OWA / 黒欧和 レビュー

Belgium
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rihobeer

本業はIT系の会社員です。ビール審査員の資格であるビアジャッジを取得し、新米ビアジャッジとして活動しています。JGBA2024には審査員参加しました。クラフトビールのレビューを書くことや、ビアフェスでワイワイ楽しむことが大好きです。

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#りほびーる No. 479】OWA / 黒欧和 8%

欧和醸造所についてはこちらをご参考に

https://www.belgianbeer.co.jp/ct/brewery/owa/
おすすめクラフトビール

日本人が作ったベルギーリスペクト黒ビールということで買ってみました!

おすすめのクラフトビールについて、買える場所や味わいについて紹介します!ビール選びの参考にしてください!

どんなクラフトビール ?

クラフトビールの特徴

原産地 : ベルギー
生産者 : 欧和(今井礼欧 いまい れお氏)ブルワリー
アルコール度 : 8.0%
醸造 : ワイン樽熟成
アルコール度 : 8.0%
タイプ : スタウト
容量 : 750ml
生産本数 : 2,000本
容器 : 瓶入りマッシュルームコルク栓
賞味期限 : 2018/06
価格 : ビールリスト参照 クリーミーな泡立ち、黒い色調。香りは完全にサンテミリオンを思わせる赤ワインの香り。しっとりと樽香の奥にキャラメル、香りの要素が多いが粘性を強く感じさせず、余韻が綺麗に鼻から抜けていきます。
 ベルギーに渡り、『和食に合うビール』をコンセプトに欧和ビールを手掛ける日本人、 今井礼欧(いまい れお)氏がフランス、ボルドーの地でクロ・レオを造る篠原麗雄(しのはら れお)氏と出会いました。
同名の“れお”であり、お互い異国で酒造りを志す二人が意気投合し、生まれたのが、欧和ビールをクロ・レオの樽で熟成させた『黒欧和 グラン・クリュ』。
ラベルデザインは、篠原氏のClos Leoの獅子をあしらったもの。
クールジャパンの息吹を感じるこのビール、造りの詳細は生産者である今井氏より意図的に(スペックで判断されたくないとのこと)伏せられていますがスタウトタイプですので、ワインを楽しむようにじっくり味わっていただきたい1本です。
引用
たなか屋さんより https://www.tanakaya3.com/beer/Br101.htm
正面
裏面
瓶底
部屋の照明

黒ラベル版と通常版、熟成年数の記載されたものなどあるようです。今回私が飲んでいるのは熟成のない通常版です。

いつ買った?

2023年12月

どこで買った?

成城石井

楽天で買えるオススメクラフトビール情報定期更新してるので、みてください!

ビアスタイルガイドライン

73-E.ベルジャンスタイル・ストロング・ダークエール

 ベルジャン・ストロング・ダークエールの色合いは、アンバーから非常にダークな色の範囲。冷温白濁があっても許される。穏やかなローストモルト香を伴う複雑なエステルが、このビールのキャラクターを際立たせている。ホップのアロマとフレーバーおよび苦味は、ローからミディアム・レベル。モルトのフレーバーはミディアムからハイ・レベルで、濃厚かつクリーミーな口当たりと甘味を伴う。酵母由来のフェノーリックなスバイス香はローからミディアム・ロー・レベル。こうしたストロングエールには、味わいを優美にする目的でハーブやスパイスを使用する場合がしばしば見受けられる。また、ボディを軽くするためにベルギーの濃色キャンデーシュガーを使用することが多い。アテニュエイション(発酵度)が非常に高く、アルコール度数が実際よりも高く感じられる。ダイアセチルが感じられても、非常にロー・レベルであれば許される。ボディはミディアム。

  • 初期比重 (プラート度):1.064-1.096 (15.7-22.9)
  • 最終比重 (プラート度):1.012-1.024 (3.1-6.1)
  • アルコール度数 :7.0-11.1% ABV
  • ビタネス・ユニット:20-50 IBU
  • 色度数:8-35 SRM (18-70 EBC)
ビアスタイルガイドラインより https://beertaster.org/beerstyle/2204_detail/2204_073.html#j073E

クラフトビールレビュー

見た目 SRM

35 濁りなし 透明さなし

香り

アロマ (鼻腔前方受動器)

発酵由来のフェノールが強い。追ってモルトの甘さ。甘栗の香り。鼻に液体を近づけると酸化したビールの香りが強くなる。ややバターっぽいダイアセチル。

フレーバー(鼻腔後方受容器)

プラム 高級アルコール ぶどうの皮 洋ナシ レーズン入りのパン 浅煎りのコーヒー

味わい

口当たり

やや重い。バーレイワイン系の自然な大麦の重さ。ボディ自体が重め。酸味をともなって口に当たる。ややスパイシー。

コクと質感

重めのボディと少しだけコーヒーっぽい酸味。口の中でうがいをしてみると、レーズンパンやレーズン入りのケーキのような甘い印象が口の中に広がる。はちみつのような甘い印象もある。

飲み込む瞬間

水のように自然。やや渋みも感じるが気になるほどではない。

後味

黒蜜や美しいカラメルのような焦げた印象が口の中で長く残る。

蜜感が強い。

テイスティングノート

アロマ (10点満点)

モルト(3点満点)

3

ホップ(3点満点)

3

その他(4点満点) 

3

ややダイアセチルが強く感じる。

外観印象(6点満点)

色(2点満点)

2

透明度(2点満点)

2

泡持ち(2点満点)

2

フレーバー(19点満点)

モルト(3点満点)

3

ホップ(3点満点)

3

状態(2点満点)

1

やや渋みを感じる。許容値レベルであるとは思うが、いいとは言えない。

アフターテイスト(3点満点)

3

渋み。

バランス(4点満点)

4

その他(4点満点) 

4

ボディ(5点満点)

5

全体印象(10点満点)

7

トータル(50点満点)

45

全体的な印象

複雑な甘みを表現しているとてもおいしいビールでした!

モルトの甘さ フェノールのフルーティさが重なって、ドライフルーツ入りの焼き菓子のようなビールでした!

↓クラフトビール関係まとめたふるさと納税記事を書いたので、よかったらみてください。↓

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