埼玉県小川町にあるクラフトビールブルワリー 麦雑穀工房さんのブリューパブ に行ってきました!一階が醸造所、二階がタップルームになっている素敵な施設です。以前フォロワーさんとオンライン飲み会をした際に、フォロワーさんが麦雑穀工房さんの雑穀ヴァイツェンを届けてくれました。これが衝撃的にうまくて、いつか行きたいと思っていました。夏休みに行くことができました!
ルネちゃん
クラフトビール初心者ですが、麦雑穀工房の特徴は何ですか?
りほ
埼玉の小さなブルワリーながら、「雑穀ヴァイツェン」という独自のビールが大人気!地元の雑穀を使った香り豊かなビールと、木樽熟成の「NaRa」シリーズが特徴です。どれも副原料に頼らず、ビール本来の味わいを大切にしています。

ブリューパブとは
クラフトビール醸造所併設のビアバー、パブ、タップルームのことです。りほはそういう場所が大好きなので、全国の ブリューパブ巡り / ブルワリー巡りをしています。ビアバーが醸造所施設から離れており、正確に表現すると「ブリューパブではなく直営店」であるお店も、本ブログではブリューパブとして紹介しています。
ルネちゃん
ブリューパブとタップルームの違いって何ですか?
りほ
基本的に同じものを指しますが、ブリューパブは「醸造所+飲食店」、タップルームは「ビールを提供する場所」というニュアンスの違いがあります。どちらも醸造所から直接提供される鮮度抜群のビールが楽しめるのが魅力です!
他のブリューパブ巡りの記録もぜひ見ていってください!
https://rihobeer.com/category/beer/brewpub/
ブリューパブ お店情報 『麦雑穀工房マイクロブルワリー』
ブルワリー 麦雑穀工房さんについて
雑穀ヴァイツェンが本当においしいブルワリーで、ほかにもバレル(木樽)熟成やフーダー(木製の縦型タンク)で熟成を行う「NaRa」シリーズは大人気です。MBCT’22で飲んだ際もとてもおいしく感動しました。
ルネちゃん
バレル熟成やフーダーって何ですか?初心者にも分かりやすく教えてください
りほ
バレルは樽のこと、フーダーは大きな木製タンクのことです。木の中でビールを寝かせると、木の香りや複雑さが加わって風味が豊かになります。ワインやウイスキーの樽を使うことで、それらの香りも少し移り、深みのある味わいに変化するんですよ!
以下、ビアクルーズさんの記事です。
https://beer-cruise.net/beer/100926.html
『麦雑穀工房マイクロブルワリー』営業情報
営業時間 | 水~金:15:00~18:30 土日祝:11:00~18:30 月火:定休日 |
住所 | 〒355-0328 埼玉県比企郡小川町大塚88−6 |
アクセス | 小川町駅から徒歩6分 |
麦雑穀工房さんの公式サイト・SNS
公式サイト | https://www.craft-beer.net |
オンラインショップ | https://zakkoku-beer.shop/ |
@zakkokubeer | |
麦雑穀工房 Facebook |
麦雑穀工房 アクセスと二件目候補

小川町駅から徒歩6分でした。ずっと気になっていた中華そば 136というラーメン屋さんからもアクセスが良かったので、ラーメン屋さんに行ってから行きました。
『麦雑穀工房マイクロブルワリー』クラフトビール
クラフトビール タップリスト(飲めるビール一覧)

タップは頻繁に変わるようでした!また、Sグラスからブルワリーグラスなのもありがたいですね。ヴァイツェンのLのみ無地のヴァイツェングラスでした。
ルネちゃん
クラフトビールのサイズ表記がよくわかりません。SとかLとか何ml?
りほ
お店によって異なりますが、一般的にSは200〜300ml、Mは350〜400ml、Lは500mlくらいです。麦雑穀工房ではSサイズが手頃で色々な種類を試せるのでおすすめ!初めてのお店ではまずSサイズで飲み比べるのが賢い飲み方です。
クラフトビールの感想 雑穀ヴァイツェンも飲めました!
味わい要素 | 強度(1-5) | 特徴 |
---|---|---|
苦味 | 2/5 | 穏やかで心地よい |
甘味 | 4/5 | バナナのような優しい甘み |
酸味 | 2/5 | 控えめながらフレッシュな印象 |
ボディ | 3/5 | ミディアムボディで飲みやすい |
アロマ強度 | 4/5 | バナナとクローブの香りが豊か |
以前通販サイトで同じビールを買って飲むオンライン飲み会で飲みました。その時に衝撃を受けたビールです。現地で飲むと、ヴァイツェンのバナナのような香りをより鮮明に感じられました。本当においしかったし、ここに来てよかったと改めて思いました。今思うと、離れる前にもう一杯飲めばよかったなぁ。
【初心者向け解説:ヴァイツェン】
ヴァイツェンとは小麦を使用したドイツ発祥のビアスタイルです。バナナやクローブ(丁子)のようなフルーティーでスパイシーな香りが特徴で、泡立ちがよく、喉越しがなめらかです。ドイツでは朝食と一緒に飲まれることもある親しみやすいビールで、日本のクラフトビール入門としてもおすすめです。

ごくごくケルシュです。こちらはキンキンに冷やされていて、夏の暑い日にはぴったりでした。スパイシーな香りにレモンのような柑橘が心地よくて、一杯目よりもかなり早いペースで飲んでしまいました。



続けて、山桃セゾン2021、イロドリウォーターメロン、イロドリガーデンハーブを飲みました。山桃セゾンは、桃のフルーティさ、スパイシーさがビールときれいに溶け合っていて、美しいバランスで感動しました。イロドリシリーズもどちらもビールとメロン、ハーブのバランスがほどよくて。どのビールも副原料ではなく、ビールが主役だと思いました。ちゃんと感想書きたいな。と思いながらもおいしすぎて一気に飲んでしまいました。
【初心者向け解説:セゾン】
セゾンはベルギー発祥のビアスタイルで、元々は農作業の季節(セゾン)に飲むために作られていました。フルーティな香りとスパイシーな風味、軽快な酸味が特徴です。さっぱりとした飲み口で、様々な料理と合わせやすいのも魅力。果物やハーブなどの副原料と相性が良く、クリエイティブなバリエーションが多いスタイルです。

最後にポーターです。ややたばこ感がありながらも、モルトの甘みも感じられてとてもおいしかったです。チョコレートが欲しくなりました。
『麦雑穀工房マイクロブルワリー』全体的な感想
静かな町の中でのんびりとした時間が過ごせるステキなブリューパブでした。ビールもどれも本当においしかったです。本当に楽しかったです。東京からはやや遠いですが、小旅行気分でした。他のブリューパブ巡りの記録もぜひ見ていってください!https://rihobeer.com/category/beer/brewpub/

ぜひ皆さん、行ってみてください!
よくある質問
Q: 予約は必要ですか? |
A: 特に予約は必要ありません。ただし、土日祝日は混み合うこともあるので、早めの時間帯の訪問がおすすめです。 |
Q: ビール以外のドリンクやフードメニューはありますか? |
A: 軽食メニューはあります。詳細は公式サイトか電話でご確認ください。ノンアルコールドリンクも用意されています。 |
Q: ボトルの持ち帰りはできますか? |
A: はい、ボトルの販売もしています。季節限定や人気商品は売り切れることもあるので、気になるものがあれば早めに購入することをおすすめします。 |
日本のブルワリー巡り
2024年まで日本在住だった筆者が、全国各地のクラフトビールシーンを巡る旅の記録を公開しています。北は北海道から南は九州まで、日本全国の個性豊かなブルワリーを訪問。蔵元直営のタップルームから地域に根差したビアパブまで、日本のクラフトビール文化を体験するレポートを発信中。季節限定醸造や地元食材を活かしたユニークなビール、杜氏との対話など、日本のクラフトビールの魅力を深掘りしたコンテンツはこちらのタグページからご覧いただけます。
https://rihobeer.com/tag/japan-ja/
アメリカのクラフトビール探訪記
現在シアトル在住の筆者が、本場アメリカとカナダのクラフトビールシーンを巡る旅の記録を公開しています。ロサンゼルスの人気醸造所からポートランドの隠れた名店、バンクーバーのユニークなタップルームまで、北米各地のブルワリー訪問レポートを発信中。地元でしか味わえない限定ビールや醸造家との対話など、北米のビール文化を深掘りしたコンテンツはこちらのカテゴリーページからご覧いただけます。
https://rihobeer.com/category/beer/brewpub/usa
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