【2022年限定】志賀高原ビール フレッシュホップIPA完全レビュー – 八朔のような和柑橘香る瑞々しい一杯
今回は、日本を代表するクラフトブルワリー「玉村本店(志賀高原ビール)」が季節限定で醸造する「フレッシュホップIPA」をレビューします。収穫したての生ホップを使用することで生まれる瑞々しさと、八朔のような和柑橘の風味が特徴的なこのビールは、毎年ホップ収穫の季節に限定醸造される特別な一杯です。日本のクラフトビールシーンを牽引するブルワリーが送る、旬のみに味わえる美しいIPAの魅力に迫ります。
志賀高原ビール フレッシュホップIPAの基本情報
- 商品名: 志賀高原ビール フレッシュホップIPA
- ブルワリー: 玉村本店(長野県)
- ビアスタイル: フレッシュホップIPA / ウェットホップIPA
- 特徴: 収穫したての生ホップを使用した季節限定ビール
- 発売日: 2022年10月5日
- 購入場所: 目白田中屋
- 公式サイト: http://tamamura-honten.co.jp/?pid=163410035
【初心者向け解説:フレッシュホップIPAとは】
フレッシュホップIPA(ウェットホップIPAとも呼ばれる)は、ホップ収穫期に合わせて限定醸造されるビールです。通常、ホップは収穫後に乾燥させて保存されますが、フレッシュホップビールでは収穫したての生(ウェット)の状態のホップを使用します。乾燥工程を経ないことで、ホップ本来の瑞々しさや繊細な香り成分が保たれ、通常のIPAとは一線を画す爽やかな風味が特徴です。クラフトビール界では「収穫の恵み」として毎年楽しみにされている季節の風物詩です。
【初心者向け解説:志賀高原ビールとは】
志賀高原ビールは、長野県の玉村本店が手がけるクラフトビールブランドです。1997年に初代の「志賀高原ビール」を発売して以来、日本のクラフトビール業界を牽引する存在として知られています。特にIPAやインペリアルスタウトなどのホップ主体のビールに定評があり、「House IPA」や「ポーター」などの定番商品に加え、季節限定や実験的な特別醸造ビールも人気を集めています。国内外のビアコンテストでも高い評価を受ける、日本を代表するクラフトブルワリーの一つです。
どんなビール?
特徴と製法
「はっさくとか、大きめの黄色い和の柑橘のような印象に、ちょっとヨーロッパのノーブルホップみたいなニュアンスが加わった、心地いい香りと苦味。やはり生ホップならではの、みずみずしさが最大の特徴。」
志賀高原ビールのフレッシュホップIPAは、ホップ収穫の季節にのみ醸造可能な、特別なIPAです。通常のIPAと異なり、乾燥させていない収穫したての生ホップを使用することで、乾燥過程で失われがちな繊細な香り成分を活かした風味が楽しめます。
特に特徴的なのは、八朔のような和柑橘を思わせる風味と、ヨーロッパのノーブルホップのようなニュアンスが融合した独特の香りと苦味です。日本産ホップを使用しているため、和の風味が感じられるのかもしれません。フレッシュホップならではの「みずみずしさ」が、このビールの最大の魅力となっています。
【初心者向け解説:八朔とは】
八朔(はっさく)は、日本原産の柑橘類で、グレープフルーツとオレンジの中間のような風味を持ちます。皮が厚く、果肉は酸味と苦味を伴った独特の甘さが特徴です。名前の由来は旧暦の8月1日(八朔)に収穫されることからきています。伝統的な日本の果物で、特に和菓子や飲み物のフレーバーとして親しまれています。ビールでこの風味が感じられるのは、日本産ホップや製造方法の特徴かもしれません。
フレッシュホップIPAの評価
ビールレビュー
見た目
グラスに注ぐと、やや濁り気のあるクリアな外観です。完全に透明というわけではありませんが、極端に濁ったヘイジースタイルほどではなく、ちょうど中間くらいの透明度を持っています。
香り
アロマ (鼻腔前方受動器)
フレッシュホップの新鮮な香りが第一印象です。収穫したての草原のような爽やかな青臭さがあり、同時にシーザードレッシングのような複雑な深みも感じられます。ミントのような湿布感も強いですが、それをさらに上回る清々しい草原のような爽やかさが特徴的です。
言葉だけでは表現しきれないような「みずみずしさ」があります。その奥には、モルトの心地よい甘さ、キャラメルのようなウットリとした風味も控えめに存在します。わずかにタンパク質のようなニュアンスも感じられ、焦げっぽいけれど不快ではないキャラメル感が印象的です。
フレーバー(鼻腔後方受容器)
口に含んだ後に鼻に抜ける香りは、ミント系の爽やかさとアロエのような草っぽさが特徴的です。これらが非常に瑞々しく、新鮮な印象で鼻腔に広がります。生ホップならではの風味が最も感じられる部分かもしれません。
味わい
口当たり
口に含んだ瞬間は、典型的なビールらしい自然な印象があります。IPAらしい苦みの予感がありながらも、最初はバランスの取れた飲み心地です。
コクと質感
グレープフルーツやドラゴンフルーツのような酸味とフルーティーさが広がり、同時に紅茶の皮のような風味も感じられます。苦みは予想以上に強く、口に当たった瞬間から強烈なIPAらしい苦みが主張します。
特筆すべきは、その苦みがとにかくフレッシュだということです。ホップの苦みには「酸化しすぎて特徴が薄れてしまったもの」と「新鮮すぎてシンプルに美しいもの」があると感じますが、このビールは明らかに後者です。その美しさは特筆に値します。
また、オレンジのような甘さも瑞々しく感じられます。「オレンジのような風味があるビール」と「みずみずしさを感じるビール」は明らかに違うことがこのビールからよく分かります。苦みの広がり方にも特徴があり、やや日本酒を思わせるような独特の展開があります。
飲み込む瞬間
飲み込む際に感じられるのは、ダンク(湿った重さ)が全くない清々しさです。やや強めの酸味が感じられ、特に口の上側に残るような特徴的な酸味です。
後味
八朔のような酸味と甘みを伴った清涼感が長く続きます。この余韻の美しさは特筆に値します。八朔が嫌いでなければ、非常に魅力的に感じられる後味で、ビールを飲んだ後もしばらく心地よさが続きます。
全体的な印象
このフレッシュホップIPAは、本当に新鮮で美しいビールです。特に「COEDOの毬花(まりはな)」のようなフレッシュホップビールが好きな方には、強くおすすめできます。
特筆すべきは、八朔のような和柑橘の風味をここまで美しく表現したIPAは初めてという体験です。日本のクラフトビールならではの個性が感じられ、正に季節限定で味わえる特別な一杯といえるでしょう。
缶の底の部分
興味深いことに、缶の底に溜まった部分もしっかりと味わってみました。本体とほぼ変わらない風味ですが、八朔のような風味がやや強く感じられます。美しい味わいは変わらず、むしろ八朔の果実の甘い部分もより強く感じられました。底の部分だけでもしっかり飲む価値があり、本体の濃い味わいバージョンとも言えます。
フレッシュホップIPAのおすすめポイント
- 季節限定の特別感: ホップ収穫期にのみ醸造される希少なビール
- 和柑橘の風味: 八朔を思わせる独特の風味が楽しめる
- 瑞々しさの体験: 生ホップならではの新鮮さを味わえる
- 日本のクラフトビール文化: 志賀高原ビールという日本を代表するブルワリーの実力を感じられる
- 食事との相性: 特に和食と相性が良く、刺身や焼き魚などと合わせるのがおすすめ
まとめ:生ホップが織りなす一期一会の味わい
志賀高原ビールのフレッシュホップIPAは、「一期一会」という言葉がぴったりの季節限定ビールです。収穫したての生ホップから生まれる瑞々しさと、八朔を思わせる和柑橘の風味が見事に調和した特別な一杯です。
日本のクラフトビールシーンを牽引する玉村本店だからこそ実現できた、フレッシュホップの魅力を最大限に引き出した傑作と言えるでしょう。毎年秋に限定発売されるため、見かけたらぜひ手に取ってみることをおすすめします。次のシーズンまで同じ味わいに出会うことはできない、正真正銘の季節の風物詩です。
【フレッシュホップビールを楽しむコツ】
フレッシュホップビールは、その名の通り「鮮度」が命です。できるだけ製造日に近い時期に購入し、なるべく早く飲むのがベストです。保存する場合は必ず冷蔵庫で保管し、光と熱から守りましょう。また、温度は7-10℃程度のやや冷え過ぎない状態で飲むと、香りがより豊かに広がります。日本産のフレッシュホップビールは和食と特に相性が良いので、秋の旬の食材と合わせて楽しむのもおすすめです。
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