BALE BREAKER / BOTTOMCUTTER IIPA (IIPA 8.2%) レビュー

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rihobeer

IT系の会社員として働きながら、大好きなクラフトビールの世界で活動中!日本のビアジャッジ資格を取得し、新米審査員として2024年のJGBAに参加しました。東京での活動を経て、現在はシアトルに拠点を移し、2027年末までアメリカでビール文化を学びながら楽しんでいます。

ビールの魅力を発信するのが私のライフワークです。「ビールをもっと身近に」をテーマに、業界に貢献できることを探しながら、ビールに関わるお仕事やプロジェクトにも積極的に挑戦したいと考えています。

もしお手伝いできることがあれば、ぜひお気軽にご連絡ください!SNSやメール(riho.dare at gmail.com)でのご連絡を楽しみにお待ちしています。クラフトビールを通じて、皆さんとつながれる日を楽しみにしています!

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みなさん、こんにちは!今回は、ホップ農場を持つアメリカのクラフトブルワリー「BALE BREAKER(ベールブレイカー)」の「ボトムカッターIIPA」をご紹介します。自家製ホップを使用した本格派クラフトビールの魅力、味わい、香りのすべてをお伝えします!初心者の方にもわかりやすく解説していますので、ぜひ最後までお読みください。

BALE BREAKERとは?

BALE BREAKER(ベールブレイカー)は、自社のホップ農場を持つアメリカのクラフトブルワリーです。ホップ栽培に携わる農家が立ち上げたブルワリーで、原料から醸造までを一貫して行う「ファーム・トゥ・グラス(農場から直接グラスへ)」をコンセプトにしています。

自家栽培のヤキマバレー産ホップを贅沢に使用し、フレッシュで芳醇な香りと味わいを実現しているのが特徴です。アメリカのクラフトビールシーンで高い評価を受け、日本でも着実にファンを増やしています。

BALE BREAKERのボトムカッターIIPAのボトル画像
BALE BREAKERのボトムカッターIIPA

ボトムカッターIIPAについて

特徴と原材料

ボトムカッターIIPAは、自家製ヤキマホップをダブルドライホップしたインペリアルIPA(IIPA)です。アルコール度数は8%と高めながらも、飲みやすさを追求した逸品です。

【初心者向け解説】
「インペリアルIPA(IIPA)」とは、通常のIPAよりもホップとモルトの量を増やし、アルコール度数を高くした強いタイプのビールです。「ダブルIPA」とも呼ばれます。

「ドライホップ」とは、醸造の後期段階でホップを加える製法で、苦味よりも香りを引き出すために行われます。「ダブルドライホップ」は、この工程を2回行うことで、より豊かな香りを実現しています。

このビールは、色は薄めですが、シトラスとパインのホップの特徴がしっかりと感じられるように醸造されています。辛口に仕上げるために、以下の原材料を絶妙なバランスで配合しています。

  • 使用モルト:2-Row、Munich、C-10、Carapils、Dextrose
  • 使用ホップ:Citra®、Simcoe®、Ekuanot™、Mosaic®、Warrior®
  • 使用酵母:BBBC House Strain(自社酵母)

「ボトムカッター」という名前は、収穫時にホップ畑を移動するトラクターに由来しています。このネーミングにも、彼らのホップ農場としての誇りが感じられますね。

発売日と入手方法

このビールは2022年12月11日に発売されました。私が今回レビューするボトルは、東京の「The Slop Shop」で購入しました。

「The Slop Shop」は東京のクラフトビール専門店で、アメリカを中心とした世界各国のクラフトビールが豊富に揃っています。

ボトムカッターIIPAをグラスに注いだ状態の画像
グラスに注いだボトムカッターIIPA

徹底レビュー

それでは、実際にこのビールを飲んで感じた特徴をご紹介します。クラフトビール初心者の方にもわかりやすいよう、丁寧に解説していきます。

見た目

グラスに注ぐと、クリアな黄金色のボディが印象的です。多くのIPAに見られる濁りがなく、透明度の高さが特徴です。適度な泡立ちで、グラスの中で美しい佇まいを見せています。

ボトムカッターIIPAの色合いと透明度がわかる画像
クリアな黄金色が特徴的なボディ

香り

アロマ(鼻から直接感じる香り)

グラスに近づけると、まず上品な紅茶のような香りが広がります。その後、フレッシュなホップの香りが鼻腔をくすぐります。アルコールの強さを感じさせつつも、それを心地よく包み込むホップの香りがバランス良く調和しています。

ホップの香りは強すぎず弱すぎずの絶妙なバランスで、ベリー系のフルーティーな印象も感じられます。まさに「ホップ農場」が育てた新鮮なホップを使用している証といえるでしょう。

フレーバー(口に含んだ時に鼻から抜ける香り)

一口飲むと、紅茶、チョコレート、アルコール、ヨーグルト、ココナッツのような複雑な香りが鼻から抜けていきます。特に特徴的なのは、エクアノットホップ由来のメロンとチョコレートが混ざったような甘い香りです。この香りが全体を支え、バランスを取っています。

【初心者向け解説】
「エクアノットホップ」は、アメリカで開発された比較的新しいホップ品種で、メロン、ベリー、チョコレートなどの複雑な香りが特徴です。この独特の香りが、このビールの個性を作り出しています。

味わい

口当たり

伝統的なビールらしい口当たりで、アルコール度数8%とは思えないほどスムーズな飲み心地です。炭酸は強すぎず弱すぎず、心地よい刺激を舌に与えてくれます。

コクと質感

口に含むと、まずモルトの優しい甘さと香ばしさが広がります。その後を追うように、ホップのフルーティーな風味が口全体に広がっていきます。紅茶を飲んでいるような心地よさがあります。

興味深いのは苦みの出方です。舌の上で温度が上がると苦みが強く感じられますが、そうでなければ苦みは目立ちません。これにより、ゴクゴク飲めるけれど、じっくり味わうこともできるという二面性を持っています。

飲み込む瞬間

飲み込む瞬間にアルコールの強さを実感します。ストーンブリューイングのビールに似た力強さがあり、「ダンク」と呼ばれる濃厚な風味も少し感じられます。「ドン!」というよりは「ズドン」と喉に入っていく感覚で、満足感のある飲み応えです。

【初心者向け解説】
「ダンク」とは、クラフトビール用語で、濃厚でジューシーな味わいを表現する言葉です。特にホップの香りと麦芽の甘さがうまく溶け合った状態を指します。

後味

飲み終わった後は、酸味のない八朔(はっさく)のような柑橘系の余韻が美しく広がります。ドライな後味で、わずかに刺激的な「チクチク感」も感じられますが、不快ではなく心地よいアクセントになっています。

全体的な印象

アルコール度数8%とは思えないほど引っかかりなく飲めるのが最大の魅力です。一方で、飲み終わった後にはしっかりとアルコールの存在感を実感できる、絶妙なバランスのビールです。

BALE BREAKERのホップ農場での経験と情熱が詰まった一杯で、常に冷蔵庫に置いておきたいタイプのクラフトビールです。アルコール度数の高さがもたらす満足感と、飲みやすさを両立させた見事な逸品といえるでしょう。

空になったボトムカッターIIPAのボトル
美味しく飲み干したボトル

まとめ

BALE BREAKERの「ボトムカッターIIPA」は、自家栽培ホップの魅力を最大限に引き出した逸品です。初心者の方にも飲みやすく、クラフトビール通の方も満足できる、バランスの取れた味わいが特徴です。

特に以下のポイントがおすすめです:

  • 紅茶やベリーを思わせる豊かな香り
  • アルコール8%とは思えない飲みやすさ
  • フレッシュなホップの風味
  • クリアでありながら味わい深い
  • すっきりとした後味

見かけたら、ぜひ一度試してみてください!クラフトビールの魅力を存分に感じられる一杯です。

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