2026年4月、SNSで「美しすぎるビール」として話題をさらっている一本があります。それが「ヱビス クリエイティブブリュー 藍想う(あいおもう)」。世界的な藍師・染師集団「BUAISOU(ブアイソウ)」とのコラボによって生まれたこの缶は、ビールの枠を超えたアート作品のような佇まいで、X(旧Twitter)やInstagramで次々とシェアされています。
ヱビス クリエイティブブリューシリーズ第12弾となる今作は、130年以上受け継がれてきたヱビスの醸造技術と、徳島県の古民家で藍を育て・染める新世代クリエイター集団BUAISOUの感性が交差した意欲作。全国数量限定という希少性も相まって、発売直後から品薄状態が続いています。この記事では、商品の全容・醸造の特徴・BUAISOUのコラボ背景・SNSでの反響・購入方法まで徹底解説します。
ヱビス藍想うとは?製品情報まとめ
まずは基本スペックを整理しておきましょう。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 商品名 | ヱビス クリエイティブブリュー 藍想う(あいおもう) |
| シリーズ | ヱビス クリエイティブブリュー 第12弾 |
| 発売日 | 2026年4月14日(火) |
| 販売形態 | 全国 数量限定 |
| 容量 | 350ml |
| アルコール度数 | 5% |
| 価格 | 269円(税抜) |
| コラボ | BUAISOU(ブアイソウ) |
| 使用ホップ | 国産「信州早生」+柑橘系2品種 |
| 醸造技術 | 穀皮分離製法 |
| 製造元 | サッポロビール株式会社 |
ヱビス クリエイティブブリューは、130年以上受け継がれてきたヱビスの知見・技術をもとに、ヱビスの若手醸造家たちが「現代に作る新しいヱビス」を目指して展開するシリーズです。第1弾の発売以来、毎回異なるテーマや素材・技法を取り入れながら、シリーズとして継続的に支持を集めてきました。今回の第12弾「藍想う」は、その集大成ともいえる日本的美意識の表現となっています。
BUAISOU(ブアイソウ)コラボの意味
BUAISOUとはどんな集団か
BUAISOU(ブアイソウ)は、徳島県板野郡上板町に拠点を置く5人組の藍師・染師集団です。「藍師」として藍を栽培・蒅(すくも)づくりまで自ら行い、「染師」として藍染製品のデザイン・制作まで全行程を自分たちの手で完結させる、世界でも唯一無二のアトリエです。
活動拠点は吉野川沿いの田園地帯に建つ古民家を自ら改装したもの。Nike、Jimmy Chooなどの世界的ブランドとのコラボレーション、ニューヨークやパリでのワークショップ・展示会を経て、「ジャパンブルーの新世代旗手」として国際的に高い評価を受けています。伝統的な阿波藍の技術を継承しながらも、新しいデザインや最新技術と積極的に融合させることで、藍染の可能性を世界に向けて発信し続けています。
「継承と革新」というテーマ
ヱビスブランドは2026年で創業135周年を迎えます。一方、BUAISOUが守り育てる阿波藍の文化も400年以上の歴史を持ちます。「藍想う」というコラボには、「伝統を受け継ぎながら革新し続ける」という両者共通の精神が込められています。
サッポロビール公式サイトのインタビューによると、BUAISOUとヱビスの醸造担当者が実際に一緒に藍染ワークショップを体験し、そこで生まれた相互理解がビールの味わいにも反映されたといいます。ビールと藍染という一見無縁の二つの工芸が、「匠の技で丁寧に作り上げる」という価値観のもとで見事に融合しています。
缶デザインの見どころ:Rmagic®技術
「藍想う」の缶デザインは、BUAISOUが手がけた実際の藍染アートワークをベースにしています。缶に施された縄目文様(縄で縛り染めた跡の模様)と、藍染特有の濃淡グラデーションが、一目でそれとわかる美しさを生み出しています。
このデザインの再現に使用された印刷技術が「Rmagic®」。缶資材業界初となるこの技術により、藍染の布地の質感・縫い目の陰影・色の濃淡まで、缶体に忠実に表現することに成功しました。SNSで「美しすぎる」「飾っておきたい」という声が相次いでいるのも、この圧倒的な印刷品質があってこそです。
醸造の特徴・原料
国産ホップ「信州早生」——100年超の歴史を持つ日本生まれの品種
「藍想う」の味わいを決定づける主役が、国産ホップ「信州早生(しんしゅうわせ)」です。信州早生は1910年、サッポロビールの前身となる大日本麦酒の現場作業員・篠原武雄によって開発が始まったホップ品種で、ドイツ産ザーツ種と北アメリカ系ホワイトバインを交配したものです。
開発者がこの品種を故郷の長野県に持ち込んで試験栽培した結果が良好だったことから「信州早生」と命名され、以来100年以上にわたって日本の国産ホップを代表する主力品種であり続けています。日本の気候風土に適した品種のため栽培しやすく、レモンのようなフレッシュで爽やかな香りと穏やかながら深みのある苦みが特徴です。まさに日本産ビールのアイデンティティを体現するホップといえるでしょう。
穀皮分離製法——雑味ゼロへの追求
「藍想う」の醸造で採用されているのが穀皮分離製法(こくひぶんりせいほう)です。通常の仕込みでは、麦芽を粉砕する際に穀皮(麦芽の外皮)が麦汁に混入し、これが苦み・渋みなどの雑味の原因になることがあります。
穀皮分離製法では、麦芽を粉砕する段階で穀皮を丁寧に取り除くことで、雑味のないクリアな麦汁を作り上げます。その結果、ホップ本来の香りや苦みが雑味に邪魔されることなく際立ち、すっきりとした後口と凛とした苦みの両立が実現しています。藍染の「染め上がりの澄んだ青」になぞらえるような、透き通った味わいはこの製法あってこそです。
柑橘系ホップ2品種——フルーティーな香りの秘密
信州早生の深みある苦みに重ね合わせるように、柑橘系の香りを持つホップ2品種が使用されています。公式では品種名は非公開ですが、グレープフルーツやオレンジを思わせる爽やかな柑橘アロマが特徴的です。この組み合わせにより、凛とした苦みを主軸に置きながら、飲み始めのフルーティーな香りが広がる、立体的な味わいが生まれています。
味わい・フレーバープロファイル
筆者はアメリカ在住のため直接試飲することができませんが、複数のメディア・レビュアーによる評価を集約してお伝えします。
メディア・レビュアーによる評価まとめ
【HAPPY SAKELIFE(ワインエキスパート・料理人レポ)】「ヱビスらしい複雑な香りと濃い味わいがバランスよく構成されており、苦みを前面に出しつつも飲みやすさとバランスを崩していないのがこのビールの強み。苦み特化の玄人向けビール」と評価。
【週末酒プレ(sake-pre.net)】「香りは柑橘系のフルーティーさがふわっと感じられ、強く主張するタイプではなく凛とした上品さがある。味わいも香り同様ほんのり柑橘系で苦みは控えめ、雑味が少なくすっきりしている」との感想。
【生ビールブログ(draftbeer.jp)】「ハーバルなグリーンのホップ香から柑橘系ホップの香りへ。穀皮分離製法によるクリアさとホップ由来の香りが合わさることで、苦みが上品にまとまっている」と詳細に分析。
【たのしいお酒.jp】「苦みがしっかり感じられるが、ただ強いだけではなく、穀皮分離仕込によるクリアさが苦みを上品に仕上げている。限定品なので在庫があるうちに試す価値がある」と推薦。
どんな人に向いているか
複数のレビューを総合すると、「藍想う」は以下のような方に特に向いているといえます。
- 苦みのあるビールが好きな方——信州早生の深みある苦みが際立つ、玄人好みの味わい
- 国産ホップに興味がある方——100年の歴史を持つ信州早生を体感できる貴重な機会
- コレクター・アート好きな方——藍染アートを缶に宿した唯一無二のデザインは飾っておきたいほどの美しさ
- ヱビスファン——ブランドの伝統と革新が融合した集大成的な一本
SNSでの反応まとめ
「ヱビス 藍想う」は発売直後からSNSで大きな反響を呼びました。最も多かった反応は「缶が美しすぎて開けられない」「飾っておきたい」という声です。実際に藍染の濃淡グラデーションと縄目文様が印刷された缶は、コンビニや酒販店の棚で一際目立つ存在感を放ち、「美しすぎるビール」というハッシュタグとともにInstagramやX(Twitter)で拡散されました。
また、アート缶コレクター層からの注目も顕著です。「クラフトビールのラベルコレクション」「限定缶収集」を趣味とするユーザーから「これは絶対確保したい」という投稿が相次ぎ、発売日前後から在庫を持つ店舗への問い合わせが急増したと伝えられています。
ヱビスブランドへの反応としては、「大手ビールのイメージを超えてきた」「プレミアムビールとしての格が上がった」という声が目立ちます。135年のブランド歴史を持ちながら、若手醸造家と気鋭のクリエイターが組むことで新しい価値を生み出す姿勢が、幅広い層から評価されています。
どこで買える?入手方法・価格情報
「藍想う」は全国数量限定発売のため、在庫が切れる前に確保することをおすすめします。
コンビニ・スーパー
発売日(2026年4月14日)以降、セブン-イレブン・イトーヨーカドーをはじめ、各コンビニエンスストアや酒販店・スーパーで取り扱いがあります。ただし数量限定品のため、売り切れの場合はオンライン通販での購入を検討してください。
オンライン通販(アフィリエイトリンク)
まとめ買いや確実な入手を希望する場合は、以下の通販サイトをご利用ください。
楽天市場で購入する
Amazonで購入する
350ml缶の税抜価格は269円。ケース(24本)でまとめて購入すると割安になる場合があります。数量限定品のため、通販サイトによっては早期完売の可能性があります。気になる方は早めの購入をおすすめします。
ヱビス クリエイティブブリューシリーズの歩み
「藍想う」が属するヱビス クリエイティブブリューシリーズは、ヱビスの若手醸造家が伝統の醸造技術を継承しながら新しい素材・製法・コラボを実験的に取り入れる、ブランドの「実験場」的な位置付けのシリーズです。
確認できている主な過去作品には以下のようなものがあります。
- 第5弾「燻(いぶし)」——ブナ材で燻した麦芽を一部使用したスモーキーな一本
- 第11弾「澄深し(すみふかし)」——本場ドイツの醸造家「受け継ぐ者」の知見を融合させた作品
- 第12弾「ホワイトサン」——スパイスと小麦麦芽によるなめらかな飲み口
- 第12弾「藍想う(あいおもう)」(本作)——藍師・染師BUAISOUとのコラボ。信州早生×穀皮分離製法
各弾が異なるテーマやコラボを取り入れ、毎回数量限定で発売されることが、シリーズとしての希少性と熱狂的なファンを生み出しています。「藍想う」はその中でも特に「日本の伝統工芸との融合」という点で際立った存在感を放ちます。
よくある質問(FAQ)
「ヱビス 藍想う」についてよく寄せられる質問をまとめました。
ヱビス藍想うはどこで買えますか?
セブン-イレブン・イトーヨーカドーをはじめとする全国のコンビニ・スーパー・酒販店で販売されています。ただし全国数量限定のため、売り切れている場合は楽天市場・Amazonなどのオンライン通販をご利用ください。
アルコール度数はどれくらいですか?
アルコール度数は5%です。350mlで価格は269円(税抜)。ビール初心者にも飲みやすい度数ですが、苦みがしっかりしているためビール好きにも満足度の高い一本です。
BUAISOU(ブアイソウ)とはどんな工房ですか?
BUAISOUは、徳島県上板町を拠点とする5人組の藍師・染師集団です。藍の栽培から蒅(すくも)づくり・染め・デザイン・制作まで全工程を自分たちの手で行うことで知られ、NikeやJimmy Chooなど世界的ブランドとのコラボ実績を持ちます。伝統的な阿波藍の技を継承しながら最新デザイン・印刷技術との融合を積極的に試みる、世界が注目するクリエイター集団です。
数量限定はいつまで発売されますか?
2026年4月14日(火)発売開始の全国数量限定品です。終了時期・数量は非公開で、在庫がなくなり次第販売終了となります。発売後まもなく品薄状態が報告されており、入手を希望する場合は早めの購入をおすすめします。
信州早生ホップとは何ですか?
信州早生(しんしゅうわせ)は1910年にサッポロビールの前身・大日本麦酒の篠原武雄が開発を開始した日本生まれのホップ品種です。ドイツ産ザーツ×北米系ホワイトバインの交配種で、100年以上にわたって日本の国産ホップを代表する主力品種として栽培され続けています。レモンのようなフレッシュな香りと穏やかながら深みのある苦みが特徴で、日本の気候風土に適した唯一無二の存在です。
まとめ:藍染×ビールが生んだ日本の美
「ヱビス クリエイティブブリュー 藍想う」は、130年を超えるヱビスの醸造技術と、400年以上の歴史を持つ阿波藍の文化がBUAISOUを媒介として交差した、まさに「日本の伝統と革新」を体現する一本です。
100年超の歴史を持つ信州早生ホップ・穀皮分離製法によるクリアな苦み・藍染アートを缶に宿したRmagic®印刷——どの要素をとっても手抜きのない、徹底したこだわりが詰まっています。飲んで美味しく、飾って美しく、知れば深い。これほど多層的な楽しみ方ができるビールはそう多くありません。
数量限定のため、気になる方はぜひ早めにチェックしてみてください。
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