【リホブルワリーNo.256 / アメリカNo.148】Sierra Nevada Brewing Co.(Chico, CA)|GABF Gold 17回!クラフトビール殿堂入りの伝説

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この記事は約27分で読めます。

🍺 この1本: Sierra Nevada Pale Ale — American Pale Ale(5.6%)
クラフトビール史上最も重要な1杯。1980年の創業時から変わらぬレシピで、American Pale Aleというスタイルを事実上定義した伝説のビール。1983年のGABF(第2回大会)で消費者投票(Consumer Preference Poll)1位を獲得し、殿堂入り。Untappd 546,000+ ratings。
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🍺 「Known for:」GABF Gold 17回・American Craft Beer Hall of Fame初代殿堂入り。American Pale Aleの原型を創った、アメリカンクラフトビールの父

廃棄乳製品機器で始まった革命

1980年、カリフォルニア州チコ。廃棄された乳製品加工機器を改造してビールを醸し始めた一人の青年が、やがてアメリカのクラフトビール革命の歴史を根底から変えることになる。

こんにちは!クラフトビール愛好家のりほです。リホブルワリーNo.256、アメリカNo.148は、カリフォルニア州チコのSierra Nevada Brewing Co.(シエラネバダ・ブルーイング)。1980年の創業から45年以上、GABF(Great American Beer Festival)Gold Medal 17回American Craft Beer Hall of Fame初代殿堂入りという圧倒的な実績を持つ、文字通りアメリカンクラフトビールの生きた歴史そのものです。

創業者Ken Grossman(ケン・グロスマン)は自宅ガレージでホームブルーイングを始め、廃棄された乳製品加工機器やソフトドリンク工場の設備をかき集めてブルワリーを立ち上げました。その一杯——Sierra Nevada Pale Aleは、American Pale Aleというビアスタイルを事実上定義し、全米のクラフトビール革命に火をつけた一杯として語り継がれています。

りほくん
りほくん

ビール好きなら一度は名前を聞いたことがあるはず。Sierra Nevadaは「クラフトビールの教科書」的な存在。1980年創業で45年以上、ずっと独立経営を貫いているのが本当にすごい!

📍 アクセス・基本情報

📍 住所1075 E 20th St, Chico, CA 95928
🕐 営業時間月〜木・日: 11:00 AM – 9:00 PM / 金・土: 11:00 AM – 10:00 PM
🌐 公式サイトsierranevada.com
📸 Instagram@sierranevada(412Kフォロワー)
🍺 UntappdSierra Nevada Brewing Co.
🚗 アクセスサクラメントから車で約1時間半北上。サンフランシスコからは約3時間。チコ市内E 20th St沿い
🏭 設立1980年(Ken Grossman & Paul Camusi)
🍺 年間生産量約80万バレル(全米クラフトビール第3位規模)
ホプくん
ホプくん

Sierra Nevadaはチコ本社工場の他に、ノースカロライナ州ミルズリバーにも「East Coast Brewery」を持っているホプ!2014年に完成し2016年にLEED Platinum認定を取得したこの東海岸工場は、世界最先端のサステナブル醸造施設なんだホプ!

🏭 Sierra Nevada Brewing Co.の誕生ストーリー — 廃棄機器からクラフト革命へ

Sierra Nevada Brewing Co.の物語は、創業者Ken Grossmanの少年時代から始まります。10代でホームブルーイングの世界に足を踏み入れたGrossmanは、チコにホームブルーイング用品店「Home Brew Shop」を開業。この経験を経て1980年、共同創業者のPaul Camusiとともにブルワリーを立ち上げました。

しかし、スタートは決して華やかではありません。廃棄された乳製品加工機器やソフトドリンク工場のタンクを集め、自らの手で溶接し改造。いわば「ジャンクヤード醸造所」からの船出です。Grossman自身が配管を繋ぎ、電気工事を行い、文字通りゼロからブルワリーを組み上げました。

転機となったのはSierra Nevada Pale Aleの誕生。当時アメリカのビール市場を支配していたのは、Budweiserに代表されるライトラガー。そんな時代に、Cascade(カスケード)ホップをふんだんに使った華やかなアロマと力強いビター——American Pale Aleという新しいスタイルを世に送り出したのです。

ホプくん
ホプくん

Sierra Nevada Pale Aleに使われているCascadeホップは、1972年にUSDAがリリースしたアメリカ初のアロマホップ品種だホプ!シトラスとフローラルの華やかな香りが特徴で、まさにアメリカンクラフトビール革命の象徴ホプ。ちなみにホップ辞典でCascadeの詳細プロファイルも確認できるホプよ!

1983年、GABF(Great American Beer Festival)の第2回大会でPale Aleが消費者投票(Consumer Preference Poll)1位を獲得。これが全米のビール愛好家の目をクラフトビールに向けさせる大きなきっかけとなりました。その後も品質を一切妥協することなく生産量を拡大し、2020年代には年間約80万バレルを醸造する全米第3位のクラフトビールメーカーへと成長。それでいて、創業から一度も大手企業に買収されることなく独立経営を貫いているのが、Sierra Nevadaが愛され続ける最大の理由です。

Grossmanはその功績を認められ、American Craft Beer Hall of Fameに初代メンバーとして殿堂入りしています。

りほくん
りほくん

「廃棄機器で始めたブルワリーが、45年後に全米第3位になる」って、まさにアメリカンドリーム。しかも一度も身売りしていないっていうのがカッコいい。クラフトビールの精神を体現しているブルワリーだよね。

🏛️ 施設・タップルームの雰囲気

Sierra Nevada Brewing Co.のチコ本社は、単なるブルワリーを超えた巨大なビールテーマパークとも言えるスケールです。

タップルーム & レストラン

ウッド調の美しいバーカウンターに、黒板に手書きされたタップリスト。温かみのある照明と木目の内装が、クラフトビールの「手仕事」感を見事に演出しています。メインのBig Roomレストランは350席の大空間で、ピザやバーガーなどビールに合うパブフードが充実。自社農園の食材を使ったメニューも魅力です。

East Brewhouse — 1982年ドイツ製銅製仕込み釜

必見は「East Brewhouse」にある1982年製のドイツ製銅製仕込み釜。Grossmanが創業初期にドイツから取り寄せたもので、今も実際にビール醸造に使われています。磨き上げられた銅の輝きは40年以上の歴史を物語り、Sierra Nevadaの品質へのこだわりを象徴する存在です。

ルネちゃん
ルネちゃん

銅の仕込み釜がキラキラしてて素敵ワン!40年以上前のドイツ製なのに今も現役で使っているなんて、ものを大切にしているんだワン!

ブルワリーツアー & ガーデン

ブルワリーツアーでは、原料のホップ畑から仕込み、発酵、パッケージングまで一連の醸造工程を見学可能。敷地内にはビール用ホップと大麦の実験農場まであり、Sierra Nevadaの「原料から一貫して自分たちでコントロールする」という哲学が体感できます。屋外のビアガーデンは天気の良い日に最高で、チコの温暖な気候の中でフレッシュなビールを楽しめます。

りほくん
りほくん

ちなみにチコは車でのアクセスがメイン。サクラメントから1時間半、サンフランシスコからは3時間くらい。店員さんがめちゃくちゃ親切で、辛いピザを食べた時にミルクを持ってきてくれたのは嬉しかった(笑)。実験的なビールのフィードバックをブルワーに直接伝えられるのも面白いポイント!

🍺 飲んだビール — Sierra Nevadaの看板ラインナップ

Sierra Nevadaは定番ビールだけでも10種類以上をラインナップ。今回は代表的な2本と、ピザとのペアリングを紹介します。

🍺 Sierra Nevada Pale Ale(APA / 5.6% / 38 IBU)

BeerAdvocate: 90点 | Untappd: 3.6(546,000+ ratings)

1980年の創業以来、一度もレシピを変えていない不変の看板ビール。グラスに注ぐとまず飛び込んでくるのは、Cascadeホップ由来の柑橘系——グレープフルーツとパインの爽やかなアロマ。口に含むと、しっかりとしたモルトの甘みが土台を支え、ミディアムボディのバランスの良さが光ります。フィニッシュはクリーンなビターで、何杯でも飲み続けられる危険な1杯。

「これがAmerican Pale Aleの原型か」と、一口飲めば納得。派手さはないけれど、このバランスの完璧さは45年磨き続けたからこそ。1983年のGABF(第2回大会)消費者投票1位から数えて、歴代最多受賞のPale Aleです。

ホプくん
ホプくん

Sierra Nevada Pale Aleは、仕込み水の水質にもこだわっているホプ!チコの地下水をベースに、正確な水質調整を行って醸造しているんだホプ。ABV計算的にはOG 1.052 → FG 1.012で約5.6%になる計算ホプ!

🍺 Hazy Little Thing IPA(Hazy IPA / 6.7% / 35 IBU)

BeerAdvocate: 89点 | Untappd: 3.8(356,000+ ratings)

2018年にリリースされた、Sierra Nevadaの「新世代」を象徴する1杯。従来のクリアなビール造りで知られていたSierra Nevadaが、Hazy(濁り系)IPAのトレンドに本気で応えた野心作です。

グラスに注ぐと、名前の通りの美しいヘイジーゴールド。トロピカルフルーツの香り——マンゴー、パッションフルーツ、オレンジピールが層になって立ち上ります。口当たりはシルキーで、ジューシーなフルーツ感が口いっぱいに広がりつつも、ビターはほどよく抑えられて飲みやすい。Other HalfHop Butcherのようなホップ全振りのHazy IPAとは方向性が違い、あくまで「飲みやすさ」と「フレーバー」のバランスを重視しているところがSierra Nevadaらしい。

発売からわずか数年で全米販売量トップクラスのHazy IPAに成長したことが、その完成度を物語っています。

ルネちゃん
ルネちゃん

Hazy Little Thingはトロピカルフルーティーでジューシーワン!パッケージのイラストもかわいくて、缶で見かけたらつい手に取っちゃうワン♪

🍕 ペアリング — Sierra Nevadaのピザとビール

Sierra Nevadaのレストランで提供されるピザは、自社農園の食材を使った本格派。Pale Aleの柑橘系ホップと、チーズ&トマトソースの旨味が絶妙にマッチします。特にマルゲリータ系のシンプルなピザとPale Aleの組み合わせは、ホップのビターがピザの脂をスッキリ切ってくれて最高。辛めのピザにはHazy Little Thingのフルーティーな甘みが中和してくれます(辛すぎた時は店員さんがミルクを持ってきてくれました笑)。

ペアリングの相性はペアリングツールでも確認できます。Pale AleやIPAスタイルとピザ・グリル系フードは定番の組み合わせです。

🍺 その他の代表ビール

ビール名スタイルABVIBUUntappdBA特徴
Torpedo Extra IPAIPA7.2%653.7(375K)92「Hop Torpedo(ドライホッピング装置)」を自社開発。Citra/Crystal/Magnumの三重奏
Celebration Fresh Hop IPAFresh Hop IPA6.8%653.7(243K)92毎年秋冬限定。収穫したてのウェットホップ使用。1981年から続く伝統
Narwhal Imperial StoutImperial Stout10.2%604.0(107K)93ダークチョコレート&コーヒー。バレルエイジバージョンも人気
Bigfoot BarleywineBarleywine9.6%903.6(65K)921983年初醸造。GABF Gold 3回。セラーリング(熟成)向け
Trail Pass IPANon-Alcoholic IPA<0.5%3.3(11K)WBC 2025 Gold。ノンアルIPAの最高峰
ホプくん
ホプくん

Torpedoの名前の由来になった「Hop Torpedo」は、Sierra Nevadaが自社開発したドライホッピング装置ホプ!通常のドライホッピングよりも効率的にホップオイルを抽出できる革新的な技術だったホプ。IBU計算ツールで65 IBUのビターネスがどれくらいか確認してみるホプ!

りほくん
りほくん

個人的に推したいのはNarwhal Imperial Stout。Untappd 4.0はSierra Nevadaの中でも最高評価。ダークチョコレートとコーヒーの重厚な味わいが最高で、BA 93点も納得の出来。冬にじっくり飲みたい1杯!

🌿 サステナビリティへの取り組み — ビール業界のリーダー

Sierra Nevadaは、ビールの品質だけでなく環境への取り組みでもアメリカのクラフトビール業界を牽引してきました。

取り組み詳細
☀️ 太陽光発電チコ本社に2.6MWの太陽光パネルを設置。電力の90%以上を自家発電で賄う
🏛️ LEED Platinumノースカロライナ東海岸工場が2016年に米国グリーンビルディング評議会のLEED Platinum認定を取得
♻️ ゼロウェイスト2013年からゼロウェイスト認定。廃棄物の99.8%をリサイクル・堆肥化・再利用
🌱 自社農場敷地内でホップと大麦を栽培する実験農場を運営。原料の地産地消
💧 水資源管理独自の排水処理施設を保有。水使用量の継続的削減に取り組む
🏆 EPA認定EPA(米国環境保護庁)「Green Business of the Year 2010」受賞
ルネちゃん
ルネちゃん

お日様の力でビールを作っているんだワン!ゴミもほとんど出さないなんて、地球にやさしいブルワリーワン♪ ルネも応援するワン!

📸 現地訪問の様子

実際の訪問の様子はInstagramでもご覧いただけます👇

🏅 受賞歴 — GABF Gold 17回を含む88メダル

Sierra Nevada Brewing Co.の受賞歴は、アメリカンクラフトビールの歴史そのものです。GABF 38回(Gold 17回)、WBC 14回(Gold 8回)、AIBA 28回、さらにAmerican Craft Beer Hall of Fame殿堂入りという、他のブルワリーでは到達しえない圧倒的な実績を誇ります。

🥇 GABF(Great American Beer Festival)受賞歴 — 38メダル

メダル回数主な受賞ビール
🥇 Gold17回Pale Ale(1983年消費者投票1位、1987年以降Gold複数回〜1995年)、Bigfoot Barleywine(3回)、Summerfest、Celebration、Porter、Stout 他
🥈 Silver11回Pale Ale、Torpedo、Kellerweis Hefeweizen、Nooner Pilsner 他
🥉 Bronze10回Pale Ale、Narwhal、Ovila Abbey Ale、Otra Vez 他

特筆すべきは、1983年のGABF(第2回大会)から入賞していること(1983年は消費者投票1位。メダル審査制度は1987年開始)。40年以上にわたり最高品質を維持し続けているブルワリーは他にほぼ存在しません。

🌍 WBC(World Beer Cup)受賞歴 — 14メダル

メダル回数主な受賞ビール
🥇 Gold8回Pale Ale(2025年最新含む)、Trail Pass Non-Alcoholic IPA(2025年)、Summerfest 他
🥈 Silver3回Torpedo、Otra Vez 他
🥉 Bronze3回Kellerweis、Narwhal 他

2025年のWorld Beer Cupでは、Pale AleがGoldを受賞。さらにTrail Pass(ノンアルコールIPA)もGoldを獲得しており、伝統と革新の両面で世界最高峰の評価を得ています。

🏆 その他の主要受賞・殿堂入り

受賞詳細
🏛️ American Craft Beer Hall of Fame初代殿堂入り。Ken Grossmanの功績を称え、クラフトビール業界最高の栄誉
🌎 AIBA28メダル(Australian International Beer Awards。アジア太平洋地域最大規模のビアコンペ)
🌿 EPA Green Business of the Year2010年。米国環境保護庁が認定する環境配慮企業の最高賞

合計88メダル以上——この数字はアメリカのクラフトブルワリーとしてトップクラスの受賞歴です。Sierra Nevada Brewing Co.の受賞歴・評価データの詳細はブルワリーデータベースでも確認できます。

ホプくん
ホプくん

88メダルは驚異的ホプ!特にGABF Gold 17回はアメリカのクラフトブルワリーの中でも屈指の記録。しかも1983年の第2回大会から入賞しているということは、40年以上にわたって最高品質を維持しているということホプ!

🌐 Web評価・口コミ

評価サイト評価コメント
BeerAdvocate3.92/5(356 ratings)「Excellent」評価。Narwhal 93点、Torpedo/Celebration/Bigfoot 92点
TripAdvisor4.4/5.0(776 reviews)チコ220軒中2位。「Must visit」「Amazing brewery tour」のレビュー多数
Yelp1,525+472 reviews「The food and beer are both excellent」。ツアーの充実度を称賛する声多数
UntappdPale Ale 3.6(546K)/ Hazy 3.8(356K)累計レーティング数は100万件超。世界中のビール愛好家から支持
りほくん
りほくん

TripAdvisorでチコ220軒中2位ってすごい。しかもYelpのレビュー数が合計2,000件近くあるのは、観光地としても大人気ということ。ブルワリーツアーの評判が特に高いみたいだね。

🎤 醸造家の声

Sierra Nevadaの45年にわたる哲学は、創業者Ken Grossmanの言葉に凝縮されています。

“When we started in 1980, we could never have imagined what Sierra Nevada would become…”
(1980年に始めた時、Sierra Nevadaがこんな姿になるなんて想像もしていなかった…)

— Ken Grossman, 創業者/CEO, Sierra Nevada公式サイト

“We didn’t need to win over a hundred percent of the beer drinking public back then. We just needed a few percent.”
(当時、ビール飲みの100%を獲得する必要はなかった。数パーセントで十分だった。)

— Ken Grossman, Entrepreneur Magazine

“We go too far and pull it back quite often.”
(やり過ぎて引き戻すことは日常茶飯事だ。)

— Ken Grossman, Craft Beer & Brewing Podcast

“We’ve been focused from our beginning on trying to do the right thing.”
(創業当初から、正しいことをしようと集中してきた。)

— Ken Grossman, Brewinreview
ルネちゃん
ルネちゃん

「正しいことをしよう」っていう言葉、シンプルだけど深いワン。ビールも環境も、全部一貫しているんだワン!

🏆 総合評価

項目評価コメント
🍺 ビールの品質★★★★★Pale Aleは「殿堂級」。Hazy Little Thingも完成度が高い
🏛️ 施設・雰囲気★★★★★ウッド調バー、銅製仕込み釜、350席Big Room。テーマパーク級
🍕 フード★★★★☆自社農園食材のピザ・パブフードが充実。辛いピザにミルクのサービスも◎
🏅 受賞歴★★★★★GABF Gold 17回 / WBC Gold 8回 / 88メダル / 殿堂入り
🌿 サステナビリティ★★★★★太陽光90%超 / LEED Platinum / ゼロウェイスト / EPA受賞
🚗 アクセス★★★☆☆車必須。サクラメント1.5h / SF3h。チコ到着後は快適
📸 総合おすすめ度★★★★★クラフトビールファン必訪の聖地。歴史・品質・環境すべてが最高レベル
りほくん
りほくん

Sierra Nevadaは「クラフトビール好きなら一生に一度は行くべき場所」と断言できる。ビールの品質、施設のスケール、環境への取り組み、すべてが最高レベル。チコまで行く価値は絶対にあるよ!

🔗 アメリカのおすすめブルワリー

アメリカ西海岸・東海岸のおすすめクラフトブルワリーをご紹介。Sierra Nevadaが好きなら、きっとこちらも楽しめるはず。

🔧 クラフトビール醸造ツール

Sierra Nevadaのビールを自宅で再現してみたい方へ。当サイトの醸造ツールを活用してみてください。

❓ よくある質問(FAQ)

Q1. Sierra Nevada Brewing Co.はどこにありますか?

カリフォルニア州チコ(1075 E 20th St, Chico, CA 95928)に本社・醸造施設があります。サクラメントから車で約1時間半、サンフランシスコから約3時間です。また、ノースカロライナ州ミルズリバーにも東海岸工場があります。

Q2. Sierra Nevada Pale Aleの特徴は?

1980年の創業時から変わらぬレシピで醸造されるAmerican Pale Ale(ABV 5.6%, IBU 38)。Cascadeホップ由来の柑橘系アロマとモルトの甘みのバランスが絶妙で、American Pale Aleスタイルを事実上定義した伝説的なビールです。BeerAdvocate 90点、Untappd 546,000+ ratingsの評価を得ています。

Q3. GABF(Great American Beer Festival)での受賞歴は?

GABF全体で38メダルを受賞しており、うちGold Medalは17回です。1983年のGABF(第2回大会)から入賞しており(1983年は消費者投票1位。メダル制度は1987年開始)、40年以上にわたりアメリカのビールコンペ最高峰で評価され続けています。合計ではGABF 38回+WBC 14回+AIBA 28回=88メダル以上の受賞歴があります。

Q4. ブルワリーツアーはありますか?

はい、チコ本社でブルワリーツアーを実施しています。ホップ畑から仕込み、発酵、パッケージングまで一連の醸造工程を見学できます。敷地内の実験農場や1982年ドイツ製銅製仕込み釜「East Brewhouse」も見どころです。訪問前に公式サイトで最新のツアー情報を確認することをおすすめします。

Q5. Sierra Nevadaのサステナビリティへの取り組みは?

業界トップレベルです。チコ本社に2.6MWの太陽光パネル(電力の90%以上)、ノースカロライナ工場は2016年にLEED Platinum認定取得、2013年からゼロウェイスト認定(廃棄物99.8%リサイクル)。2010年にはEPA Green Business of the Yearを受賞しています。

Q6. Hazy Little Thingとは?おすすめですか?

2018年リリースのHazy IPA(ABV 6.7%, IBU 35)で、Sierra Nevadaの「新世代」を代表する1杯です。トロピカルフルーツの華やかなアロマとシルキーな口当たりが特徴。BeerAdvocate 89点、Untappd 3.8(356,000+ ratings)と高評価で、全米でもトップクラスの販売量を誇るHazy IPAです。

📝 まとめ

Sierra Nevada Brewing Co.は、1980年に廃棄機器から始まったブルワリーが、45年をかけてアメリカンクラフトビールの歴史を築き上げた「生きた伝説」です。GABF Gold 17回、American Craft Beer Hall of Fame殿堂入り、そして太陽光発電90%以上・LEED Platinum・ゼロウェイストの環境先進ブルワリー。Pale Aleが定義したAmerican Pale Aleスタイルは、世界中の後進ブルワリーの道標となりました。

チコまでのアクセスは車が必須で少し大変ですが、到着すればブルワリーツアー、350席のBig Room、銅製仕込み釜「East Brewhouse」と、丸一日楽しめるクラフトビールの聖地が待っています。クラフトビールファンなら、一生に一度は訪れるべき場所です。

りほくん
りほくん

Sierra Nevadaを訪れて改めて感じたのは、「45年間ブレない」ということの凄さ。廃棄機器でスタートして、独立を貫いて、環境にも全力で取り組んで。Pale Aleの一口に、その全部が詰まっている気がしたよ。みんなもチコに行く機会があったら、絶対に立ち寄ってみて!

ルネちゃん
ルネちゃん

ルネもお日様いっぱいのビアガーデンでのんびりしたいワン!Sierra Nevadaのこと、好きになったワン♪ またね〜ワン!

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beerUSAブリューパブ