【正直レビュー】クラシックホップのヘイジーDIPAを徹底分析 – 期待と現実の味わいギャップ
今回は、アメリカンクラフトビールの人気スタイル「ヘイジーDIPA」をレビューします。コロンバス、センテニアル、アマリロという3種類のクラシックなアメリカンホップを使用したこのビールは、期待通りの味わいだったのでしょうか?素直な感想と共に、クラフトビール選びの参考になる要素を解説します。
ヘイジーDIPAの基本情報
- ビアスタイル: ヘイジーDIPA(ダブルIPA)
- 使用ホップ: コロンバス、センテニアル、アマリロ
- 特徴: 強い濁り、オレンジ感とストーンフルーツの香り
- 購入場所: the slop shop
- 購入日: 2022年11月10日
【初心者向け解説:ヘイジーDIPAとは】
ヘイジーDIPA(Hazy Double IPA)は、通常のIPAよりもアルコール度数が高く(7~10%程度)、濁りのある外観が特徴的なビアスタイルです。「ニューイングランドIPA」とも呼ばれ、苦みを抑えた代わりにフルーティーな香りとジューシーな味わいを重視しています。濁りは、ホップ由来の成分や特殊な酵母、タンパク質などが多く含まれていることによるもので、意図的に作られた特徴です。
【初心者向け解説:使用ホップの特徴】
・コロンバス:強い苦みとパワフルな香りが特徴。松やハーブ、ストーンフルーツなどの複雑な風味を持ちます。
・センテニアル:「スーパーカスケード」とも呼ばれる人気ホップで、花のような香りと柑橘系の風味が特徴です。
・アマリロ:柑橘系(特にオレンジ)の強い香りが特徴で、グレープフルーツやメロンの風味も感じられます。
どんなビール?
特徴と期待される味わい
「コロンバス、センテニアル、アマリロというクラシックなアメリカンホップをしっかり使用したヘイジーDIPA。アマリロのオレンジ感、センテニアルのフローラルや草感と共にダンクでストーンフルーツのようなコロンバスの重みのあるアロマ感とビールの持つ柔らかくもしっかりした味わいが特徴的。」
このビールの魅力は、クラシックなアメリカンホップ3種類を使用した複雑な香りと味わいにあります。各ホップの特徴が組み合わさり、オレンジやストーンフルーツの風味が期待できる点が注目ポイントです。
ヘイジーDIPAの評価
ビールレビュー
見た目
一目見て分かる強い濁りが特徴的です。典型的なヘイジースタイルの外観で、光をほとんど通さないほどの濃厚な見た目をしています。
香り
アロマ (鼻腔前方受動器)
ホームブリュービールを思わせる素朴な香りが第一印象です。甘いオレンジの香りに加えて、エステル(フルーティな香り成分)とアルコールが混ざり合った複雑な香りを感じます。少し科学的な、プラスチックのようなニュアンスも混じっています。
香りの奥にはオレンジの柑橘感があり、ブルワリーの特徴を感じさせます。凍らせて砕いたオレンジや桃を思わせる爽快な香りの要素も確認できます。
フレーバー(鼻腔後方受容器)
【初心者向け解説:ダイアセチルとは】
ダイアセチルは、バターやキャラメルのような風味を持つ化合物で、発酵過程で酵母によって生成されます。適切な量であれば一部のビアスタイル(イングリッシュエールなど)では望ましい風味となりますが、多すぎると風味のバランスを崩し、「オフフレーバー」(好ましくない風味)として感じられることがあります。特にIPAなどのホップの香りを重視するスタイルでは、ダイアセチルは一般的に抑制すべき風味とされています。
口に含んだ後の香りでは、残念ながらダイアセチル(バター・キャラメル風味)の主張が強く感じられます。キャラメル菓子を食べながらコーヒーを飲んだときに感じるような複雑な香りのうち、甘い心地よさよりも、えぐみのある部分が目立ちます。プラスチックを連想させるような風味が後に残る印象です。
味わい
口当たり
このビールの最大の魅力は最初の印象にあります。口に触れた瞬間、ジューシーな果実が舌をこするような心地よい感覚があります。この瞬間の味わいは非常に良く、この要素が全体を通して目立っていれば素晴らしいビールになっていたでしょう。
コクと質感
舌に乗った瞬間、ホップの苦みとともに、キャラメルのような風味が現れますが、これがやや不自然に感じられます。ホップ本来の特徴よりも、発酵過程で生じたと思われるダイアセチルの影響が強く、全体のバランスを崩しています。
飲み込む瞬間
飲み込む瞬間には、あまり心地よくない余韻が残ります。魚介類を連想させるような風味が長く続き、期待していたフルーティーな後味とは異なる印象です。
後味
後味には、コーヒーの苦みに似た余韻が感じられます。ビターチョコレートを思わせるモルトの風味も主張しており、この部分は悪くありません。このブルワリーの他の美味しいビールを知っていると、このビールが本来持つ可能性を感じさせます。
全体的な印象
このビールは、同じブルワリーの他の美味しい商品を知っているだけに、期待とのギャップを感じる結果となりました。最初は購入時に西海岸IPA(WCIPA)を期待していたため、ヘイジーDIPAという異なるスタイルだったことも印象に影響したかもしれません。
ただし、ビールの評価は個人の好みや、その日のコンディション、さらにはビールの保存状態など様々な要素に左右されます。同じビールでも別の機会に飲むと印象が変わることもあるので、これはあくまで一回の体験としてご参考ください。
ボトルの底の部分
興味深いことに、ボトルの底に溜まった部分は印象が異なります。ここではホップの濃厚さをしっかりと感じられ、飲み込むと強めの刺激がありますが、オレンジの風味も感じられて美味しく感じました。ボトルの底は沈殿した酵母や原料が集まっているため、味わいが濃くなる傾向があります。
ヘイジーDIPAを選ぶポイント
- 新鮮さを確認: ヘイジーDIPAは鮮度が命!製造日が新しいものを選びましょう
- 保存状態に注意: 光と温度変化に弱いので、適切に保管されたものを
- ホップ品種をチェック: お気に入りのホップが使われたビールを試してみましょう
- ブルワリーの評判: 評価の高いブルワリーのヘイジーDIPAなら失敗が少ない
- ABVを確認: アルコール度数が高いほど味わいが濃厚になる傾向があります
画像で見るヘイジーDIPA





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