【横浜駅徒歩5分】THRASH ZONE完全レビュー – 2011年創業の老舗ブルワリーと絶品クラシカルIPA

神奈川県にあるクラフトビールブルワリー「THRASH ZONE」に行ってきました。2011年からビール醸造を開始している老舗ブリューパブです。10年以上続いているというのは、本当にすごいことです。特にクラシカルなWest Coast IPAが絶品でした！

THRASH ZONE訪問記録

Instagramの投稿: THRASH ZONE訪問の様子

【初心者向け解説：ブリューパブ】

ブリューパブとは、クラフトビール醸造所を併設したビアバー、パブ、タップルームのことです。自分たちで作ったビールをその場で提供するため、最も新鮮な状態でビールを楽しめるのが特徴です。一般的なビアバーとの違いは、自社製造のビールが飲めることと、醸造所を見学できる場合があることです。

他のブリューパブ巡りの記録もぜひ見ていってください！

https://rihobeer.com/category/beer/brewpub/

『THRASH ZONE』お店情報

THRASH ZONEの歴史と特徴

THRASH ZONEは日本でクラフトビールが広まり始める前からブリューパブとして営業している横浜のビール聖地です。2011年から醸造を開始しており、日本のクラフトビール黎明期からの老舗ブルワリーと言えます。

THRASH ZONE 営業情報

営業時間	13:00～20:00（土日祝・平日共通）
住所	〒221-0835 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-10-7 田村ビル
アクセス	横浜駅から徒歩5分
公式サイト	http://www.beerdrinkinginternational.com/aboutus.htm

営業時間は変更される可能性があるため、訪問前に最新情報をご確認ください。土日祝は昼飲みもできるので、ランチタイムから楽しめます。

地図と周辺情報 – 横浜駅から徒歩5分！

THRASH ZONEはとてもアクセスが良く、横浜駅から徒歩5分で着きます。周辺には様々なお店があり、クラフトビール巡りの拠点としても最適です。横浜駅から最も近いブリューパブの一つと言えるでしょう。

横浜の他のブルワリーへのアクセスも良好です。LIBUSHI馬車道まで20分程度、TKBrewingも近いため、複数のブルワリーを巡る横浜クラフトビール巡りの起点としておすすめです。

関連記事：LIBUSHI馬車道訪問レポート

THRASH ZONEで飲んだクラフトビール

THRASH ZONEのクラフトビール提供スタイル

THRASH ZONEの最大の特徴は、ビールについての説明が一切ないメニュースタイルです。ビアスタイルすら明記されていないため、全く予測がつかないのが面白いところです。お店の方に好みを伝えて選んでもらうか、事前情報をもとに選ぶことになります。このクラシカルな体験も、THRASH ZONEならではの魅力です。

クラフトビールの味わいレビュー

最初に飲んだのは、ビターなモルト感が特徴的なペールエールと思われるビールです。メニュー名を見て選んだので何が来るのか分からず、ドキドキする楽しさがありました。モルトの香ばしさとホップのバランスが絶妙で、アメリカンクラフトビールの伝統的な味わいを感じられました。

【初心者向け解説：West Coast IPA】

West Coast IPAとは、アメリカ西海岸発祥のIPAスタイルで、強烈なホップの苦味と香りが特徴です。現在主流のジューシーでフルーティーなNew England IPAとは対照的に、ドライでクリアな味わいとピリッとした苦味、松やハーブ、時にはタバコのような風味を持ちます。クラフトビール黎明期の代表的スタイルの一つです。

2杯目は、Double IPAを注文しました。コロンバスやマグナムなどのホップによくある、リコリス、タバコ感が強烈なWest Coast IPAでした。非常に個性的で素晴らしい味わいです。特に飲み込む瞬間の感覚が素晴らしく、するーっと喉に入っていくのに、余韻としてきれいにタバコや灰のような感覚、わずかな土っぽさが喉から鼻にかけて上がってくる完成度の高さに感動しました。フルーティーさは控えめで、クラシカルなWest Coast IPAの真髄を味わえる一杯でした。

味わい要素	強度（1-5）	特徴
苦味	4/5	力強くドライな苦味。後味まで残る
甘味	2/5	モルトの甘さは控えめで、ホップが主役
酸味	1/5	ほとんど感じられない
ボディ	3/5	中程度の厚み。飲みやすさと力強さのバランス
アロマ強度	5/5	タバコ、リコリス、松のような強烈な香り

全体的な感想

店内ではメタリカが流れており、音楽とビールの組み合わせでテンションが上がりました。特にWest Coast IPAの完成度が非常に高く、クラシカルなアメリカンクラフトビールの良さを再認識できる訪問でした。メニューに説明がない独特のスタイルも含め、友人と一緒に「これは何だろう」と会話しながら飲むのも楽しいお店です。運ばれてくるまでのドキドキ感が魅力の一つです。

他のブリューパブ巡りの記録もぜひ見ていってください！

https://rihobeer.com/category/beer/brewpub/

入り口の秘密基地感も最高です！

よくある質問

Q: THRASH ZONEはクレジットカードは使えますか？

A: クレジットカード決済に対応しています。現金、カード両方使用可能です。

Q: 予約は必要ですか？

A: 基本的には予約不要です。特に平日昼間は比較的空いていることが多いです。

Q: ビールの種類はどのくらいありますか？

A: 訪問時期によって異なりますが、常時5〜10種類程度のクラフトビールがあります。説明はありませんが、店員さんに好みを伝えると適切なものを選んでくれます。

Q: フードメニューはありますか？

A: 軽食メニューがあります。ビールに合うシンプルなおつまみが中心です。

THRASH ZONEでの注文方法

THRASH ZONEでは、カウンターで直接注文するスタイルです。初めての方でも気軽に楽しめるよう、以下の手順を参考にしてください。

Step 1:	カウンターに行き、「○○（メニュー名）をお願いします」と注文
Step 2:	支払い方法を選択（現金またはクレジットカード）
Step 3:	ビールを受け取り、席に戻る
Step 4:	追加注文はその都度カウンターで行う

「今日のおすすめは何ですか？」と聞いてみるのも良いでしょう。店員さんが季節のビールや隠れた名品を教えてくれます。

横浜のおすすめブリューパブ

横浜エリアには他にも魅力的なブリューパブがあります。THRASH ZONEと合わせて訪問するのがおすすめです。

LIBUSHI馬車道	横浜・馬車道にあるブリューパブ。THRASH ZONEから約20分。
TKBrewing	横浜駅周辺のブルワリー。多彩なスタイルのビールが楽しめる。
横浜ビール	横浜を代表する老舗クラフトブルワリー。

関連記事：横浜ブリューパブ巡り特集