Slice Beer Company(カリフォルニア)GABF金賞Hazy IPAの名醸造所ガイド

Slice Beer Company Lincoln CA サムネイル 2003
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※本記事の情報はInstagram投稿(@lobeerve)および公式サイト・各種レビューサービスを元に作成しています。営業時間・メニュー等は変更になる場合がありますので、訪問前に公式サイトでご確認ください。

こんにちは!りほです。今回は、アメリカ・カリフォルニア州サクラメント郊外のリンカーンにあるSlice Beer Companyをご紹介します。@lobeerveさんのInstagram投稿で知って以来、ビールギークとして絶対に押さえておきたい醸造所として注目していました。あらためてリサーチしてみると、予想をはるかに超えるポテンシャルがありました。地元密着の小規模ブルワリーでありながら、GABF金賞をはじめ輝かしい実績を誇るSlice Beer Company。その魅力を徹底的に掘り下げていきます!

Slice Beer Companyとは?基本情報

Slice Beer Companyは、カリフォルニア州リンカーン(Lincoln, CA)のダウンタウンに位置するマイクロブルワリー&タップルームです。2019年11月にオープンし、「Culture of Fresh(フレッシュの文化)」をスローガンに掲げています。年間生産量を約1,500バレルに意図的に絞り込み、極めて鮮度の高いビールをタップルーム中心に提供するというスタイルが特徴です。

「小規模であることは不利ではなく、私たちの目的そのものだ」という言葉がブルワリーの哲学を端的に表しています。大量生産ではなく、常に最高の状態のビールを届けることにこだわる姿勢が、コアなビールファンから絶大な支持を集める理由です。

アクセス・基本情報

名称Slice Beer Company(スライス・ビア・カンパニー)
住所665 6th Street, Lincoln, CA 95648
電話(916) 408-6889
メールbeer@slicebeer.com
公式サイトslicebeer.com
営業時間(月〜木)15:00 〜 22:00
営業時間(金・土)11:00 〜 22:00
営業時間(日)11:00 〜 21:00
開業年2019年11月
生産規模年間約1,500バレル
アクセスサクラメントより北東へ車で約35分(I-80 East経由)

Slice Beer Companyの生い立ちと創業者の歩み

Slice Beer Companyを語るうえで欠かせないのが、共同創業者でブリューマスターのZack(Zach)Frasher氏の経歴です。その歩みはまさにアメリカン・クラフトビール界の縮図とも言えます。

Frasherさんは2008年、雑誌の広告でホームブルーイングを知り、娘の誕生後に専業主夫として育児をしながらビール醸造を独学で学び始めました。オンラインフォーラムやYouTubeを駆使して技術を磨き、その後カリフォルニア州オーバーンのKnee Deep Brewing Companyでインターンを経験。次いでMraz Brewing Company(エルドラドヒルズ)で約1年間腕を磨きます。

2016年末にはMoonraker Brewing Company(オーバーン)の醸造責任者に就任。ここでFrasherさんは、まだ西海岸でWest Coast IPAが全盛だった時代に、いち早くHazy IPA(New England IPA)を積極的に打ち出しました。Moonrakerを全米的な知名度へ引き上げ、Untappdでも地域最高評価を誇る存在となりました。

そしてクラフトビール界に語り継がれるハイライトが2017年。ヘイワード(Hayward, CA)のビアバー「The Bistro」では毎年「Annual Double and Triple IPA Competition」が開催されています。Frasherさんが醸造したMoonrakerのトリプルIPA「Extremis」もこの舞台にエントリー。あのRussian River Brewingの伝説的ビール「Pliny the Younger」を打ち破って優勝を果たしました。「Pliny the Younger」はアメリカのクラフトビール界で長年最高評価を受け続けてきた伝説的なビールです。そのため、この快挙は全米のビアギークに衝撃を与えました。

そのFrasherさんは2019年4月にMoonrakerを離れます。その後、隣接するOld Town Pizzaのマーケティング責任者Russ Yeager氏と共同でゼロから立ち上げたのがSlice Beer Companyです。オープン直後からその名声が後押しし、地域を超えたビールファンが押し寄せることになりました。

@lobeerve のInstagram投稿

Slice Beer Company 公式 Instagram

🍺 代表ビール詳細レビュー

Slice Beer Companyのラインナップは、Hazy IPAをメインに据えながら、モダンWest Coast IPAやクラシックスタイルも展開しています。ここでは@lobeerveさんの投稿でも特筆されていた2本の看板ビールを詳しく見ていきます。

Original Juice(オリジナル・ジュース)

スタイル:IPA – New England / Hazy ABV(アルコール度数):7.0% IBU(苦味単位):50

Slice Beer Companyの「顔」とも言える看板ビール。Galaxy、Mosaic、Citra、Simcoeという人気ホップを組み合わせたジューシー系Hazy IPAです。ピーチ・アプリコット・パイナップル・マンダリンといった南国フルーツの香りと味わいを全面に打ち出しています。Untappdでは4.31 / 5.0(1000件超のレーティング、2024年コミュニティアワード銀賞)という驚異的な高評価を維持しており、HazyIPAファンの間では外せない一本とされています。

味わいプロファイル(Original Juice)

ジューシー感 95
フルーティさ 92
ホップ香 89
苦味 58
飲みやすさ 84

Neon Lites(ネオン・ライツ)

スタイル:IPA – New England / Hazy ABV:7.0% IBU:50

CitraとSimcoeというIPAの王道ホップをシンプルかつ精巧に組み合わせた一本。ハニーデュー・カンタロープ・エバーグリーン・ライチといった複雑で繊細なアロマが特徴で、Original Juiceとは異なるエレガントなジューシー感を表現しています。Untappdでは4.13 / 5.0(750件超のレーティング)と高評価を維持しています。さらに2022年GABF(グレート・アメリカン・ビール・フェスティバル)のJuicy or Hazy Strong Pale Ale部門でゴールドメダルを受賞した実力作です。

味わいプロファイル(Neon Lites)

ジューシー感 84
フルーティさ 86
ホップ香 92
苦味 50
飲みやすさ 90

ホップくん・りほくん・ルネちゃんのビアギーク座談会

ホプくん
ホプくん

Slice Beer Company、ついに記事になるホプ!元MoonrakerブリューマスターのZack Frasherさんが立ち上げたって聞いたときから要注目だったんだホプ!

りほくん
りほくん

そうだよね。MoonrakerでPliny the Youngerを打ち破った実績を持つ人が作るブルワリーなんだもんね、期待値は最初から桁違いだよね。

ルネちゃん
ルネちゃん

Pliny the Youngerって!あの超プレミアムビールを打ち破ったなんて、もう伝説じゃないですかワン♪

ホプくん
ホプくん

しかも「Culture of Fresh」という哲学が凄いホプ!生産量を1,500バレルに絞って、常に新鮮なビールだけを提供するって、商業的な誘惑に打ち勝つ強い意志が必要だホプ!

りほくん
りほくん

Original JuiceはGalaxy・Mosaic・Citra・Simcoeという4種類のホップを組み合わせてるんだよね。それでUntappdで4.31って、そりゃ人気出るよね。

ルネちゃん
ルネちゃん

ピーチにアプリコットにパイナップル…それ全部出てくるビールなんてどんな魔法なんですかワン♪ 飲んでみたいですワン!

ホプくん
ホプくん

もう一本のNeon LitesはCitraとSimcoeの2ホップだけで勝負してるホプ。シンプルに見えるけど、ハニーデューとライチの香りが出るって相当な技術力だホプ!

りほくん
りほくん

Neon LitesはGABF 2022でゴールドメダルを獲ってるんだよね。しかも同じJuicy or Hazy Strong Pale Ale部門でだよ。Tight Quartersも2020年にブロンズメダルだし、この路線で安定して結果を出してるよね。

ルネちゃん
ルネちゃん

GABF金賞ですって!それって全米一を決める大会ですよね?小さなブルワリーが金賞って、すごすぎますワン♪

ホプくん
ホプくん

コラボも豪華だホプ!CellarmakerはStrata+Nelsonホップのコラボビール、Urban Roots Brewing(サクラメント)とはEkuanot Cryo、German Amarillo、Mosaic、SimcoeのWest Coast DIPA「Urban Slice」を共同醸造してるホプ!どちらも全米トップクラスのブルワリーだホプ!

りほくん
りほくん

Cellarmakerって言えばサンフランシスコのHazy IPA界の雄だよね。そことコラボできるってことは、業界内での評価が本物ってことだよね。

ルネちゃん
ルネちゃん

リンカーンってサクラメントからちょっと離れた郊外の町なんですよね?それでも全米トップと肩を並べてるって、本当に実力で勝ち取ってきた信頼なんだなとわかりますワン♪

🌐 Web評価・口コミ

各種プラットフォームでのSlice Beer Companyの評価をまとめました。

プラットフォーム評価備考
Untappd(ブルワリー全体)高評価多数のビールが4.0以上を維持
Untappd(Original Juice)4.31 / 5.01000件超のレーティング、2024年コミュニティ銀賞
Untappd(Neon Lites)4.13 / 5.0750件超のレーティング
Yelp高評価71件以上のレビューに161枚の写真
TripAdvisor上位評価Lincoln市内の注目スポットとして掲載
BeerAdvocate高評価各ビールが地域トップクラスの評点を獲得

口コミでは「フレッシュさが段違い」「タップルームの雰囲気が最高」「スタッフのビール知識が豊富」という声が目立ちます。またOld Town Pizzaが隣接しているため、ビールと本格ピザを合わせて楽しめる点も高い評価を得ています。

🏅 受賞歴・注目コラボ情報

受賞歴(確認済み)

  • 2017年「Annual Double and Triple IPA Competition @ The Bistro(Hayward, CA)」優勝:Frasher醸造(Moonraker時代)のトリプルIPA「Extremis」が、Russian River BrewingのPliny the Youngerを撃破。小規模ブルワリー発の快挙として全米に衝撃を与えた
  • 2020年 GABF(グレート・アメリカン・ビール・フェスティバル)ブロンズメダル:「Tight Quarters」がJuicy or Hazy Strong Pale Ale部門で受賞
  • 2022年 GABF ゴールドメダル:「Neon Lites」がJuicy or Hazy Strong Pale Ale部門で受賞
  • 2024年 Untappd コミュニティアワード 銀賞:「Original Juice」が受賞

注目コラボ実績

Slice Beer Companyは、業界内での信頼を背景に全米トップレベルのブルワリーとのコラボを精力的に展開しています。

  • Cellarmaker Brewing(サンフランシスコ):Strata+Nelsonホップを使ったコラボビールを共同醸造。CellarmakerはUSクラフトビール界でも屈指のHazy IPA・West Coast IPA醸造所として知られる。
  • Urban Roots Brewing(サクラメント):Ekuanot Cryo、German Amarillo、Mosaic、SimcoeのWest Coast DIPA「Urban Slice」を共同醸造。Urban Roots は地元サクラメントの人気醸造所。
  • Moksa Brewing:開業前後からコラボ実績を持ち、サクラメント地域のクラフトビールシーンでの存在感を確立。

北カリフォルニア巡礼のおともに

Slice Beer Companyはサクラメント市内から東に約35〜40分(I-80 East経由)と、やや郊外に位置します。しかし「わざわざ行く価値がある」という評判はビアコミュニティの中で広く共有されており、北カリフォルニアへのビアギーク巡礼ルートに組み込む醸造所として強くおすすめできます。

特にHazy IPAの「Original Juice」や「Neon Lites」は、醸造されてから時間を置かずに飲むことが最も大切なスタイルです。遠路はるばる訪問してタップルームで飲むことで、缶や瓶では味わえない究極の鮮度を体験できるという点でも、現地訪問の意義は大きいといえます。

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総合評価

Slice Beer Company 総合評価

ビール品質 ★★★★★(5/5)
フレッシュネス ★★★★★(5/5)
ビアギーク度 ★★★★★(5/5)
アクセス ★★★(3/5)・郊外立地
コラボ実績 ★★★★★(5/5)
コスパ ★★★★(4/5)

総合:94点 / 100点 ― 北カリフォルニアを訪れるならマストビジットの一軒。Hazy IPAおよびWest Coast IPAの最高水準を、最高の鮮度で体験できる希少な醸造所です。

まとめ

Slice Beer Companyは、サクラメント郊外という立地でありながら全米のビアギークが一目置く存在となっています。Moonraker時代から培ったZack Frasherの圧倒的なブルーイングスキルと「Culture of Fresh」という明確な哲学がその原動力です。GABF金賞・ブロンズ賞という輝かしい実績、Untappd 4.31というOriginal Juiceの驚異的な評価。さらにCellarmakerやUrban Rootsという実力派ブルワリーとのコラボ実績も誇ります。これらはすべて、小さくても本物の醸造哲学が生み出した結果です。

北カリフォルニアへビアギーク巡礼に行く機会があれば、ぜひリンカーンのダウンタウンに足を伸ばしてみてください。きっと忘れられない一杯に出会えるはずです。

参考情報

免責事項

本記事は、@lobeerveさんのInstagram投稿(2026年4月9日付)・公式サイト・Untappd・BeerAdvocate・各種メディア記事等の公開情報をもとに作成しています。筆者は本醸造所への実際の訪問を行っていません。営業時間・ビールラインナップ・価格等は変更になる場合があります。訪問前には必ず公式サイトまたはSNSで最新情報をご確認ください。受賞歴等の情報は各公開情報に基づいており、正確性の担保を保証するものではありません。

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