【ラガー専門】TOUCHDOWN / 八ヶ岳ビール 完全レビュー – 透き通ったラガービールの絶品クリア味わいを徹底解説

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りほ

ITエンジニア兼ビアジャッジ

IT技術とビール愛を融合させた活動を展開中。日本のビアジャッジ資格保持者として2024年JGBAでの審査経験あり。現在はシアトル拠点で、日米のクラフトビール文化を比較しながら、情熱を注いでいます。趣味でビール関連アプリの開発も行っています(詳細はGitHubにて)。

ブルワリー向けにWebサイト刷新、SEO対策、AIを活用したペルソナ分析、プロンプトエンジニアリングなど、IT知識を活かしたサポートが可能です。「ブルワリーの魅力が正しく伝わる世界」を目指して、純粋な情熱でクラフトビールを応援しています。ビールとテクノロジーの融合についてご興味があれば、お気軽にご連絡ください🍻


某大手出身ブルワーさんが手がける、透き通ったラガービールが魅力のTOUCHDOWN(八ヶ岳ビール)を訪問しました。ドイツスタイルを中心としたクリアな味わいの数々と、スキー場のレストランのような温かな雰囲気が魅力のブルワリーです。この記事では実際に飲んだビールの感想や店内の様子、アクセス方法までを詳しくご紹介します。

この記事でわかること

  • 透き通ったラガービールが魅力のTOUCHDOWNの特徴
  • 実際に飲んだビールの味わいと評価
  • 初めての方向けの注文方法と訪問のポイント
  • 周辺のブルワリー情報とアクセス方法

お店情報

ブルワリー名TOUCHDOWN / 八ヶ岳ビール
特徴某大手出身ブルワーさんのラガー激推しブルワリー
営業時間年中無休:11:00-21:00(2022/11/5時点)
混雑状況お昼は大行列ができるほど混む/15:00-21:00の時間帯は比較的空いている
アルコール度数ビールによって異なる(4%〜6%程度)
価格帯小グラス 600円〜、大グラス 900円〜

TOUCHDOWN さんについて

某大手出身ブルワーさんのラガー激推しブルワリーです。透き通ったラガービールの数々が特徴的で、ドイツスタイルを中心としたクリアな味わいのビールを提供しています。


ルネちゃん

ラガーとエールの違いは何ですか?


りほ

ラガーは低温で下面発酵させるビールで、すっきりとした味わいが特徴。エールは高温で上面発酵させるビールで、フルーティーな香りが特徴です。TOUCHDOWNでは職人技が光る透き通ったラガービールが味わえます!

ビアクルーズさんの記事を参考までに載せます。

https://beer-cruise.net/beer/970914.html

お店の雰囲気

スキー場のレストランのような温かさの中に、ロックバンドの音楽が流れていました。また、楽器の展示もあり、かっこよかったです。QUEENの音楽が流れていて、カウンター席からはビールの注ぎの様子をしっかり見ることができるのでおすすめです。

【初心者向け解説:タップルーム】

タップルームとは、醸造所(ブルワリー)に併設された直営の飲食店のことです。最も新鮮な状態でブルワリーのビールが味わえる場所で、醸造タンクを見ながら飲めることも多いです。TOUCHDOWNのタップルームはカウンター席からビールの注ぎが見られる特徴があります。

公式サイト SNS

公式サイト / Instagram / 関連サイト / 情報サイト

アクセスと二件目候補

TOUCHDOWNからHops And Herbsへのアクセスマップ
Hops And Herbs、〒400-0032 山梨県甲府市中央1丁目1−5

アウトサイダーのタップルームが近いですね。中央線で行くこともできるのですが、本数が少ないので、駅でかなり待つことになります。おとなしく快速を使うのがおすすめです。


ルネちゃん

ブルワリー訪問の際の交通手段は何がおすすめですか?


りほ

TOUCHDOWNを訪れる場合は、電車本数の少ない中央線よりも快速を利用する方が効率的です。八ヶ岳エリアは複数のブルワリーがありますので、宿泊して巡るのもおすすめですよ。

八ヶ岳エリアのブルワリーマップ

逆方向に行くと、松本ブルワリータップルームにも行けます。

宇宙ブルーイングの訪問レポートはこちら

飲んだビール

タップリスト

公式サイトに最新情報はあります。完全電子化されており、家から見えるメニューと店内で見えるメニューが全く同じでした。写真は公式サイトより。

TOUCHDOWNのタップリスト

最新のタップリストはこちら

サービングタンクのDUNKEL

ルネちゃん

サービングタンクって何ですか?


りほ

サービングタンクとは、ビールを発酵後に直接提供するための貯蔵タンクです。瓶詰めやケグ詰めせずにタンクから直接注ぐことで、最も新鮮な状態でビールを味わうことができます。TOUCHDOWNではDUNKELがこのサービングタンクで提供されていました!

サービングタンクにはDUNKELが残っていました!サービングタンクはクラフトロックでも採用されていますね。

ビールの感想

TOUCHDOWNでの飲み比べセット

飲み比べがとにかくたのしかった!絶対に頼んでください!淡い色のラガーだけでも大きな違いがありました!どれもまったくチルヘイズ(冷温で凝固したたんぱく質由来のにごり)がいっさいなく、透き通っていました。美しすぎましたね。


ルネちゃん

チルヘイズとは何ですか?ワン


りほ

チルヘイズとは、ビールを冷却した際に生じるタンパク質由来のにごりのことだよ。通常は濾過などで取り除かれるけど、TOUCHDOWNのビールは醸造技術が素晴らしく、完全に透き通った美しいビールに仕上がっているんだ。

TOUCHDOWNの店内写真
HOKUTOのビール

HOKUTOです。さわやかで強すぎないホップ。とてもいいピルスナーでした。今回飲んだ中では、一番ホップが効いていた気がします。ごくごく気持ちよかったです。

味わい要素強度(1-5)特徴
苦味3/5さわやかで強すぎないホップの苦み
甘味2/5控えめな麦芽の甘さ
ボディ2/5軽めの飲み心地
アロマ強度3/5爽やかなホップの香り
ボックスタイルのビール

ボックです!アルコール度数がやや高く、ごくごく系のラガーの中で飲むとややアルコール感にひっかかりましたが、単体で飲むとまったり幸せでした。

味わい要素強度(1-5)特徴
苦味2/5控えめな苦み
甘味4/5麦芽由来の豊かな甘み
ボディ4/5しっかりとした飲み応え
アロマ強度3/5芳醇な麦芽の香り

【初心者向け解説:ボック】

ボックとは、ドイツ発祥の濃色のラガービールで、通常のラガーよりも高いアルコール度数(6-7%程度)と濃厚な麦芽の風味が特徴です。「ヤギ」を意味するドイツ語の「Bock」に由来し、力強い飲み応えがあります。冬から春にかけて楽しまれることが多いビアスタイルです。

大グラスで飲むラガー

締めに大グラスでラガーを飲みました。最高すぎました。


ルネちゃん

初めてTOUCHDOWNに行くときのおすすめの注文方法は?ワン


りほ

初めて訪れるなら、まず飲み比べセットがおすすめだよ!複数のラガーの違いを一度に楽しめるからね。特に透き通ったラガーの美しさを楽しめるのがTOUCHDOWNの魅力なんだ。迷ったらスタッフに「初めてなのでおすすめを教えてください」と聞いてみるといいよ。

TOUCHDOWN 注文の仕方

TOUCHDOWNでは、カウンターで直接注文します。混雑時には少し並ぶこともありますが、スタッフの方が丁寧に対応してくれます。

初めての方は「飲み比べセット」がおすすめです。複数のビールの違いを一度に楽しめます。

Step 1:カウンターで「飲み比べセットください」と注文
Step 2:何種類飲み比べるか選択(通常3種類から選べます)
Step 3:お会計は最後にまとめて実施します。(現金・クレジットカード対応)
Step 4:ビールを受け取り、好きな席に着席
Step 5:食事メニューは別途カウンターで注文可能

「ラガービールの違いがよくわからないんですが、おすすめはありますか?」と聞いてみると、スタッフの方が丁寧に説明してくれます。初心者の方でも安心して楽しめる雰囲気です。

フード

今回はおなかが空いていたので、色々食べました。ソーセージ盛り合わせがおいしかったのに、写真がない!

TOUCHDOWNのサラダ
TOUCHDOWNのフードメニュー

よくある質問

Q: TOUCHDOWNは予約できますか?
A: 基本的には予約不要です。ただし、大人数での訪問の場合は事前に問い合わせることをおすすめします。
Q: 子連れでも大丈夫ですか?
A: はい、昼間は特に家族連れの方も多く訪れています。お子様向けのドリンクやフードメニューもあります。
Q: ビールのテイクアウトはできますか?
A: はい、缶や瓶で販売しているビールはテイクアウト可能です。最新の取り扱い状況は公式サイトでご確認ください。

総合評価

★★★★☆
総合評価: 4.5/5.0

TOUCHDOWNは、ラガービールの素晴らしさを再発見させてくれる場所です。透き通った美しいビールの数々と、落ち着いた雰囲気の店内で、クラフトビールの新たな一面を発見できます。特に飲み比べセットは、ラガービールの奥深さを感じられるおすすめの体験です。初心者からビール通まで、幅広い方に訪れてほしいブルワリーです。

日本のクラフトビール探訪記

2024年まで日本在住だった筆者が、全国各地のクラフトビールシーンを巡る旅の記録を公開しています。北は北海道から南は九州まで、日本全国の個性豊かなブルワリーを訪問。蔵元直営のタップルームから地域に根差したビアパブまで、日本のクラフトビール文化を体験するレポートを発信中。季節限定醸造や地元食材を活かしたユニークなビール、杜氏との対話など、日本のクラフトビールの魅力を深掘りしたコンテンツはこちらのタグページからご覧いただけます。

https://rihobeer.com/tag/japan-ja/

アメリカのクラフトビール探訪記

現在シアトル在住の筆者が、本場アメリカとカナダのクラフトビールシーンを巡る旅の記録を公開しています。ロサンゼルスの人気醸造所からポートランドの隠れた名店、バンクーバーのユニークなタップルームまで、北米各地のブルワリー訪問レポートを発信中。地元でしか味わえない限定ビールや醸造家との対話など、北米のビール文化を深掘りしたコンテンツはこちらのカテゴリーページからご覧いただけます。

https://rihobeer.com/category/beer/brewpub/usa

あなたもTOUCHDOWNを訪れたことはありますか?感想や好きなビールについて、ぜひコメントで教えてください!

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