと風味は、RISE&WINのポークリブや、ハーブで香り付けしたグリルチキンと相性◎!

受賞歴ーーーーーーーーーーーーーーー
*THE INTERNATIONAL BEER CUP 2019 Free-style Light Ale( keg)部門 金賞
*Japan Great Beer Awards 2023 銀賞
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

<セット内容>
・「 Morning Summer」330mlボトル× 6本

スタイルNew England IPA(NEIPA)
ABV(アルコール度数)5.0%
IBU(苦味)37
SRM(色の濃さ)3.5
Malt Pilsner Malt, Wheat Malt, Carapils, Acid Malt
Hop Motueka , Citra , Mosaic , Azacca
Yeast Imperial Yeast /Juice
副原料 柚香果汁
公式サイトより https://shop.kamikatz.jp/c/all/beer/ber-btl330-s06-001
正面
ラベル1
ラベル2
部屋の照明

受賞歴のあるHazyIPAに触れる機会は多くないので、とてもうれしいです。

いつ買った?

2023年12月

どこで買った?

RISE & WIN Brewing Co. KAMIKATZ TAPROOM

お土産で購入し、郵送で自宅に送ってもらいました!

ブルワリーについて

JUST DRINK KAMIKATZ BEER

美味しいビールを楽しむだけで
「環境にちょっと良いコト」に繋がっている

地球規模で巻き起こっている環境問題に対して、いち早く行動を起こしていた人口1,400人足らずの町、上勝町。
小さな町で始まった “ゼロ・ウェイスト” の活動を、気軽にビールを楽しみながらより多くの
人たちに知ってほしい。そんな想いから、私たちのクラフトビール作りは始まりました。

写真:クラフトビール工場
写真:クラフトビール
写真:バレルエイジドビール

考え方はごくシンプルで、自然が守られているから水が綺麗、水が良いから美味しいビールができる。
ただそれだけのこと。「ごみを減らしたいから」「社会課題だから」という義務感のその前に、
清らかな水でできた目の前の美味しいビールを仲間と楽しんでほしい。
その美味しいビールが実は “ゼロ・ウェイスト” 活動の産物なことに後から気付く事の方が、
より自然で自分事化しやすいかもしれません。

写真:果物の収穫
写真:果物の収穫
写真:農作物の使用

乾杯の一杯として、人との出会いや繋がりを生み出すビールだからこそ、伝わる魅力やストーリーがある。私たちは、KAMIKATZビールが “ゼロ・ウェイスト” 活動を自分事化するための手段と捉え、
“JUST DRINK KAMIKATZ BEER” を発信し続けています。

公式サイトより https://www.kamikatz.jp/brewery/

小学校か中学校の頃に何度か上勝にいったことがあります。ごみの分別がすごく複雑なんですが、資源を無駄にしないという意思を感じることができました。

ビアスタイルガイドライン

103.ジューシーまたはヘイジー・インペリアル・インディア・ペールエール

 ジューシーまたはヘイジー・インペリアルIPAの色合いは、ストロー(麦わら色)からライト・アンバーの範囲。白濁はこのビアスタイル特有のもので、濁りの程度は軽いレベルから著しく混濁したレベルまで許される。デンプン、酵母、ホップ、タンパク質、その他が、多様な濁りの原因となっている。フルーティーなエステルはミディアム・ハイからハイ・レベルで、モルトの甘味を爽やかにし、ホップ・アロマを強調する役割を果たしている。ホップのアロマとフレーバーはハイから非常にハイ・レベルで、とりわけフルーティー、トロピカル、ジューシーなキャラクターを伴う。ホップの苦味はローからミディアム・レベル。苦味の印象はソフトで全体のバランスときれいに調和していること。また、実際に感じる苦味のレベルはIBUの数値よりもかなり低い。モルトのアロマとフレーバーはローからハイ・レベルまでと幅が広い。濁りを促進するために、オート麦、小麦、そのほかの副原料を加えることができる。ビアスタイル名にある「ジューシー」という言葉は、大量のホップをドライホッピングすることでビールに付与される味と香りのキャラクターを言い表しており、ジュース(果汁)のキャラクターは必要ない。そのほかにホップ由来のキャラクターとして、シトラス(柑橘)、パイン、スパイス、フローラル、ブラックカラント、その他の香りが感じられてもよい。ダイアセチルがあってはならない。ボディはミディアムからフルの範囲。シルキーな触感または豊満なマウスフィールがフレーバーの全体に深みをつけるのに寄与している。クリスタルモルトよりダークなモルト、通常IPAには使用しないエール酵母、フルーツやスパイスその他の香味原料を使用してつくったバージョンは、エマージング・インディア・ペールエールに該当する。

  • 初期比重 (プラート度):1.070-1.100 (17.1-23.9)
  • 最終比重 (プラート度):1.012-1.024 (3.1-6.1)
  • アルコール度数 :7.5-10.6% ABV
  • ビタネス・ユニット:45-80 IBU 実際に感じる苦味のレベルは、この数値よりかなり低い
  • 色度数:3-7 SRM (6-14 EBC)
https://beertaster.org/beerstyle/2204_detail/2204_103.html#j103

クラフトビールレビュー

見た目 SRM

2 黄金

香り

アロマ (鼻腔前方受動器)

ややポカリのようなさわやかな塩味のある香りがある。ホップの柑橘は炭酸が強かった時、温度が低かった時は強く感じたが、後半になると控えめに感じる。嫌なホップ感はまったくない。

フレーバー(鼻腔後方受容器)

さわやかな柑橘 甘さは全くしつこくない。ホップの印象はCitra系の熟れたメロンとC系ホップの伝統的な草っぽさ。少しのニラやニンニクのような印象とそれを覆い隠すような柑橘類の皮の印象。柚子に近いが少しビネガー系の印象がある。おそらくゆこうの味。

味わい

口当たり

ビールらしい自然さ。ややもったりしている。

コクと質感

モルトの甘さをしっかりと感じる。ホップの苦みは舌の上では大きく感じない。草っぽい印象が強い。ややニラやニンニクのような印象。柑橘のミカンをつかったジャムのような心地いい甘さがとてもいい。

飲み込む瞬間

少しのダンクさ ニュージーランド系のホップ? 湿布のような ポカリのようなさわやかな印象がのどに残りとても心地がいい。

後味

ややもったりとしているがしつこくないポカリのような印象。キレていてドライという印象はない。心地いい。

イーストと柑橘の皮を感じる。

テイスティングノート

アロマ (10点満点)

モルト(3点満点)

3

ホップ(3点満点)

3

その他(4点満点) 

4

外観印象(6点満点)

色(2点満点)

2

透明度(2点満点)

2

泡持ち(2点満点)

1

フレーバー(19点満点)

モルト(3点満点)

3

ホップ(3点満点)

3

状態(2点満点)

1

渋みを感じる。

アフターテイスト(3点満点)

3

バランス(4点満点)

3

ややホップよりも柑橘の印象が強く甘さが目立つ。このスタイルであれば、もう少しフルーティなホップが前面に出てくることを期待する。

その他(4点満点) 

4

ボディ(5点満点)

4

もう少し重くあるべきだと思った。

全体印象(10点満点)

7

トータル(50点満点)

44

全体的な印象

柑橘の良さとホップの良さを両方感じられるとてもいいビールでした!

ゆこうの柑橘を存分に楽しめるジューシービールでした

↓クラフトビール関係まとめたふるさと納税記事を書いたので、よかったらみてください。↓

楽天で買えるオススメクラフトビール情報定期更新してるので、みてください!

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