クラフトビールレビュー:Trillium / Oenobier (American Wild Ale 11.6%)
この記事は過去の試飲体験に基づき、2025年6月に更新しています。
この記事でわかること
- クラフトビールレビュー:Trilliumの「Oenobier」の特徴
- 味わいの詳細なプロファイル
- おすすめの楽しみ方

このビールのホップの特徴について専門的な解説をするホプ!

なるほど!つまり、このビールの特徴をわかりやすく説明すると…

わー、面白そうなビールだワン!どんな味なのか気になるワン♪
Trillium / Oenobier (American Wild Ale 11.6%)
● 見た目
美しい黄金
● 香り(鼻腔前方受動器)
フーダー熟成由来の樽の煽り、奥にある複雑な甘さ。甘さを分解すると、アルコール、杏、グレープ、吟醸香にちかいりんご。焦がした砂糖。複雑な甘さとやや醤油のような熟成由来の複雑さ。リッチ。
● 香り(鼻腔後方受容器)
花の蜜のような甘さ。アルコールのような甘さに加えて、蜜のようなねっとりとした甘さに乗ってくるホップの柑橘。美しい。うっとりする。上品な印象。柑橘はかなりドラゴンフルーツ系。実の赤い柑橘系の酸っぱいやつ。それらを感じ取っていると追うようにやってくるフーダー由来の豪華さ。幸せ。
● 口当たり
白ワインっぽい?アルコール感が強く感じるが丁寧で優しいアルコール感。
スルッと口に当たってくる。とても自然。
● コクと質感
水のような口当たり。味わいが炭酸とアルコールと共に出てくる。まるでシャンパンのような味わいの出方。ワイン系のビールの中で、ここまでビールとしての自然さを保ったままワイン感を出してくるビールが他にあったかな?ないきがする。★すごく上品にビールでありながらワインらしさを出している★うますぎるしすごすぎる。グレープを発酵させて出てくる感じをモルトの甘さと綺麗に調和させていて美しい。両方甘みだけど、片方は水のような、片方はクッキーのような相反する甘みだと思っていた。これはその反する甘みを見事に調和させている。Nelson Sauvinだけではぜったいにこうはならない。(Nelson Sauvinが入っているかはわからないけど、入っていないと思う。C系ホップの印象がある)
● 飲み込む瞬間
ワイルドエールらしい飲み心地。ワイルド系のセゾンのような、ビールらしいかつ生臭くない。美しい。飲み込む瞬間はあくまでビール。
● 後味
チクルでも湿布でもない。ミントガム、グレープ。青リンゴ。それら全てを上品に長く残してくれる美しい余韻。それでいて爽やか。ホップ系のニュアンスとワイン系のニュアンスを綺麗に保っている。すごい。
● 全体的な印象
グレープフルーツの皮ではなくグレープと認識させられるのはホントにすごい。ワインとビールの丁度良いバランスを保っている。美しすぎる。ワイン果汁で発酵させて、アルコール度数を高めてそこに情報量を持たせるところがほんとうにかっこいい。繊細かつアルコール度数に見合った情報量がある素晴らしいビール。
● オフフレーバー
● 底
りんご系の香りが強い。蜜のような甘さ。砂糖というより蜜。甘ったるい香り。グレープ系。飲んでみるとアルコール感がやたらつよいが、辛さや渋さはない。見た目以上に爽やか。のどが焼けるような感覚はあるもののしつこくない。すごくいい。混ぜてもいいが、混ぜずに飲み比べたい。
#ビール #クラフトビール #クラフトビール好きと繋がりたい
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