Parish / Holy Ghost

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rihobeer

本業はIT系の会社員です。ビール審査員の資格であるビアジャッジを取得し、新米ビアジャッジとして活動しています。JGBA2024には審査員参加しました。クラフトビールのレビューを書くことや、ビアフェスでワイワイ楽しむことが大好きです。

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#りほびーる No. 480】Parish / Holy Ghost 11%
おすすめクラフトビール

ラベルがかっこよすぎて買いました!こういうビールの買い方もいいですよね!大人気ブルワリーの日本来日ということで、ビール界隈でも話題になっていましたね。

おすすめのクラフトビールについて、買える場所や味わいについて紹介します!ビール選びの参考にしてください!

どんなクラフトビール ?

クラフトビールの特徴

2013 年、当社のフラッグシップ ダブル IPA、Ghost In The Machine
をリリースしました。 2017 年後半、私たちはホップを 2 倍にして、
驚くべき Citra ホップ体験である DDH Ghost を作りました。
2020 年に設⽴ 10 周年を迎え、すべてを終わらせるために最⼤かつ最
も凶悪なゴーストを解き放ちます。 私たちはあなたに聖霊を捧げます
⼤量のオーツ⻨と⽣⼩⻨で醸造され、同量のネルソン・ソーヴィン、
ギャラクシー、シトラ・クライオを飽和状態まで完全にドライホップ
したホーリー ゴーストは、これまでにないほど⼼が溶けるような IPA
です。

インポーターさんより

In 2013, we released our flagship Double IPA, Ghost in the Machine. In late 2017, we doubled the hops to make DDH Ghost, a mind blowing, Citra hop experience. Now, in 2020 for our first decade anniversary, we are unleashing our biggest, most badass Ghost to end it all. We present to you Holy Ghost. Brewed with gobs of oats and raw wheat and completely dry hopped to saturation with equal amounts Nelson Sauvin, Galaxy, and Citra Cryo, Holy Ghost is a mind-melting IPA encounter like none before. 11%

2013 年、当社のフラッグシップ ダブル IPA、ゴースト イン ザ マシンをリリースしました。 2017 年後半、私たちはホップを 2 倍にして、驚くべき Citra ホップ体験である DDH Ghost を作りました。 2020 年に設立 10 周年を迎え、すべてを終わらせるために最大かつ最も凶悪なゴーストを解き放ちます。 私たちはあなたに聖霊を捧げます。 大量のオーツ麦と生小麦で醸造され、同量のネルソン・ソーヴィン、ギャラクシー、シトラ・クライオを飽和状態まで完全にドライホップしたホーリー ゴーストは、これまでにないほど心が溶けるような IPA です。 11%

公式サイトより
正面
説明
ラベル
部屋の照明

アルコール度数とホップ濃度のマッチ感がないと違和感が出ると思っています。ホップを増やしてアルコール度数を上げるっていいですよね。

いつ買った?

2023年12月

どこで買った?

目白田中屋さん

ブルワリーについて

A NEW DAWN FOR LA CRAFT BEER
Located in the heart of Cajun Country in Broussard, Louisiana, our simple goal is to make awesome craft brewed beer. Our story begins around 2003 when our founder Andrew moved from Louisiana to Pittsburgh and discovered a thriving craft beer scene. Returning home a few years later, he recognized a lack of breweries in Louisiana and set out to create part of what is now a thriving craft brewing industry.

Parish Brewing the original brewery
Parish Brewing expansion
WE’RE GONNA NEED A BIGGER BREWERY
Our first beer ever sold was Canebrake, named for the abounding sugarcane fields in the area, and it was a huge hit from the start. It didn’t help that Andrew was brewing in the “nano brewery,” a tiny 50 gallon brewery, making just 20 kegs a week. Nevertheless, Parish was being distributed all over the Lafayette, La. region, and Canebrake was becoming more and more popular with a full range of beer drinkers—from light beer drinkers to 10th level beer nerds.

We remain known in Louisiana for Canebrake, but the rest of the world knows us for Ghost in the Machine and our juice bomb IPAs and other innovations. In 2012, we completed construction on our new brewery on Jared Dr. and have been growing ever since. Today, we are one of the largest breweries in the region and distribute our beer throughout the south.

INTO THE FUTURE
We have 10 year-round beers: Canebrake, Ghost in the Machine, Envie, South Coast, Parish Pilsner, Dr. Juice, Rêve Coffee Stout, and our SIPS Sours. When we have time and capacity, we brew other beers too, like our seasonal Berliners, high gravity double and triple IPAs, and barrel aged strong ales. Our philosophy is to be a strong, profitable business while making intensely flavored, modern beer of the highest quality. We also only believe in brewing products that people want to drink (crazy concept, we know).

Parish Brewing Brewing equipment
Parish Brewing Ghost Machine
Parish Brewing Brewing equipment
THE FAMILY
We have 30 bright, hard-working employees who come to work every day driven to make beers that get people excited and that our community is proud to call their own. Our team is made up mostly of people who have never worked in other breweries before, and we are proud of that. We don’t believe in boundaries and limitations on techniques or ingredients. We innovate in the industry by doing things our own way, and we make awesome beer as a result.

If you’ve ever purchased one of our beers, we’d like to say thank you for the support and for allowing us to continue making the best product on earth.

LAクラフトビールの新たな夜明け
ルイジアナ州ブルサールのケイジャン カントリーの中心部に位置する私たちのシンプルな目標は、素晴らしいクラフトビールを作ることです。 私たちの物語は、創業者のアンドリューがルイジアナ州からピッツバーグに移り、盛んなクラフトビールシーンを発見した 2003 年頃に始まります。 数年後に帰国した彼は、ルイジアナ州に醸造所が不足していることを認識し、現在繁栄しているクラフトビール産業の一部を創設することに着手しました。

パリッシュ・ブルーイングのオリジナル醸造所
パリッシュ ブリューイングの拡張
もっと大きなビール醸造所が必要になる
私たちが初めて販売したビールは、この地域に広がるサトウキビ畑にちなんで名付けられた「Canebrake」で、発売当初から大ヒットとなりました。 アンドリューが「ナノ醸造所」という50ガロンの小さな醸造所で、週にわずか20樽しか醸造していなかったことが役に立ちませんでした。 それにもかかわらず、パリッシュはルイジアナ州ラファイエット地域全体に流通しており、ケーンブレーキはライトビール愛好家から 10 レベルのビールオタクまで、幅広いビール愛好家の間でますます人気が高まっていました。

当社はルイジアナ州では依然として Canebrake で知られていますが、世界のその他の地域では Ghost in the Machine やジュース ボム IPA、その他のイノベーションで当社のことが知られています。 2012 年に、私たちはジャレッド ドクターに新しい醸造所の建設を完了し、それ以来成長を続けています。 現在、当社はこの地域最大のビール醸造所の 1 つであり、南部全域にビールを販売しています。

未来へ
通年ビールは、Canebrake、Ghost in the Machine、Envie、South Coast、Parish Pilsner、Dr. Juice、Rêve Coffee Stout、そして SIPS サワーの 10 種類をご用意しています。 時間と能力に余裕がある場合は、季節限定のベルリンナー、高比重のダブルおよびトリプル IPA、樽熟成ストロングエールなど、他のビールも醸造します。 私たちの哲学は、最高品質で風味豊かなモダンなビールを作りながら、強力で収益性の高いビジネスになることです。 また、私たちは人々が飲みたいと思う製品を醸造することだけを信じています(クレイジーなコンセプト、私たちは知っています)。

パリッシュブルーイングの醸造設備
パリッシュ ブリューイング ゴースト マシン
パリッシュブルーイングの醸造設備
家族
当社には 30 名の明るく勤勉な従業員がおり、人々を興奮させ、コミュニティが誇りを持ってビールを製造できるよう、毎日仕事に取り組んでいます。 私たちのチームのほとんどは、これまで他のビール醸造所で働いたことのない人々で構成されており、それを誇りに思っています。 私たちは、技術や材料に境界や制限を信じません。 私たちは独自の方法で物事を進めることで業界に革新をもたらし、その結果として素晴らしいビールを生み出しています。

弊社のビールを購入されたことがある方には、サポートと地球上で最高の製品を作り続けることを許可していただきありがとうございます。

公式サイトより https://parishbeer.com/about/

配送会社を手配して個人で輸入する方も多いブルワリーです。ようやく日本にやってきました!ここのグラスがかっこよくて、3年くらい前はすごく憧れてました。

ビアスタイルガイドライン

103.ジューシーまたはヘイジー・インペリアル・インディア・ペールエール

 ジューシーまたはヘイジー・インペリアルIPAの色合いは、ストロー(麦わら色)からライト・アンバーの範囲。白濁はこのビアスタイル特有のもので、濁りの程度は軽いレベルから著しく混濁したレベルまで許される。デンプン、酵母、ホップ、タンパク質、その他が、多様な濁りの原因となっている。フルーティーなエステルはミディアム・ハイからハイ・レベルで、モルトの甘味を爽やかにし、ホップ・アロマを強調する役割を果たしている。ホップのアロマとフレーバーはハイから非常にハイ・レベルで、とりわけフルーティー、トロピカル、ジューシーなキャラクターを伴う。ホップの苦味はローからミディアム・レベル。苦味の印象はソフトで全体のバランスときれいに調和していること。また、実際に感じる苦味のレベルはIBUの数値よりもかなり低い。モルトのアロマとフレーバーはローからハイ・レベルまでと幅が広い。濁りを促進するために、オート麦、小麦、そのほかの副原料を加えることができる。ビアスタイル名にある「ジューシー」という言葉は、大量のホップをドライホッピングすることでビールに付与される味と香りのキャラクターを言い表しており、ジュース(果汁)のキャラクターは必要ない。そのほかにホップ由来のキャラクターとして、シトラス(柑橘)、パイン、スパイス、フローラル、ブラックカラント、その他の香りが感じられてもよい。ダイアセチルがあってはならない。ボディはミディアムからフルの範囲。シルキーな触感または豊満なマウスフィールがフレーバーの全体に深みをつけるのに寄与している。クリスタルモルトよりダークなモルト、通常IPAには使用しないエール酵母、フルーツやスパイスその他の香味原料を使用してつくったバージョンは、エマージング・インディア・ペールエールに該当する。

  • 初期比重 (プラート度):1.070-1.100 (17.1-23.9)
  • 最終比重 (プラート度):1.012-1.024 (3.1-6.1)
  • アルコール度数 :7.5-10.6% ABV
  • ビタネス・ユニット:45-80 IBU 実際に感じる苦味のレベルは、この数値よりかなり低い
  • 色度数:3-7 SRM (6-14 EBC)
https://beertaster.org/beerstyle/2204_detail/2204_103.html#j103

102.インペリアル・インディア・ペールエール

 インペリアルIPAの色合いは、ストロー(麦わら色)からミディアム・アンバーの範囲。冷温白濁があっても許される。また、冷温時に限らずドライホッピングによる濁りがあっても許される。フルーティーなエステルはミディアムからハイ・レベル。ホップのアロマとフレーバーは非常にハイ・レベルで、フローラル、フルーティー(ベリー、トロピカル・フルーツ、プラムやアンズなどのストーンフルーツ、ブラックカラント、その他)、硫黄臭もしくはディーゼル・オイルのような香り、玉葱/ニンニクの香り、シトラス(柑橘)な香り、あるいは松脂や樹脂の香りを伴う。ホップの苦味も非常にハイ・レベルで、渋味やエグミなどの不快感があってはならない。淡色モルトのキャラクターはローからミディアム・レベル。カラメルモルトのキャラクターがロー・レベルで感じられてもよい。アルコール度数が高く、アルコール感が口の中ではっきりと感じられる。ダイアセチルが感じられても、非常にロー・レベルであれば許される。ボディはミディアムからフルの範囲。このビアスタイルの魅力の一つは、ホップの鮮度の高さにある。したがって、酸化や老化したホップのキャラクターがあってはならない。クリスタルモルトよりダークなモルト、通常IPAには使用しないエール酵母、フルーツやスパイスその他の香味原料を使用してつくったバージョンは、エマージング・インディア・ペールエールに該当する。

  • 初期比重 (プラート度):1.070-1.100 (17.1-23.9)
  • 最終比重 (プラート度):1.012-1.020 (3.1-5.1)
  • アルコール度数 :7.5-10.6% ABV
  • ビタネス・ユニット:65-100 IBU
  • 色度数:2-9 SRM (4-18 EBC)
https://beertaster.org/beerstyle/2204_detail/2204_102.html#j102

インペリアルIPAのアルコール度数が11%もないって、少し低く感じます。このビールに合うスタイルはガイドラインにありませんね。

クラフトビールレビュー

見た目 SRM

1 黄色 光のあたり方次第では2-5にも感じる。濁りは強く、マンゴージュースのように見える。

香り

アロマ (鼻腔前方受動器)

ニュージーランド系ホップの湿布のような冷たさを感じる。その奥に、Citraのメロンのような印象を感じる。ホップの香りをアルコールが強く補強している。ブルワリーのアルコールにホップの香りを溶かす能力がとても高いことが香りからすごくわかる。

Monkishはホップ由来の香りを発酵由来のフェノールで補強する感じがとても心地良かったんですが、こちらはとにかくアルコールに香りを溶かしているパワータイプです!みんなこれを目指すけどできない!てくらいアルコールにホップの香りが溶けています!

フレーバー(鼻腔後方受容器)

強いアルコール、ニンニクのような辛さ、ニラっぽさ。桃、ナッツのようなオイリーな印象。少しだけドライフルーツ。ウイスキー系の響によくあるような柿、若干のスイカ。炭酸が抜けた状態で口に含むとメロンの印象も強い。ネルソン系の白ワインのような印象もある。

味わい

口当たり

オーツがっつりなわりに優しい。アルコール由来の冷たさが目立つ。違和感は全くないし、オーツ由来のベールをまとったような抽象化されたような、違和感のあるやさしさがない。

コクと質感

ボディは控えめでカルピス程度のボディ感 やや濃いめのカルピス。ニンニク系の少し辛いホップの印象が目立つ。ミルキーで心地いい。ややたんぱくな印象もある。

飲み込む瞬間

ダンクさや辛さは全くない。自然に水のようにのどの奥に落ちていく。日本酒のような印象。日本酒系Hazyともいえると思う。

後味

みかんのような甘い印象が残る。甘酒のような印象もある。甘みが残り心地いい。ドライながらもホップのフルーティな甘みを残す心地いい。甘くはあるが、しつこい砂糖系の甘さではない。

全く辛くない。きれいな蜜。甘すぎもしない。濃厚なホップジュース。

テイスティングノート

アロマ (10点満点)

モルト(3点満点)3

3

ホップ(3点満点)

3

その他(4点満点) 

4

外観印象(6点満点)

色(2点満点)

2

透明度(2点満点)

2

泡持ち(2点満点)

2

ホップを全力で入れるスタイルにおいて、泡はおいしくない苦みの塊なので、ないのが正解だと思い満点にしました。

フレーバー(19点満点)

モルト(3点満点)

3

ホップ(3点満点)

3

状態(2点満点)

1

ややホップの辛さが強調されすぎている気がした。渋みなどはまったくなく、鮮度はかなりいい。しかし、ホップに少しだけ気になるところがあった。

アフターテイスト(3点満点)

3

バランス(4点満点)

4

その他(4点満点) 

4

ボディ(5点満点)

4

もう少し濃くてもいい気がしたが、これ以上濃いとアルコールに溶けたホップの美しさを感じられなくなる可能性もあると思うので、難しいと思う。減点するほどではないと思いつつも、もう少しボディが欲しい。

全体印象(10点満点)

8

トータル(50点満点)

45

全体的な印象

アルコールのとホップのバランスが心地よく、日本酒のようにするすると飲める。

トロピカルで引っ掛かりのないビールでした!

↓クラフトビール関係まとめたふるさと納税記事を書いたので、よかったらみてください。↓

楽天で買えるオススメクラフトビール情報定期更新してるので、みてください!

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