クラフトビールレビュー:Stone / Stone IPA(WCIPA 6.9%)

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rihobeer

本業はIT系の会社員です。ビール審査員の資格であるビアジャッジを取得し、新米ビアジャッジとして活動しています。JGBA2024には審査員参加しました。クラフトビールのレビューを書くことや、ビアフェスでワイワイ楽しむことが大好きです。

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Stone / Stone IPA(WCIPA 6.9%)
Magnum Chinook Centennial

おすすめのクラフトビールについて、買える場所や味わいについて紹介します!ビール選びの参考にしてください!

どんなクラフトビール ?

クラフトビールの特徴

インポーターさんより

まずはStoneの実力をこのIPAから。

始まりは1997年8月、Stoneの1周年を祝うビールとして醸造された。

ホップはMagnum、Chinook、Centennialの3種類を使用し、それらを惜しげもなく大量投入。

2週間のドライホッピングで一体感を持たせながらも階層的にホップの香味を溶け込ませた。

Stoneの共同創業者であり最初のブリューマスターでもあったSteve Wagnerが初めてStone IPAを醸造した時、彼はまだ知る由もなかった。

英国の由緒正しいペールエールというスタイルにホップを大量投入した実験的なスタイルのビールが、ここまでの熱狂的人気を獲得することを。

今でこそ「IPA」のアルファベット3文字はビールファンの間で認知されているが、Stone IPAがクラフトビールシーンに登場した1997年当時はIPAの文字に対して疑問符を浮かべる人々がほとんどだった。

知名度もなく、飲んだ人々に不快な味わいと受け取られていた苦みを持つこのビールが、時を経た現在では人々が飛び付くビールとなり、冷蔵庫に常備されるビールとなったのだ。

Steve WagnerがStone Brewing Co.の礎となるビールを生み出した父のような存在であるように、Stone IPAはその後のStoneで醸造される“ホップを前面に押し出したビール”をインスパイアし続けてきた母のような存在だ。

Stone IPAが無ければStone Ruination IPAも、Stone Cali-Belgique IPAも、フレッシュなビールを楽しむというムーブメントの先駆けとなったStone Enjoy By IPAも決して生まれることは無かっただろう。

Stone IPAとは数多くのホッピーなビールを世に送り出してきた歴史的なビールなのである。

白色のヘッドと美しい黄金色。

はっきりと感じられるレモンの皮、フルーティーシリアルやシトラス、松のようなホップアロマ。

軽めのモルトボディに力強いシトラスフレイバーが感じられる味わい。

ホップの苦味、モルトの味わいの完璧なバランスが美しい。

クリーンな苦味が舌に残り続ける余韻。

Stoneチームにとっても一番のお気に入りの一つであるという。

ホップの醸し出すアロマやフレイバーを十二分に楽しめる、王道ウェスト・コーストスタイルIPA。

  • ABV:6.9%
  • IBU:71
  • 酒類:ビール
  • 原材料:麦芽、ホップ
  • ホップ:Magnum, Chinook, Centennial, Azacca, Calypso, Motueka, Ella & Vic Secret
  • ブリュワリー:Stone
  • スタイル:India Pale Ale
  • 内容量:355ml
  • 容器:CAN

サイド

缶底のオリ

照明を当てていない状態

いつ買った?

2022年5月

どこで買った?

アンテナアメリカ品川店

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クラフトビールレビュー

見た目

美しい黄金。若干暗め。

香り

アロマ (鼻腔前方受動器)

magnum。強いリコリスとマーマレード。ビタリングのハズでは?強いマグナム。支えるようなスパイス。チヌーク?

アルコールの香りもすごく強い。一方で、ホップのマーマレード感、青リンゴ感、リコリス感とものすごく調和してる。本当に凄い。

フレーバー(鼻腔後方受容器)

マーマレード。センテニアルのスーパーカスケード感。強烈な青リンゴとアルコール。凄い。過ごす凄い。

味わい

口当たり

水っぽくてスルスル入ってくる。この重さでこのすスルスルを保てるのはすごい。ウイスキーに近いかも。

コクと質感

舌の上にのると、マーマレードのような柑橘が一瞬前面にでて、舌の上ではグレープフルーツとリコリス感、アルコール。アルコールを全く隠さないのが心地良い。でも、全てが上品。温度が上がるとやや薬品っぽい。

飲み込む瞬間

ややダンク。薬品っぽい。マーマレード。ドライ。

後味

マーマレード感と薬品感が空気としてあるかなぁくらい。ドライで長く残るようなものはない。

辛さ渋さがない。マーマレード感が強いかな?くらい。普通に美味しい。混ぜても良いと思う。

全体的な印象

magnumがかなり強烈ながら、ドイツっぽさはそんなに感じない。他のホップで一気にアメリカンに持ってきている感じ。いつ飲んでもとてもとても美味しいなぁ。買収の件がさみしい。

↓2022年のクラフトビール関係まとめたふるさと納税記事を書いたので、よかったらみてください。↓

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