【#りほびーる No. 481】志賀高原ビール 1t IPA(SHIGA KOGEN BEER 1t IPA)9.5%
おすすめクラフトビール
志賀高原の毎年恒例IPAです!買うしかないですよね!
おすすめのクラフトビールについて、買える場所や味わいについて紹介します!ビール選びの参考にしてください!
どんなクラフトビール ?
クラフトビールの特徴
絶滅寸前(!?)の苦いビールファンのみなさま、お待たせしました。
1t IPA、発売です!
今回で12回目。
9.5%、IBU110。
ご存知、1トンのモルトと、もったいないくらいにたっぷりのホップをつかった大人気商品。
「まだか」
「そろそろ?」
というお声をたくさんいただいていましたが、おまたせいたしました。
もともとオールドスクールな西海岸の強力な IPA をイメージしたのが、この 1t IPA。
色は明るいオレンジ。
デコポンとか伊予柑みたいな大きな赤目の柑橘に、オレンジやグレープフルーツの白い皮みたいなニュアンスが加わった、柑橘感あふれる仕上がり。
色のイメージ通りの甘やかさは感じながらも、ホップの苦味とのバランスで、飲み口はむしろクリアかつジューシー。
ガツンとくるけどドライな仕上がりは、9.5% とは信じられないくらいで、いつも以上に危ない感じの仕上がりです。
IPA といえば、甘くてヘイジーなのが主体のご時世。
いまどき、こういうやつはだいぶ少なくなったのは認識しているのですが、あらためて、やっぱりこういう IPA っていいなと自分たちでは思っています。
BBQや、うまいハンバーガーなんかと、いっしょにがんがんのんだりするのが、最高かな。
全然パイントグラスとかでいけちゃうと思うのですが、繰り返しますが、スピード注意です。
今回はたっぷり2仕込み分です。
どうぞよろしくお願いします!
アルコール度数 : 9.5%
ビアスタイル:インペリアル / トリプル IPA
限定 4875本
ゆるぶる 作ってる人のブログより http://slowbrewing.blog104.fc2.com/page-1.html
今年もわくわくしますね!日本で定期的にハイアルコールIPAを作ってくれるブルワリーなかなかないですよねぇ。
いつ買った?
2023年12月
どこで買った?
目白田中屋さん
ブルワリーについて
清酒『縁喜(えんぎ)』の酒蔵は、北信州は志賀高原の麓にございます。初代喜惣治が、この地に創業したのが文化ニ年(1805年)、屋号の玉村は、初代が酒造りの修行をした上州玉村(現在の群馬県佐波郡玉村町)にちなんだものです。山紫水明なこの地の清冽な水、清澄な空気、寒冷な気温の中で醸し出された酒は、約210年余の長きに亘り、多くの方々に愛され、育てていただいてまいりました。
今でこそ、スキーヤーのメッカとして全国に有名な志賀高原も、その昔は松代藩に属した未開の地であり、御用係として奥山林の調査を命ぜられた佐久間象山が、「星の井(当時の銘柄名)」の酒九樽を、氏神様(天川神社)に献上して無事を祈った程でした。その後、旧草津街道として旅人の往来も増え湯治場(湯田中・渋温泉郷)のお酒としても親しまれて参りました。
明治40年には、明治天皇御用品として宮内省お買い上げを賜り、その後大正天皇御大典を機に、銘柄を「星の井」から当主喜惣治の名にちなんで「縁喜」に改めました。また、当家では、新嘗祭の献上米を大正14年に御共進した実績があり、現在はその水田で収穫された美山錦が酒造りに使用されています。
また、2004年からは『志賀高原ビール』『山伏』の醸造を始め、ホップなどの原料づくりからも関わっています。小規模で非効率であっても「この地だからこそできる味」「自分たちが飲みたいビール」を、楽しみながら真剣に追求しています。これからも、均質化のすすむ地方の、万人受けする酒ではなく、個性ある田舎の、個性ある酒を、丹念に適正規模つくり、目の届く範囲で、責任をもってお届けしたいと思います。小さくても、味は全国トップの水準を目指し、この酒を飲むためにもここに来たいと思っていただける酒をつくることによって、地域の魅力向上に貢献して参りたいと思います。社 名株式会社 玉村本店業務内容清酒、ビール(発泡酒)製造 ・ 酒類小売販売 ・ 酒類卸販売創 業文化ニ年・1805年代表取締役社長佐藤 栄吾 所在地〒381-0401 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏1163Tel.0269-33-2155
https://tamamura-honten.co.jp/?mode=f1 公式サイトより
※オンラインストアのお問い合わせはご遠慮ください。お問い合わせは、お問い合わせフォームよりお願いします。Fax.0269-33-3136
長野のブルワリーで、山伏という高級ビールのブランドも同じブルワリーで製造しています!自宅の冷蔵庫には山伏もあるので、レビュー記事いつか書きます!
ビアスタイルガイドライン
102.インペリアル・インディア・ペールエール
インペリアルIPAの色合いは、ストロー(麦わら色)からミディアム・アンバーの範囲。冷温白濁があっても許される。また、冷温時に限らずドライホッピングによる濁りがあっても許される。フルーティーなエステルはミディアムからハイ・レベル。ホップのアロマとフレーバーは非常にハイ・レベルで、フローラル、フルーティー(ベリー、トロピカル・フルーツ、プラムやアンズなどのストーンフルーツ、ブラックカラント、その他)、硫黄臭もしくはディーゼル・オイルのような香り、玉葱/ニンニクの香り、シトラス(柑橘)な香り、あるいは松脂や樹脂の香りを伴う。ホップの苦味も非常にハイ・レベルで、渋味やエグミなどの不快感があってはならない。淡色モルトのキャラクターはローからミディアム・レベル。カラメルモルトのキャラクターがロー・レベルで感じられてもよい。アルコール度数が高く、アルコール感が口の中ではっきりと感じられる。ダイアセチルが感じられても、非常にロー・レベルであれば許される。ボディはミディアムからフルの範囲。このビアスタイルの魅力の一つは、ホップの鮮度の高さにある。したがって、酸化や老化したホップのキャラクターがあってはならない。クリスタルモルトよりダークなモルト、通常IPAには使用しないエール酵母、フルーツやスパイスその他の香味原料を使用してつくったバージョンは、エマージング・インディア・ペールエールに該当する。
https://beertaster.org/beerstyle/2204_detail/2204_102.html#j102 ビアスタイルガイドラインより
- 初期比重 (プラート度):1.070-1.100 (17.1-23.9)
- 最終比重 (プラート度):1.012-1.020 (3.1-5.1)
- アルコール度数 :7.5-10.6% ABV
- ビタネス・ユニット:65-100 IBU
- 色度数:2-9 SRM (4-18 EBC)
クラフトビールレビュー
見た目 SRM
18-20
濁りは強い
香り
アロマ (鼻腔前方受動器)
焦げたパン香りの強いケーキの底にあるクッキー、アルコール入りのレーズン、ややダイアセチルがああるが、本当にややでとてもとてもいいバランスを保っている。クッキーに含まれるバターのような印象を美しく表現するのに貢献している。全くもってだめなダイアセチルではない。感動のダイアセチル。モルトの強い甘さ。
フレーバー(鼻腔後方受容器)
吟醸香 日本酒によくあるような発行の香り、
味わい
口当たり
ビールらしい自然な口当たり。やや焦げたような香ばしさが口に当たると広がる。
コクと質感
パンにマーマレードを塗ったような印象。やや焦げているローストしたモルトの印象から自然にホップの苦さにつながっていく。この導入があまりにも自然で美しい。苦さも強いが、焦げた嫌な苦みではなく(もちろんその要素も一部あるが、強調しすぎずポジティブに働いて存在している。)ダイアセチルのバターの印象もあるが、全くネガティブに働いていない。ボディとは異なるコクを引き出す要素になっている。
飲み込む瞬間
ごくんと飲み込むとややダンクな印象がある。静かに少量飲み込むと、ダンクさはさらに控えめになり、日本酒のようにのどの奥に落ちていく。心地いい。しかし飲み込む瞬間はアルコール度数相応の重さがある。ごくごくは飲めない。
後味
マーマレード系の苦さが残る。
底
日本酒感がとにかく強くなる。おいしい。濃厚なモルトの香り。
テイスティングノート
アロマ (10点満点)
モルト(3点満点)
3
ホップ(3点満点)
3
その他(4点満点)
4
外観印象(6点満点)
6
色(2点満点)
1
濁り 引く要因ではないと思いつつも、このスタイルに濁りはふさわしくないと思う。
透明度(2点満点)
1
同様の理由。
泡持ち(2点満点)
1
フレーバー(19点満点)
モルト(3点満点)
3
ホップ(3点満点)
3
状態(2点満点)
2
アフターテイスト(3点満点)
3
バランス(4点満点)
4
その他(4点満点)
4
ボディ(5点満点)
5
全体印象(10点満点)
7
トータル(50点満点)
45
全体的な印象
志賀高原のWCIPA濃厚アルコールに少しダンクな心地よさ。
今年も志賀高原らしいハイアルWCIPAでうれしかったです!
↓クラフトビール関係まとめたふるさと納税記事を書いたので、よかったらみてください。↓
楽天で買えるオススメクラフトビール情報定期更新してるので、みてください!
コメント