Breakside Brewery訪問記 — ポートランドが誇るGABF最多受賞IPAを生んだブルワリー【2025年版】

Breakside Brewery Portland Oregon イラスト beer
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🍺 1本だけ飲むなら: Wanderlust IPA(モザイク・シムコー・アマリロ使用、トロピカル&ダンク、3.9/5 on Untappd・60,000件超レビュー)

得意分野: 受賞常連のホップフォワードIPA × 実験醸造の融合

Breakside Breweryへようこそ — ポートランドが誇るクラフトビールの雄

ポートランドのNE Dekum通り、住宅街の一角に看板が見えてきた。Breakside Brewery——2010年の創業以来、毎年のようにメダルを重ね、今やオレゴン州を代表するブルワリーの一つになった場所だ。クラフトビール愛好家のりほとして、このブルワリーは絶対に外せない聖地だと思っていた。インスタグラムで投稿を見るたびに「いつか行きたい」と思い続けていた場所に、ついに足を踏み入れた。

ポートランドはアメリカの中でもクラフトビール密度が突出して高い都市だ。1人当たりのブルワリー数でトップクラスとも言われるこの街で、その中でも特に高い評価を受け続けているのがBreaksideである。2025年のWorld Beer Cupでは6メダル(金3・銀2・銅1)を獲得、さらにGABF(グレート・アメリカン・ビール・フェスティバル)でBreakside IPAは「最多受賞IPA」の称号を持つほどだ。

ホプくん
ホプくん
Breakside BreweryはWorld Beer Cup 2025で金メダル3つを含む6メダルを獲得ホプ! オレゴン州でも屈指の受賞実績を持つ実力派ブルワリーなのホプ!

基本情報

醸造所名Breakside Brewery(ブレイクサイド・ブルワリー)
創業2010年
本店住所820 NE Dekum St, Portland, OR 97211
営業時間(NE Dekum)月〜日 11:30〜21:00
電話(503) 719-6475
エリアWoodlawn地区(NE Portland)
年間生産量約30,000バレル
拠点数8拠点(ポートランド近郊)+アストリア
得意スタイルIPA・ピルスナー・実験的エール
公式サイトbreakside.com

🏆 Breakside Brewery の受賞歴 (46件)

データソース: 受賞歴DB(2025年まで収録) / 自動取得

  • 🥇 AIBA 2025 Gold — Life (British Style Barley Wine Ale)
  • 🥇 AIBA 2025 Gold — Somebody new in the old west (Wood / Barrel-Aged Beer)
  • 🥇 WBC 2025 Gold — Breakside Hello My Alien (Australian-Style Pale Ale)
  • 🥈 IBC 2025 Silver — Learning from Las Vegas (33.Wood- and Barrel-Aged Strong Stout)
  • 🥈 WBC 2025 Silver — Breakside All Yellow (Chili Beer)

残り 41 件を受賞歴DBで見る →

代表ビール紹介

① Wanderlust IPA — 看板ビール

Breaksideを語るうえで外せない一本。モザイク・シムコー・サミット・カスケード・アマリロという豪華なホップ5種を使用したアメリカンIPAで、Untappd評価3.9/5(60,809件)という圧倒的な支持を集める。トロピカル・ダンク・グレープフルーツが混ざり合う複雑な香りは、一口飲んだ瞬間に「これがポートランドIPAだ」と実感させてくれる。

② Breakside IPA — GABFで最多受賞歴を持つ伝説のIPA

GABF(グレート・アメリカン・ビール・フェスティバル)において「最多受賞IPA」の称号を持つ記念碑的ビール。2025年GABFでも銅メダルを獲得し、その安定した品質を証明した。Untappd評価3.9/5(48,282件)。クリアな苦みとホップアロマのバランスが絶妙で、BreaksideのIPAクラフトマンシップが凝縮されている。

③ Breakside Pilsner — ジャーマンスタイルの実力

「IPAだけじゃない」と語るのがBreaksideの真骨頂。ジャーマンピルスナーはUntappd評価3.6/5(13,746件)と高評価を維持。きめ細かな泡立ち、柔らかいモルト甘みと軽快なホップのほろ苦さが特徴で、IPAに疲れたときの清涼剤として最高だった。

④ Spring Day — WBC 2025 金メダル(American-Belgo-Style Ale)

2025年World Beer Cupで金メダルを受賞したアメリカン-ベルゴスタイルエール。ベルギー系酵母由来のフルーティさにアメリカのホップキャラクターが融合した、実験精神あふれる一本。Breaksideの「定番×実験」哲学が最もよく現れているビールの一つだ。

⑤ Woodlawn Pale Ale — 地元Woodlawnへのオマージュ

本店が位置するWoodlawn地区の名を冠したアメリカンスタイルペールエール。2025年World Beer Cupで銀メダルを受賞。地域への愛着とクオリティへのこだわりが感じられる、飲み飽きしないデイリーペールエールだ。

りほくん
りほくん
Wanderlust IPAは「これがポートランドIPA」って一発でわかる完成度でした。ホップの種類が5つも使われているのに、うるさくなくてバランスが絶妙。初めてBreaksideに来るならまずこれを飲んでほしいです!

他のビール愛好家たちのレビュー

Breaksideへの評価はビールコミュニティ全体でも非常に高い。各プラットフォームの集合知を見てみよう。

  • Tripadvisor(NE Dekum): 4.4/5(732件レビュー)。「ポートランドベストブルワリーの一つ」「ドッグフレンドリーで雰囲気も最高」という声が多数。
  • Tripadvisor(NW Slabtown): 4.3/5(436件)。「スラブタウン地区で外せないスポット」と地元民からも支持。
  • Yelp(NE Dekum): 606枚の写真・732件のレビュー。ドッグフレンドリーなパティオとフードパートナーのFarmer and Beastとのコラボメニューが特に好評。
  • Untappd: Wanderlust IPA単体で60,000件超のチェックイン。コミュニティから長年愛されている定番ブランドとして認知されている。

醸造家の声 — ブルーマスター Ben Edmunds

Breaksideのブルーマスター(Head Brewer)、Ben Edmunds氏はポートランドクラフトビール界で最も影響力のある醸造家の一人だ。Food GPSやBrewbound、Craft Beer & Brewingなど多数のメディアにインタビューが掲載されている。

「勝つビールとは、最も見識の高い審査員の集団に対して、最も心地よく感じられるビールだ」

— Ben Edmunds(Craft Beer & Brewing Podcast #126より)

Edmunds氏はBreaksideを「実験的なブルワリー」と表現しながらも、それは無計画な実験ではないと強調する。「美味しさと飲みやすさを最優先にしながら、新しいことに挑戦する」というフィロソフィーがBreaksideのDNAだ。ホップフォワードなビールについては「ホップの明確なフレーバープロファイルを頭の中に描いてから、そこに向けて逆算して醸造する」と語っており、その哲学がWanderlust IPAやBreakside IPAの一貫した品質につながっている。

また、Edmunds氏はドイツ醸造の伝統からも学んでおり、「精度と探求心」をブルワリーの文化として定着させたと語っている。実験をただのマーケティングに終わらせず、品質の追求として昇華させる姿勢が、同ブルワリーを毎年コンペティションの上位に位置させている理由だろう。

受賞歴

Breaksideの受賞歴は圧倒的だ。主要コンペティションでの実績をまとめる。

World Beer Cup 2025(6メダル)

  • 🥇 金メダル: Spring Day(American-Belgo-Style Ale)
  • 🥇 金メダル: Cheat Codes(American-Style Black Ale / Stout)
  • 🥇 金メダル: Hello My Alien(Australian-Style Pale Ale)
  • 🥈 銀メダル: Woodlawn Pale Ale(American-Style Pale Ale)
  • 🥈 銀メダル: All Yellow(Chili Beer)
  • 🥉 銅メダル: Breakside IPA(American-Style India Pale Ale)

GABF 2025(2メダル)

  • 🥉 銅メダル: Breakside IPA(American-Style India Pale Ale)— GABF史上最多受賞IPAの称号を持つ伝説的ビール
  • 🥉 銅メダル: La Maison du Bang!(Wood- and Barrel-Aged Strong Stout)

Oregon Beer Awards

  • 🏆 Brewery of the Year: 2017年・2019年・2020年・2021年・2022年(計5回)

GABF 2023(4メダル)

2023年のGABFでも複数拠点から計4メダルを獲得。毎年メダルを重ねる安定感がBreaksideの強みだ。

多拠点展開 — ポートランド圏を網羅するBreaksideネットワーク

Breaksideは2010年のNE Dekum創業以来、着実に拡大を続けている。現在のロケーション一覧:

  • NE Dekum(本店) — 820 NE Dekum St, Portland / Woodlawn地区。2010年創業の原点。ドッグフレンドリーな屋外パティオあり
  • Milwaukie(生産拠点+タップルーム) — 2013年拡大。大規模醸造設備を持つ生産拠点
  • NW Slabtown — 1570 NW 22nd Ave, Portland。2017年オープン。スラブタウン地区の活気あるブルーパブ
  • Lake Oswego — 2021年オープン
  • Beaverton — 2023年7月オープン。200人規模の大型屋外スペースが特徴
  • Vancouver, WA — ワシントン州初進出のダウンタウンロケーション
  • Astoria — オレゴンコーストのタップルーム。海と一緒にBreaksideを楽しめる
ホプくん
ホプくん
Milwaukieの生産拠点で年間30,000バレルを醸造しながら、複数の拠点で新鮮なビールを提供できる体制が整っているホプ! アストリアのロケーションはオレゴンコーストの海を見ながらビールが飲めるのでぜひ訪れてほしいホプ!

アクセス情報(NE Dekum本店)

ポートランド中心部からNE Dekumへのアクセスは比較的シンプルだ。

  • 住所: 820 NE Dekum St, Portland, OR 97211
  • 営業時間: 月〜日 11:30〜21:00(訪問前に公式サイトで最新情報を確認推奨)
  • 電話: (503) 719-6475
  • 駐車場: 周辺ストリートパーキング利用可
  • ドッグフレンドリー: 屋外パティオはペット可
  • フード: Farmer and Beastとのパートナーシップによるフードメニューあり
  • 公共交通: TriMet バスを利用してNE Dekum St付近まで

まとめ — Breaksideがポートランドを代表する理由

Breakside Breweryを訪問して改めて感じたのは、「受賞歴の多さ」と「実際に飲んだときの満足感」が完全に一致しているということだ。コンペティションで評価される技術的な完成度と、普段飲みで選びたくなる美味しさ、その両立を高いレベルで実現しているブルワリーは多くない。

Head BrewerのBen Edmunds氏が言う「最も心地よく感じられるビール」を目指すという哲学は、Wanderlust IPAの一口目でリアルに体感できる。ポートランドを訪れるなら、Breaksideは必ず立ち寄るべきスポットだ。オレゴン州には他にも名醸造所が多く、同じBend地区のBoneyard Beer CompanyUPP Liquidsも合わせて訪れてほしいブルワリーだ。

りほくん
りほくん
ポートランドに来たらBreaksideは絶対外せません! 特にWanderlust IPAとPilsnerを飲み比べると、BreaksideがIPAだけじゃなくてどのスタイルも高水準なのがわかって感動しました。拠点が多いので、行きやすい場所で気軽に立ち寄れるのも魅力ですね!

よくある質問(FAQ)

Q1. Breakside Breweryの本店はどこにありますか?

本店は 820 NE Dekum St, Portland, OR 97211(Woodlawn地区)です。2010年にオープンしたポートランド最初のロケーションで、ドッグフレンドリーなパティオが特徴です。営業時間は月〜日 11:30〜21:00ですが、訪問前に公式サイト(breakside.com)で最新情報をご確認ください。

Q2. Breakside IPAはなぜ「最多受賞IPA」と呼ばれるのですか?

Breakside IPAはGABF(グレート・アメリカン・ビール・フェスティバル)で複数回にわたってメダルを獲得し、同コンペティションの「American-Style India Pale Ale」カテゴリで最多受賞記録を持つIPAとして認知されています。2025年GABFでも銅メダルを受賞し、安定した品質を証明し続けています。

Q3. Breakside Breweryは何拠点ありますか?

2025年時点でポートランド近郊に7拠点以上展開しています。NE Dekum(本店)・Milwaukie(生産拠点)・NW Slabtown・Lake Oswego・Beaverton・Vancouver(WA)に加え、オレゴンコーストのAstoriaにもタップルームがあります。詳細は公式サイト(breakside.com/our-locations/)でご確認ください。

Q4. Wanderlust IPAとBreakside IPAの違いは何ですか?

Wanderlust IPAはモザイク・シムコー・サミット・カスケード・アマリロの5種のホップを使用したよりアロマティックでトロピカルなIPAで、Untappd評価3.9/5(60,000件超)の看板ビールです。一方Breakside IPAはGABFで最多受賞歴を持つバランス型のアメリカンIPAで、Untappd評価3.9/5(48,000件超)。どちらも高水準ですが、アロマを重視するならWanderlust、クラシックなIPAを求めるならBreakside IPAがおすすめです。

Q5. Breakside BreweryでIPAが飲めない人向けのビールはありますか?

あります。Breakside Pilsner(ジャーマンスタイル、Untappd 3.6/5)は軽快で飲みやすく、IPAが苦手な方にも好評です。また、実験的なベルゴスタイルエール(Spring Day)や、American-Style Pale Ale(Woodlawn Pale Ale)など多彩なスタイルを揃えています。ビアメニューは季節によって変わるため、来店前にbreakside.comのビールページで最新情報をご確認ください。

Q6. Head Brewer(醸造責任者)は誰ですか?

Ben Edmunds氏がBreaksideのブルーマスター(Head Brewer)を務めています。Food GPS・Brewbound・Craft Beer & Brewingなど多数のメディアで取り上げられており、「美味しさと飲みやすさを最優先にしながら実験する」という哲学でBreaksideを業界トップレベルのブルワリーに育て上げました。

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