得意分野: Hazy DIPA・Mixed Fermentation・American Spontaneous Ale
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 醸造所名 | Grimm Artisanal Ales |
| 住所 | 990 Metropolitan Ave, Brooklyn, NY 11211(East Williamsburg) |
| 営業時間 | 月〜木 14:00〜22:00 / 金・土 12:00〜翌0:00 / 日 12:00〜20:00 |
| 公式サイト | grimmales.com |
| @grimmales | |
| 電話 | (718) 564-9767 |
| Google評価 | ★4.7(665件レビュー) |
ブルックリンの路地裏で出会った、NYで最も革新的な醸造所
「ニューヨークでクラフトビールを飲むなら、どこへ行けばいい?」と聞かれたら、クラフトビール愛好家のりほは迷わず答える。Grimm Artisanal Alesだ、と。
East Williamsburgの工業地帯。Metropolitan Aveを歩くと、倉庫の一角に現れる無骨なレンガ造りのタップルーム。外観こそシンプルだが、一歩踏み込めばそこは、ニューヨーク州ブリュワリー・オブ・ザ・イヤーを4度獲得した醸造所の世界だ。
2013年、ジョーとローレン・グリムのふたりがゴワナスのアパートの一室で始めた小さな発酵実験。やがてそれは、Hazy IPAシーンの先駆けとなり、ドライホップサワーエールという新カテゴリを生み出し、今やアメリカ東海岸クラフトビールの最前線に立つブルワリーへと進化した。
創業者 Joe & Lauren Grimmの物語
ふたりの出会いは、プロビデンスのブラウン大学。ジョーはインディー音楽、ローレンは彫刻や概念芸術に傾倒していた。ある日、野生発酵の名著『Wild Fermentation』の著者サンダー・カッツの講演に参加したことが転機となった。発酵の持つ創造性と偶然性に魅了されたふたりは、自宅での醸造実験を始める。
2013年、ニューヨーク州内でブルワリーへの融資が難しい状況の中、ふたりは「ノマド醸造(他の醸造所の設備を借りる契約醸造)」という形でGrimmをスタート。初期投資なしで始めたにもかかわらず、その独創的なビールはたちまち評判を呼び、年商300万ドル超へと成長を遂げた。
2018年、East Williamsburgに自前のタップルームとブルワリーをオープン。ノマド時代の自由な創造性を保ちながら、より大きなキャンバスで実験を続けている。
「ノマドモデルのおかげで、投資家も融資も必要とせず、完全にゼロから会社を立ち上げることができました。有機的な成長で300万ドル超の売上を達成できたことは、私たちの誇りです」
— Lauren Grimm(Hop Cultureインタビューより)
代表ビール5選 — Grimmの世界を体験する
① Lambo Door(Hazy Double IPA / 8.0%)
Grimmの看板ビール。Citra、El Dorado、Simcoeの3種ホップを使用した、ジャンルを定義するNortheast-styleのDouble IPA。Untappd評価4.2/5(26,000件超レビュー)というモンスター銘柄。熱帯果実・柑橘の爆発的なアロマと、滑らかなボディが特徴。毎回リリースのたびにタップルームに行列が生まれる。
② Tesseract(Hazy Double IPA / 8.0%)
Lambo Doorと双璧をなすフラッグシップ。同じくUntappd4.2/5(26,500件超)。Lambo Doorよりもドライな仕上がりで、より研ぎ澄まされたホップキャラクターが際立つ。Paste Magazine主催のDIPA大会115種類の頂点に輝いた、実力を証明する一杯。
③ Afterimage(Hazy IPA)
BeerAdvocateで「Outstanding」評価を獲得したNEIPA。桃・マンゴー・柑橘のフルーティーな香りが印象的。Hazy IPAファンの間では必飲銘柄として定評がある。
④ Grimm Weisse(Hefeweizen)
2025年NYSCBCでゴバナーズカップ(部門最高賞)を受賞したヘーフェヴァイツェン。クラフトブルワリーとしてIPA一辺倒ではなく、ドイツ伝統スタイルでも頂点を争う多才さを示す一本。
⑤ American Spontaneous Ale(ミックスファーメンテーション)
Grimmが近年力を入れるプロジェクト。地域の野生微生物のみで発酵させ、旧ワイン樽で1〜3年熟成。ベルギーのランビックの手法をニューヨークの気候・風土に落とし込んだ、真に独創的な醸造の探求。リリースのたびに即完売となるコレクターズアイテム。
他者レビュー集約 — ユーザーはどう評価している?
Untappd評価
- Lambo Door: 4.2/5(26,178件)
- Tesseract: 4.2/5(26,534件)
- ブルワリー全体の平均評価は上位1%のトップクラス
Google Maps(★4.7 / 665件)
「タップルームのビールのラインナップが毎回違うから、何度来ても新鮮。スタッフも丁寧でビールへの愛情が感じられる」(Google Mapsレビューより)
「Lambo Doorはずっと伝説だと思っていたけど、現地で飲んだら想像を超えていた。ブルックリンに来たら絶対に外せない場所」(Yelpレビューより)
BeerAdvocate
BeerAdvocateでは「New York’s Innovative Nomads」として特集記事が組まれるほどの認知度。Afterimageは「Outstanding」レーティングを取得しており、ニューヨーク州のトップクラフトブルワリーとして確固たる評価を確立している。
受賞歴
- 🏆 NY State Brewery of the Year 2025(New York State Craft Beer Competition)
- 🏆 NY State Brewery of the Year 2024(New York State Craft Beer Competition)
- 🏆 NY State Brewery of the Year 2022(New York State Craft Beer Competition)
- 🏆 NY State Brewery of the Year 2021(New York State Craft Beer Competition)
- 🥇 Governor’s Cup 2025(部門最高賞) — Grimm Weisse(NYSCBCベスト・イン・ショー)
- 🥈 GABF 2021 銀メダル — Pearly Dewdrops(American-Belgo-Style Ale部門)
- 🥈 GABF 2020 銀メダル — Tra La La(Honey Beer部門)
- 🥇 GABF 2015 金メダル(Imperial Stout部門)
- 🥈 GABF 2014 銀メダル(Imperial Stout部門)
- 🏆 Paste Magazine DIPA Champion — 115種類の全米DIPA比較で頂点に
アクセス情報
タップルームはブルックリン・East Williamsburg(Bushwick境界付近)に位置する。
- 📍 住所: 990 Metropolitan Ave, Brooklyn, NY 11211
- 🚇 地下鉄: L線 Montrose Ave駅から徒歩約10分 / G線 Metropolitan Ave駅から徒歩約10分
- 🚌 バス: B62バス Metropolitan Ave停留所から徒歩2分
- 🕐 営業時間: 月〜木 14:00〜22:00 / 金・土 12:00〜翌0:00 / 日 12:00〜20:00
- ⚠️ 営業時間は変更の場合あり。訪問前に公式サイトまたは公式Instagramで確認推奨
周辺の内部リンク
ニューヨーク州のクラフトビールシーンを深掘りするなら、NYC〜アルバニー3泊4日クラフトビール旅レポートもあわせてチェック。Grimmを含むNY最前線醸造所を巡った実体験記をまとめている。
同じブルックリンで愛されるOther Half Brewing Co.はDDH IPAの東海岸No.1として知られる。また、NYC発のユニークなブルワリーとしてEvil Twin Brewingも合わせてチェックしたい。NY州のビール大会情報はNew York International Beer Competition完全ガイドが詳しい。
おすすめビール購入リンク
ニューヨーク訪問前にGrimmのスタイルを予習したいなら、似たスタイルのHazy IPAを試してみよう。
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よくある質問(FAQ)
Grimm Artisanal Alesはどこにありますか?
ブルックリンのEast Williamsburg(990 Metropolitan Ave, Brooklyn, NY 11211)にあります。地下鉄L線のMontrose Ave駅またはG線のMetropolitan Ave駅から徒歩圏内です。
Grimmで一番人気のビールは何ですか?
Lambo Door(Hazy Double IPA)とTesseract(Hazy Double IPA)が双璧をなす看板ビールです。どちらもUntappd 4.2/5・26,000件超のレビューを誇ります。Paste Magazine主催DIPA大会で115種類の頂点に立った実力派です。
GrimmはNY州ブリュワリー・オブ・ザ・イヤーを何回獲得していますか?
2021・2022・2024・2025年と4回獲得しています。これはNY州において前例のない記録です。2025年にはGrimm Weisseがゴバナーズカップ(ベスト・イン・ショー)も受賞しました。
Grimm Artisanal Alesの創業者は誰ですか?
ジョー・グリムとローレン・グリムの夫妻です。ブラウン大学在学中に発酵に興味を持ち、2013年にブルックリンのゴワナスで契約醸造(ノマドブリュワリー)としてスタート。2018年にEast Williamsburgに自前のタップルームをオープンしました。
GrimmはHazy IPA以外にどんなビールを造っていますか?
ドライホップサワーエール(Sour IPAジャンルの先駆者)、デザートスタイルサワー(Popシリーズ)、アメリカン・スポンテニアス・エール(野生酵母のみで1〜3年樽熟成)など、幅広いスタイルを手がけます。2025年にはヘーフェヴァイツェン「Grimm Weisse」でNY州最高賞を受賞するなど、そのジャンルの広さが特徴です。
タップルームは予約が必要ですか?
基本的に予約不要で入場できますが、週末の午後や特別リリース日は混雑することがあります。最新情報は公式サイト(grimmales.com)または公式Instagramで確認することを推奨します。

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