AIのoutputが大きくなった今、人間はレビューと意思決定に集中する【プロンプト公開】

AI・DX
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こんにちは!クラフトビール愛好家のりほです。IT系エンジニアとしてAI活用も日々実践しているのですが、最近、AIとの向き合い方について考え方が大きく変わりました。この記事では、その考え方の変化と、今すぐ使える具体的なプロンプトを紹介します。

AIのoutputはここまで大きくなった

ルネちゃん
ルネちゃん

最近のAI、指示を1回出すだけですごい量のものを作ってくれるワン。前と全然違う気がするワン。

ホプくん
ホプくん

そうホプ。2024年から2026年にかけてAIの生成能力は急速に伸びた。1回の指示で企画書・コード・スライド・記事が出てくる時代になったホプ。「プロンプトをうまく書く技術」より、「出てきたoutputをどう扱うか」の方が重要になってきたホプ!

2025年から2026年にかけてAI技術は急速に進化し、1回のプロンプトで生成できる量・質が飛躍的に向上しました。以前は「AIにうまく指示を出す技術(プロンプトエンジニアリング)」が主な関心事でしたが、今は「AIの大量outputをどう活かすか」という段階に移っています。

人間の役割は「生成」から「レビューと意思決定」へ

りほくん
りほくん

AIが大量に出してくれるなら、人間がやるべき仕事も変わる。「自分で作る」より「AIのoutputを評価・判断する」方に集中すべきだと気づいたんだ。

以前
人間が作成し、AIで少し補助するAIが大量生成し、人間がレビュー・判断する
人間の価値=うまく作ること人間の価値=正しく判断すること
AIは補助ツールAIは実行エンジン

さらに重要なのが、AIにレビューもさせるという発想です。人間がすべてのoutputを確認するのは現実的ではありません。「AIが生成 → 別のAIがレビュー → 人間が最終判断」というフローを作ることで、人間の判断コストを大幅に下げることができます。

このブログ自体もその実践です。Claude Code(AI)が記事のHTML更新・SEO施策を実行し、別のプロンプトでファクトチェック・品質評価を行い、筆者のりほが最終確認してから公開しています。毎週GSC(Google Search Console)でクリック数・順位変動を測定し、その結果を見ながら次の施策を判断するサイクルを回しています。

AIが得意な形式を使う:まずMarkdownから始める

ルネちゃん
ルネちゃん

WordのファイルをAIに渡したらうまく処理してくれなかったワン。何が違うワン?

ホプくん
ホプくん

WordやPowerPointは書式情報が多くてAIがノイズとして処理しやすいホプ。AIと相性が良いのはMarkdown(.md)とプレーンテキストホプ。形式を合わせるだけで、outputの質が一段上がるホプ!

形式AIとの相性用途
Markdown(.md)最高企画書・仕様書・ブログ記事・会議メモ
プレーンテキスト(.txt)シンプルなメモ・データ
HTMLWebコンテンツ・スライド生成
Word(.docx)読み取りは可能だが書式がノイズになりやすい
PowerPoint(.pptx)AIが生成・編集するには不向き

実践1:MDファイルから本格スライドを自動生成する

りほくん
りほくん

「企画書のMDを渡すだけで16:9のプレゼンスライドが自動生成される」プロンプトを公開しているよ。PowerPointは一切不要で、ブラウザで動くHTMLとして出力されるんだ。

使い方は3ステップです。

  1. 企画書や構成案をMarkdown形式(.md)で書く
  2. AIに slides-pro.md のプロンプトを渡し、MDの内容を貼り付ける
  3. 出力されたHTMLファイルをブラウザで開いてプレゼンに使う
slides-pro.md の生成スライドの特徴詳細
比率16:9(プレゼン標準)
操作左右キーでスライド切り替え
出力PDF出力対応
視認性本文フォント20px以上、コントラスト比4.5:1以上を自動確保
情報量制御1スライド5項目以内ルールを自動適用(はみ出し防止)
必要ソフトブラウザのみ(PowerPoint不要)

実践2:アイデア1行から提案書まで、AIがレビューしながら進む

ルネちゃん
ルネちゃん

「なんとなく思いついたサービスのアイデア」から本格的な企画書まで作れるワン?

りほくん
りほくん

作れるよ。しかも各ステップにAIが採点してくれるレビュープロンプトがセットになっているから、「進めるべきか」の判断を人間がゼロから考える必要がない。

ステッププロンプト何が起きるか
1. アイデア発展business-idea.md一言のメモを対話で発展。市場・ペルソナ・収益モデルを整理してMD企画書を出力
2. アイデアレビューreview-business-idea.md独自性・市場性・実現可能性など5軸でS/A/B判定。進めるか判断する材料を出す
3. 提案書生成business-proposal.mdペルソナ・TAM/SAM分析込みの本格提案書をMD形式で生成
4. 提案書レビューreview-proposal.md構成・論理性・説得力の5軸100点評価。人間は最終的なGo/No-Go判断だけ行う

ステップ3で完成したMD企画書を slides-pro.md に渡せば、そのまま提案スライドに変換できます。「MD企画書 → AIレビュー → 提案スライド」というフローが完結します。

実践3:3エージェント開発でコード品質を担保する

ホプくん
ホプくん

コード開発でもAIにレビューさせる仕組みが使えるホプ。1つのAIセッションに全部やらせるより、3つに役割を分けた方が品質が格段に上がるホプ!

ターミナルを3つ開き、それぞれ異なるプロンプトを割り当てます。dev/three-agent/ のREADMEに詳細な手順が書かれています。

役割プロンプト担当内容
リーダー(ターミナル1)leader.mdゴール設定・テスト方針・タスク分解・次イテレーション指示
実行(ターミナル2)executor.mdテスト作成→実装→リファクタのTDDサイクルを実行
レビュー(ターミナル3)reviewer.mdテストと実装の品質を100点満点で評価、改善指示または次サイクル承認

レビューが100点未満であれば実行エージェントに差し戻して再実装、100点で初めて次のイテレーションに進みます。人間は「何を作るか」の方向性を決めるだけです。テストファーストの開発原則(TDD)をAIが自律的に守る仕組みです。

今日から始めるMD活用:業務文書をMarkdownで書く

りほくん
りほくん

スライドや提案書以外でも、業務文書をMDに変えるだけでAIとの連携がすぐに改善されるよ。まずここから始めるのがおすすめ。

業務MD活用例
会議メモMDで書いてAIに「アクションアイテムを抽出して」と渡す
要件定義MD → specification.md で技術仕様書に変換
新規企画MD → business-idea.md で提案書に発展
プレゼン準備MD構成案 → slides-pro.md でスライド化
ブログ・記事MD → WordPressのHTMLに変換

推奨エディタはVS Code(無料)またはObsidian(無料)。Notionを使っている場合はMDエクスポート機能でそのまま使えます。

プロンプト一覧:Job-Automate

この記事で紹介した全プロンプトは GitHub(Job-Automate) で無料公開しています。

やりたいことプロンプト
MDからスライドを作るcontent/slides-pro.md
スライドをAIにレビューさせるcontent/review-slides.md
アイデアを企画書に発展させるdocs/business-idea.md
アイデアをS/A/B判定するdocs/review-business-idea.md
提案書・企画書を生成するdocs/business-proposal.md
提案書を100点評価するdocs/review-proposal.md
MDから技術仕様書を作るdocs/specification.md
3エージェントでTDD開発するdev/three-agent/
ホプくん
ホプくん

まとめると「形式をMDに変える」「AIが生成したものをAIにレビューさせる」「人間は方向性の判断だけに集中する」の3つが今のAI活用の核心ホプ!

りほくん
りほくん

「まずMDで書いてみる」だけでも、AIとの連携が一気にスムーズになるよ。そこからスライド生成や提案書ワークフローにステップアップしていこう。全部無料で試せるから、ぜひ手を動かしてみて!

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