【2022年】キリン一番搾り とれたてホップ 完全レビュー – 収穫したての生ホップが織りなす瑞々しい風味
秋の風物詩として毎年登場する「一番搾り とれたてホップ」。今回は2022年版を味わいました。通常のビールと異なり、ホップを乾燥させずに急速冷凍して使用する「フレッシュホップ製法」で作られたこの季節限定ビールは、どのような味わいを持つのでしょうか?新鮮なホップの青々しさが感じられる一杯を徹底解析します。
一番搾り とれたてホップの基本情報
- 商品名: キリン一番搾り とれたてホップ 生ビール
- メーカー: キリンビール株式会社
- ビアスタイル: 季節限定ラガー(フレッシュホップビール)
- 特徴: 収穫したてのホップを乾燥させずに急速冷凍して使用
- 発売日: 2022年11月1日(一部店舗では10月31日から先行販売)
- 購入場所: スーパーマーケット
- 公式サイト: https://www.kirin.co.jp/alcohol/beer/ichiban/toretatehop/
【初心者向け解説:フレッシュホップとは】
通常のビール製造では、ホップは収穫後に乾燥させて使用します。一方、フレッシュホップ(生ホップ)ビールは、収穫したてのホップを乾燥させずに使用するか、急速冷凍して鮮度を保ったホップを使います。これにより、乾燥では失われがちな繊細な香り成分や、青々しい風味が楽しめます。フレッシュホップビールはホップ収穫期の秋に限定して製造される季節商品で、ビール愛好家の間では「ホップハーベスト」として親しまれています。
どんなビール?
特徴と製法
キリンビールの「一番搾り とれたてホップ」は、毎年秋に登場する季節限定ビールです。秋味シリーズに続く形で販売され、ホップ収穫の秋ならではの特別な一杯として位置づけられています。
最大の特徴は、収穫したてのホップを乾燥させずに急速冷凍して使用している点です。通常のビール製造では、ホップは収穫後に乾燥させて保存性を高めますが、この製法ではホップの瑞々しさや鮮度感を最大限に引き出すことができます。
【初心者向け解説:ノーブルホップとは】
ノーブルホップは、主にヨーロッパで伝統的に栽培されてきた高貴なホップ品種のグループを指します。代表的なものに、チェコの「ザーツ(Saaz)」、ドイツの「ハラタウ(Hallertau)」、ポーランドの「ルブリン(Lublin)」、イギリスの「イーストケントゴールディング(East Kent Golding)」などがあります。これらのホップは強烈な苦みよりも、繊細でスパイシーな香りが特徴で、爽やかな草花のような香り、ハーブ調の風味が特徴です。主に伝統的なヨーロピアンラガーやピルスナーなどに使用されています。
一番搾り とれたてホップの評価
ビールレビュー
見た目
グラスに注ぐと、透明感のある黄金色で、向かい側がはっきりと見えるほどのクリアな見た目です。典型的なラガービールの外観ですが、泡立ちはきめ細かく、見た目にも爽やかな印象を与えます。
香り
アロマ (鼻腔前方受動器)
グラスを鼻に近づけると、まずノーブル系ホップの爽やかな香りが広がります。特徴的なのは通常のビールにはない青々しさで、まさに生ホップならではの瑞々しい印象です。その中に、キウイのようなフルーティーさ、ミントや歯磨き粉を思わせる清涼感、わずかにマーマレードのような柑橘系の香りも感じられます。
フレーバー(鼻腔後方受容器)
口に含んだ後に鼻に抜ける香りでは、キウイ系のフルーティーさがより強く感じられます。歯磨き粉のようなミントの風味も特徴的で、わずかな辛さも感じます。炭酸が強いうちは非常に心地よい香りが鼻を抜けますが、炭酸が抜けるとやや物足りなくなる点も特徴です。
勢いよく口に含むと、一瞬だけモルトのカラメルのような甘い香りも感じられ、複雑な香りの層が楽しめます。
味わい
口当たり
口に含んだ瞬間は、典型的なビールらしい自然な印象があります。モルトの甘みがしっかりと感じられ、バランスの取れた心地よさがあります。
コクと質感
舌の上に乗せると、青々しさを感じるノーブル系ホップの特徴が広がります。辛みも感じられますが、不快なほど強くはなく、むしろワサビのようなクリーンな刺激として楽しめます。この特徴は、焼き魚や甲殻類(海老や蟹)との相性を感じさせます。特にノーブル系ホップのわずかなエグみと蟹味噌の組み合わせは絶妙だと想像できます。
注意点として、舌の上に乗せて温度が上がると苦みのピークが早く来るため、冷たい状態で楽しむのがおすすめです。
飲み込む瞬間
飲み込む際には、鼻を抜ける青々しさがより鮮明になります。生ホップの特徴がもっとも感じられる瞬間かもしれません。
後味
後味には長く残るミントのような清涼感があります。酸味を帯びた新鮮で心地よい苦さは、ビールの余韻として絶妙なバランスを保っています。
全体的な印象
「一番搾り とれたてホップ」は、ホップの使用量が特別に多いわけではありませんが、生ホップならではの瑞々しいフレッシュさが特徴的です。通常のビールとは一線を画す爽やかさと心地よさが感じられます。
このビールを飲むと、不思議と熱を通した動物性タンパク質が欲しくなる味わいで、焼き魚や焼肉、煮込み料理など、秋から冬にかけての食事と特に相性が良さそうです。
おすすめの飲み方と食べ合わせ
- 温度: よく冷やして(5〜7℃)飲むのがおすすめ。温度が上がると苦みが強く感じられます
- グラス: ピルスナーグラスや薄手のタンブラーで香りを楽しむと良いでしょう
- 相性の良い料理:
- 焼き魚(特に塩焼きの秋刀魚や鯖)
- 焼き海老や蟹料理
- 塩焼きや照り焼きなどの鶏肉料理
- 和風の鍋物
- シンプルな焼肉
まとめ:季節を感じるフレッシュホップビール
キリンの「一番搾り とれたてホップ」は、秋の季節限定ビールとして毎年楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。収穫したてのホップを乾燥させずに使う製法により、通常のビールでは味わえない青々しさと瑞々しさを楽しめる特別な一杯です。
特別な苦みや強烈な個性はありませんが、その繊細なフレッシュ感が魅力で、秋の食材との相性も抜群です。季節の変わり目を感じさせてくれるビールとして、ぜひ新鮮なうちに試してみてください。
【季節限定ビールを楽しむコツ】
「とれたてホップ」のような季節限定ビールは、発売から時間が経つと鮮度が落ちて本来の風味が損なわれることがあります。できるだけ発売直後に購入し、購入後はなるべく早く飲むことをおすすめします。また、保存する場合は直射日光を避け、冷蔵庫で保管しましょう。味わいの変化を楽しむなら、毎年のバージョンを飲み比べてみるのも面白いかもしれません。
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