Fremont Brewingを満喫!シアトルでクラフトビールを楽しむ旅行ガイド

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rihobeer

IT系の会社員として働きながら、大好きなクラフトビールの世界で活動中!日本のビアジャッジ資格を取得し、新米審査員として2024年のJGBAに参加しました。東京での活動を経て、現在はシアトルに拠点を移し、2027年末までアメリカでビール文化を学びながら楽しんでいます。

ビールの魅力を発信するのが私のライフワークです。「ビールをもっと身近に」をテーマに、業界に貢献できることを探しながら、ビールに関わるお仕事やプロジェクトにも積極的に挑戦したいと考えています。

もしお手伝いできることがあれば、ぜひお気軽にご連絡ください!SNSやメール(riho.dare at gmail.com)でのご連絡を楽しみにお待ちしています。クラフトビールを通じて、皆さんとつながれる日を楽しみにしています!

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Fremont Brewingを満喫!シアトルでクラフトビールを楽しむ旅行ガイド

こんにちは、クラフトビール好きのりほです。今回は、シアトルの人気ブルワリー「Fremont Brewing(フリーモント・ブリューイング)」の魅力や最新タップリスト、そして私が実際に飲んだビールのレビューをお届けします!

今回から日本人向けに、Fremont Brewingなどのタップルームでのビールの注文方法も記事に追加しました!

Fremont Brewing タップリストとメニュー

  • Golden Pilsner:クラシックなピルスナー。軽やかでスムーズ。
  • Sky Hazy Pale:ヘイジーなペールエールでフルーティーな香り。
  • Blue Pale Ale:モルトの甘みとホップのバランスが絶妙。
  • Lush IPA:トロピカルフルーツの香りが印象的なジューシーなIPA。
  • Hustle DIPA:アルコール度数が高めで、苦味がしっかりしたダブルIPA。
  • Interurban IPA:クラシックなウェストコーストIPA。
  • Dark Star:リッチなチョコレートフレーバーのオートミールスタウト。
  • Winter Ale:季節限定のスパイシーな冬仕様のエール。
  • NA Dark:ノンアルコールのダークビール。
  • NA Orange Wit:柑橘のフレーバーが爽やかなノンアルコールビール。
  • Legend IPA:フルボディで柑橘系ホップが際立つIPA。
  • Grapefruit IPA:グレープフルーツの爽やかな香りとほろ苦さを楽しめるIPA。
  • Head Full of Dynomite #59・60:限定シリーズのヘイジーIPA。濃厚なトロピカルフルーツのアロマが特徴。
  • Wolfess Stout:バニラとココアの香りを持つクリーミーなスタウト。
  • Spiced Cider:スパイスが効いた温かいアップルサイダー。
  • Hot Cider:寒い日にぴったりのホットアップルサイダー。

定番商品のビアフライト(飲み比べ)は15ドル、限定ビールも含むビアフライトは20ドルから選択可能です。少し高めですが、限定のクラフトビールをまとめて楽しめるのでおすすめ!

やや高めに感じますが、Fremont Brewingのロゴが入ったグラスで提供してもらえるのがとても嬉しいです!

限定フライトでは、日本で大人気のHead Full of Dynomiteや、タイミングが良ければBrew7000などの熟成系クラフトビールもフライトに加えられます。

Fremont Brewingで飲んだビールのレビュー

Golden Pilsnerは、軽やかで飲みやすく、リフレッシングな一杯。ピルスナーのスタイルを完璧に表現しており、シアトルの坂道を歩いた後に飲むのにちょうどよかったです。

Hustle IPAは、クラシカルなIPAでしっかりとした苦味が特徴的。ホップの苦味とモルトの甘みのバランスが素晴らしく、やや発酵由来の青リンゴのような風味を感じました。

Legend IPAは、かなり軽めのIPA。ドライで飲み込んだ瞬間に広がるホップの香りが心地よく、Fremontのビールらしい余韻をしっかり感じます。

Dark Starは、濃厚なチョコレートの風味が口の中に広がるオートミールスタウト。デザートとしても楽しめるリッチな味わいで、オートミール由来のとろりとした口当たりが印象的です。

Head Full Of Dynomite v6.0 は、苦味を控えたモダンなHazy IPAです! 口当たりは優しく、温度が上がると桃のようなフルーティーなニュアンスを感じます。口の中で転がすとキャンディのような甘みが広がり、オートミール由来のとろみも心地よいです。全体的に苦味は控えめですが、ホップの香りが豊かなので退屈さを感じません。桃やメロンの風味に加え、少しアルコール感とキウイのようなニュアンスもあります。飲み込むとFremont Brewingらしいドライさがしっかり現れ、ホップの華やかな香りだけが長く残るのも魅力です。

桃、メロン、苦味を感じ始めてからは少しアルコールも混じりキウイのような印象になりますが、苦味やその他のしつこさは口に残りません。パッションフルーツやオレンジの香りもあり、温度が上がるとややアルコール感が出ますが、とてもおいしく飲めます。Fremontらしい口当たりの軽やかさと、ホップの余韻が美しく調和しています。

飲み込むとやはりFremontらしいドライさがあります。ホップの華やかな香りは長く口の中に残るのですが、苦味やその他の雑味が口の中に一切残らないのが素晴らしいです。

Fremont Brewingの味わいの特徴

アメリカ西海岸の北側らしく、ボディはやや控えめながらもホップの香りが高く、飲み疲れしないのが最大の魅力。後味もくどくなくドライで、舌の上の甘みは早めに引いていきますが、口の中にホップ由来の余韻が爽やかに長く残るのが特徴です。

Fremont Brewing 味わいの魅力

Fremont Brewingは、地元ワシントン産の厳選素材を使用し、常に革新的で高品質なクラフトビールを醸造しているブルワリー。シアトル中心部にあるタップルームは明るく開放的で、家族連れや友人同士で楽しむのにも最適な雰囲気です。

Fremont Brewingは2024年4月に、PIKE Brewingを買収したSeattle Hospitality Group(SHG)に買収されましたが、味わいに大きな変化は感じられません。経営面では特にノンアルコールビールに力を入れており、世界大会での受賞歴がある製品も人気です。シアトルのスーパーでもすぐに売り切れるほど話題になっています。

Fremont Brewing タップルームの雰囲気

外にテラス席があり、中にも雰囲気のいいテーブル席がいくつかあります。

外のテーブル席には天井から暖房用のヒーターが設置されており、冬でも快適に過ごせます。

外のテーブル席はテーブル自体も温まりやすいので、ピルスナーなど冷えたビールを飲む際は店内席がおすすめです。黒ビールなら少しぬるめでもおいしい場合が多いので、テラスでも問題ありません。

入り口付近にセルフサービスの水が置いてあり、自由に飲めるのでこまめに水分補給しましょう。

店内席の雰囲気はこんな感じです。

入店後、左側にもレジがありますが通常は稼働していないことが多いです。右側のレジに並んで注文しましょう。

Fremont Brewing 注文の仕方

レジに並んで飲みたいビールとサイズを伝えます。支払いはスマホやカードのタッチ決済に対応しており、決済時に3段階でチップ額を選択できます。チップをまったく支払わないのはマナー違反なので、試飲や特別なサービスを受けたときにはやや多めに払いましょう。サイズ指定がなければ通常パイントサイズになりますが、英語に不慣れでも笑顔でビール名を指差しながら伝えれば大丈夫です。

最初に年齢確認が必須なので、パスポートを見せる準備をしておきましょう。特に英語が聞き取れなくても、IDチェックにはパスポートを提示すればOKです。

Can I See your ID?と聞かれたら、パスポートを出せば大丈夫です。

Can I have a. This beer. とビールを指差しながら言えば伝わります。飲み比べを注文する場合は、Beer Flightと伝えつつ、 I‘d like to create my own flight. などと付け加えて希望のビールを指差してください。ネイティブでなくとも、写真を見せたり指差しを活用すれば問題ありません

ノンネイティブがビールの名前を適切に発音するのはとても難しいです。

その後、都度払いをしたいか、カードを預けて最後にまとめて払いたいか聞かれます。Open or Closeと聞かれるので、都度払いの場合はCloseと言いましょう。

慣れないうちはカードを見せるのも怖かったので、毎回Closeにしていました。

私はよくタップリストの写真を撮り、指差しながら “Can I have a this IPA, West Coast. Bitter one.” のように冗長に伝えています。

試飲の仕方

Fremont Brewingでは試飲が可能です。初回注文で慣れてきたら、 May I try some sample of beers? と言ってみましょう。 “Sure” と返ってきたらOK。ゆっくり “Try” “Sample” と発音するだけでも十分伝わります。

ホップ違いのビールや、このブルワリーで初めて頼むスタイルなど、どれにしようか悩んだら試飲をお願いしてみると便利。今回はHead Full of Dynomiteのバージョン違いを比較してからどちらを頼むか決めました。

試飲して気に入ったら注文し、チップは少し多めに。店員さんとの会話も楽しむと、クラフトビールの醍醐味がさらに広がります。

Fremont Brewingの概要

項目 内容
会社名 Fremont Brewing
所在地 アメリカ合衆国、ワシントン州シアトル、フリーモント地区
ブルワリー公式サイト https://www.fremontbrewing.com
レビューサイト
ブルワリー公式SNS
設立年 2009年
醸造のこだわり 地元産の最高品質な原材料を使用し、可能な限りオーガニック素材を採用。環境や社会、経済に対するサステナビリティを追求。

位置情報

Fremont Brewing 受賞歴(一部)

カテゴリ 大会名 開催年 ビール名 順位 出品数 情報元URL
Amber to Dark Non-Alcohol Beer Great American Beer Festival 2024 NA Dark 37 URL
Specialty Non-Alcohol Beer Washington Beer Awards 2024 NA IPA 情報なし URL
Wood & Barrel Aged Strong Beer Washington Beer Awards 2023 2022 BBOMB 情報なし URL
Wood & Barrel Aged Strong Beer Washington Beer Awards 2023 Brew 7000 情報なし URL

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