【リホブルワリーNo.253 / アメリカNo.145】Terranaut Beer Taproom(Bend, OR)|2025 Oregon Beer Awards 最優秀小規模ブルワリー

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📋 この記事は2026年4月時点の情報に基づき、公式サイト・Untappd・GABF公式データベース・Oregon Beer Awardsでファクトチェック済みです。最新情報は各公式サイトをご確認ください。

🍺 1本だけ飲むなら: Allora Ancora — Italian Pilsner
Bryon Pykaの繊細なラガー技術が凝縮された一杯。クリスプでドライ、ほのかにハーブが香るイタリアンピルスナーは、3000kmのロードトリップの疲れを吹き飛ばすリフレッシュ感。2025年Oregon Beer Awards「Small Brewery of the Year」受賞ブルワリーの実力をまず味わうならこの1本。
👉 Untappdで見る

🍺 得意分野: ラガー&トラディショナルスタイル特化 — 10 Barrel出身のイノベーションブルワーが手がけるESB・ケルシュ・チェコダークラガーなどクラシック回帰のクラフトビール

3000kmのドライブの先に見つけた、ベンドの新星ブルワリー

ベイエリアを目指して走り続けること3000km——。オレゴン州ベンドの高原地帯に差し掛かったとき、ふと立ち寄ったタップルームのドアを開けると、ヴィンテージレコードのジャズが流れていた。

こんにちは!クラフトビール愛好家のりほです。リホブルワリーNo.253、アメリカNo.145はTerranaut Beer(テラノート・ビア)。2024年にオープンしたばかりの新鋭ブルワリーでありながら、開業翌年の2025年Oregon Beer Awardsで「Small Brewery of the Year(小規模醸造所年間最優秀賞)」を受賞。さらに2024年のGABF(Great American Beer Festival)ではBrown Ale「Bucky」で銀賞を獲得するなど、全米の注目を一気に集めています。

創業者のBryon Pyka(ブライオン・パイカ)は、ベンドの老舗10 Barrel Brewingでイノベーションブルワーとして活躍した経歴の持ち主。大手での経験を経て独立し、自分のビジョンを形にしたのがTerranaut Beerです。「Terranaut」は「地球の探検家」を意味し、まさに既存のスタイルの枠にとらわれない探求心が詰まった醸造所。

りほくん
りほくん

ベイエリアロードトリップ編のスタートです!3000km運転してベイエリアまで行ったんだけど、途中のベンドで寄ったここが大当たり。特にイタリアンピルスナーがめちゃくちゃおいしかった!

ホプくん
ホプくん

10 Barrel Brewingのイノベーションブルワーが独立して1年目でOregon Beer AwardsのSmall Brewery of the Yearだホプ!イノベーションブルワーというポジションは、ビールの新しいレシピや実験的な醸造を担当する役割。そこで磨かれた技術と感性が、Terronautの多彩なラインナップに活きているんだホプ!

ルネちゃん
ルネちゃん

ドッグフレンドリーなお店なんだワン!ルネも一緒に行けるワン♪

📍 アクセス・基本情報

📍 住所20750 High Desert Lane, Suite 106, Bend, OR 97701
🕐 営業時間月: 15:00–20:00 / 水・木: 15:00–21:00 / 金: 14:00–21:00 / 土: 12:00–21:00 / 日: 13:00–19:00 / 火: 定休
📞 電話815-403-1029
🌐 公式サイトwww.terranautbeer.com
📸 Instagram@terranautbeer
🍺 UntappdTerranaut Beer(4.04/5, 2,848+ check-ins)
🐶 ペットドッグフレンドリー(犬同伴可)
🔞 年齢制限21歳以上限定(NO MINORS — お子様の入場不可)
🍺 テイスティングフライトなし。5ozテイスティングポアあり
🚗 アクセスポートランドから車で約3時間半。ベンドのHigh Desert Lane工業エリア。同じベンドにはUPP LiquidsBoneyard Beerもあり

🏆 Bend Brewing の受賞歴 (30件)

データソース: 受賞歴DB(2025年まで収録) / 自動取得

  • 🥉 WBC 2025 Bronze — Built to Chill (Contemporary American-Style Lager)
  • 🥉 WBC 2024 Bronze — Wild Gravity (Session India Pale Ale)
  • 🥇 WBC 2023 Gold — Wild Gravity (Session India Pale Ale)
  • 🥈 GABF 2023 Silver — Bendelo Especial (American-Style Lager)
  • 🥈 WBC 2023 Silver — Old Normal (Brown Porter)

残り 25 件を受賞歴DBで見る →

📍 アクセスマップ

🏭 施設・タップルームの雰囲気

Terranaut Beerのタップルームは、ベンドのHigh Desert Lane沿いの工業エリアに佇む。ドアを開けた瞬間に感じるのは、どこか懐かしい空気。ヴィンテージレコードプレーヤーからジャズやソウルミュージックが静かに流れ、タップルームというよりも、友人の隠れ家リビングに招かれたような居心地の良さがあります。

特筆すべきは21歳以上限定のポリシー。入口には「NO MINORS」のサインがはっきりと掲げられており、子ども連れは入場不可。その分、大人がゆっくりビールと音楽に浸れる空間が守られています。フライトメニューはありませんが、5ozのテイスティングポアで複数のビールを少量ずつ試すことができるので、飲み比べ派も安心。

ドッグフレンドリーなのもベンドらしいポイント。犬を連れたローカルたちが集まり、ビールを片手に穏やかな時間を過ごしています。

りほくん
りほくん

入った瞬間にレコードの音楽が流れていて、一気にリラックスモードに。フライトはないけど5ozポアがあるから、気になるビールを何種類か試せるのが嬉しい。ロードトリップの最高のスタートだった!

ルネちゃん
ルネちゃん

ワンちゃん歓迎なのは本当にありがたいワン!でも21歳以上限定だから、小さなお子さんがいる家族連れは要注意だワン。

🍻 Terranaut Beerのブルワリーストーリー — 10 Barrelの革新から生まれた探求者

Terranaut Beerの物語は、ベンドのクラフトビールシーンを代表する10 Barrel Brewingから始まります。

創業者Bryon Pykaは、10 Barrelでイノベーションブルワーとして活躍。イノベーションブルワーとは、新しいレシピの開発や実験的な醸造手法を主導するポジションで、ブルワリーの「次の一杯」を生み出す重要な役割です。10 Barrelは2014年にAnheuser-Busch InBevに買収されましたが、Bryonはその後も革新的なビール造りを続けました。

やがて「自分自身のビジョンで、本当に造りたいビールを形にしたい」という想いが膨らみ、2024年にTerranaut Beerとして独立。「Terranaut(テラノート)」は、ラテン語の「terra(地球)」と「nauta(航海者)」を組み合わせた造語で、「地球を探検する者」という意味。既成概念にとらわれず、あらゆるビアスタイルを探求するという醸造哲学が込められています。

特筆すべきは、多くの新興ブルワリーがHazy IPAやペストリースタウトといったトレンド追随型のラインナップに走る中、TerronautはESB、ケルシュ、チェコダークラガー、イタリアンピルスナーといったクラシックスタイルに真正面から取り組んでいること。10 Barrelでの「何でも造れる」技術力を土台に、トラディショナルスタイルの奥深さを現代のクラフトビールファンに伝えるという、逆張りとも言える戦略が評価され、開業わずか1年でOregon Beer Awards「Small Brewery of the Year」の栄冠を手にしました。

ホプくん
ホプくん

「イノベーションブルワー」という肩書きの人がクラシックスタイルで勝負するのが面白いホプ!ESBやケルシュは、ごまかしが効かないスタイル。原料の品質と醸造技術がそのまま味に出るんだホプ。だからこそ、10 Barrelで培った技術が光るんだホプ!

🍺 飲んだビール・味わいプロファイル

Terranaut Beerでは、クラシックスタイルからホップフォワードまで幅広いラインナップが楽しめます。特に印象的だったビールを紹介します。

Allora Ancora(イタリアンピルスナー)— 今回のベスト!

イタリアンピルスナーは、伝統的なドイツ・チェコ系ピルスナーをベースに、ドライホッピングでアロマを加えたイタリア発祥のスタイル。TerranautのAllora Ancora(イタリア語で「もう一度」の意)は、クリスプなモルトの土台にハーブのようなホップアロマが重なり、ドライで切れのある後味が印象的。暑い日のドライブ休憩にぴったりの1杯で、思わず「Allora Ancora(もう1杯!)」と言いたくなる完成度。

ビール一覧・味わいプロファイル

ビール名スタイル特徴おすすめ度
Allora AncoraItalian Pilsnerクリスプ&ドライ。ハーブ系ホップアロマが心地よい。イタリアンピルスナーの教科書的な仕上がり★★★★★
For Pete’s SakeESB (Extra Special Bitter)イギリス伝統スタイル。キャラメルモルトの甘みとイングリッシュホップの苦みが絶妙なバランス★★★★☆
West Coast IPAWest Coast IPA松脂とシトラスが香るクラシックなWCIPA。ドライフィニッシュでキレ抜群★★★★☆
Smooth MusicKölschケルン伝統のエールとラガーの中間スタイル。繊細で軽やか、食事を選ばない万能型★★★★☆
BuckyBrown Ale2024 GABF銀賞受賞。ナッツとチョコレートのモルトフレーバーに程よいホップのバランス★★★★★
NZ IPAIPA (NZ Hops)ニュージーランド産ホップを使用。ライム・白ブドウ・パッションフルーツの南半球フレーバー★★★★☆
Goat BeerFruit Beerフルーツを使った遊び心のある一杯。Bryonのイノベーション精神が垣間見える実験作★★★☆☆
Roasted RobotCzech Dark Lagerチェコ伝統のダークラガー。ロースト麦芽の香ばしさと軽やかなボディが両立★★★★☆
りほくん
りほくん

Allora Ancoraが本当に衝撃的だった。イタリアンピルスナーって地味なイメージがあるかもしれないけど、Terronautのは一口飲んだ瞬間に「あ、これ本物だ」ってわかるレベル。ドライで爽快で、何杯でもいけちゃう危険なやつ(笑)

ホプくん
ホプくん

イタリアンピルスナーは、1990年代にイタリアのBirrificio Italianoが始めたスタイルで、ドイツ系ピルスナーにドライホッピングを加えたのが起源だホプ。ラガーの繊細さとホップアロマを両立させるのは技術的に難しいから、Bryonのラガー醸造技術の高さがよく表れているホプ!

ルネちゃん
ルネちゃん

「Bucky」でGABF銀賞、「Smooth Music」にケルシュ、「Roasted Robot」にチェコダークラガー……ビール名のネーミングセンスも最高だワン!

🌐 Web評価・口コミまとめ

プラットフォーム評価口コミの傾向
Untappd4.04 / 5(2,848+ check-ins)ラガー系の完成度が高い。ESBとイタリアンピルスナーが特に人気。新しいブルワリーなのにクオリティが安定している
Yelp高評価多数「ベンドの隠れた宝石」「ヴィンテージレコードの雰囲気が最高」「ビールのクオリティが開業1年とは思えない」
Google Maps高評価ドッグフレンドリー、落ち着いた雰囲気、ビールの多様性を評価する声が多い

Untappdで4.04というスコアは、2024年オープンの新興ブルワリーとしては非常に優秀な数字です。特にラガー系スタイル(ピルスナー、ケルシュ、チェコダークラガー)への評価が高く、「ベンドでトラディショナルスタイルを飲むならTerranaut」という声が目立ちます。

りほくん
りほくん

ベンドはDeschutesやBoneyardみたいなIPA強者が多いから、逆にTerranautみたいなラガー&トラディショナル路線は差別化がしっかり効いてる。Untappd 4.04は開業1年の数字としてはかなり高い部類だよ!

ホプくん
ホプくん

Untappdの評価は一般的にIPAやスタウトが高くなりやすい傾向があるホプ。ラガー中心のブルワリーで4.04を出しているのは、本当に技術力の証拠だホプ!

🏅 受賞歴・注目情報

大会ビール / カテゴリ
2025Oregon Beer AwardsSmall Brewery of the Year(小規模醸造所年間最優秀賞)ブルワリー全体
2024GABF (Great American Beer Festival)銀賞 (Silver Medal)Bucky(Brown Ale)

2024年のGABFでBrown Ale「Bucky」が銀賞を獲得。GABFは全米最大のビール品評会で、エントリー数は毎年9,000以上。その中で銀賞を獲得するのは、開業初年度のブルワリーとしては快挙です。さらに翌2025年にはOregon Beer Awardsで「Small Brewery of the Year」を受賞し、わずか1年でオレゴン州を代表する小規模ブルワリーとしての地位を確立しました。

ホプくん
ホプくん

GABFの銀賞が「Bucky」つまりBrown Aleで取れているのが興味深いホプ!Brown Aleはイギリス発祥の伝統的なスタイルで、派手さはないけど醸造技術が問われるジャンル。イノベーションブルワーが基本に立ち返って結果を出しているのがカッコいいホプ!

🎤 醸造家の声

Bryon Pykaは10 Barrel Brewingでの経験を糧に、自分の醸造哲学を語っています。Terranaut Beerの公式サイトでは、「地球を探検する精神で、あらゆるスタイルの可能性を追求する」というビジョンが掲げられています。10 Barrelでイノベーションブルワーとして数えきれないほどのレシピを開発してきた経験が、Terronautの多彩なラインナップの土台になっています。

既存のスタイルに敬意を払いながら、自分なりの解釈を加えていく。それがTerronautの目指す醸造」——このアプローチが、開業初年度でのGABF銀賞とOregon Beer Awards受賞という結果につながりました。

📸 現地訪問の様子

実際の訪問の様子はInstagramでもご覧いただけます👇

🛒 オレゴンクラフトビールをもっと楽しむ

Terranaut Beerのビールは現地タップルームでの提供が中心ですが、オレゴンのクラフトビール文化をもっと深く知りたい方におすすめの書籍・グッズを紹介します。

⭐ 総合評価

評価項目スコアコメント
🍺 ビールの質★★★★★ラガー&トラディショナルの完成度が群を抜く。GABF銀賞の実力
🏠 雰囲気★★★★★ヴィンテージレコード、大人限定空間、犬OK。ビール好きのための楽園
👨‍🍳 スタッフ★★★★☆フレンドリーで知識豊富。ビールの背景を丁寧に説明してくれる
💰 コスパ★★★★☆ベンド標準的な価格帯。5ozポアで色々試せるのは嬉しい
📍 アクセス★★★☆☆High Desert Lane工業エリア。車必須。ベンド中心部からは少し離れている

総合: ★★★★☆(4.2 / 5)

開業1年でOregon Beer AwardsとGABFの二冠を達成したTerranaut Beerは、ベンドのクラフトビールシーンに新風を吹き込む存在。IPA全盛のオレゴンで、あえてラガーやESBといったクラシックスタイルで勝負し結果を出している点は、日本の醸造家にも刺激を与えるはずです。

りほくん
りほくん

正直、ベンドはDeschutesとBoneyardだけチェックすればいいと思ってた。でもTerranautに出会って考えが変わった。新しいブルワリーだからこそできる挑戦がここにはある。ベンドに行ったら絶対に外せない1軒です!

ルネちゃん
ルネちゃん

ルネも一緒に行けるドッグフレンドリーなお店、大好きだワン!レコードの音楽を聴きながら、りほくんの隣でまったりするのが最高だワン♪

🗣️ 英語での注文ガイド

Terranaut Beerでビールを注文する際に使える英語フレーズをまとめました。フライトがないブルワリーなので、テイスティングポアの注文方法を押さえておくと便利です。

シーン英語フレーズ日本語訳
5ozポアを頼む“Can I get a 5oz pour of the Italian Pilsner?”「イタリアンピルスナーの5ozポアをもらえますか?」
おすすめを聞く“What do you recommend for someone who likes lagers?”「ラガー好きにおすすめはありますか?」
受賞ビールを注文“I’d like to try the Bucky. I heard it won a GABF medal!”「Buckyを試してみたいです。GABFで受賞したと聞きました!」
複数のポアを頼む“Could I get three 5oz pours? The ESB, the Kölsch, and the Italian Pilsner.”「5ozポアを3つください。ESBとケルシュとイタリアンピルスナーで」
犬の入店を確認“Is it okay if I bring my dog inside?”「犬を中に連れて入っても大丈夫ですか?」
支払い“Can I close out my tab, please?”「お会計をお願いします」
ホプくん
ホプくん

「5oz pour」はアメリカのタップルームでよく使われるテイスティングサイズだホプ。フルサイズ(パイント=16oz)の約3分の1だから、いろいろ試したいときに最適だホプ!チップは15-20%が目安だホプ。

⚠️ 免責事項

この記事の情報は2026年4月時点のものです。営業時間・メニュー・価格は予告なく変更される場合があります。訪問前に公式サイトまたはInstagramで最新情報をご確認ください。当サイトは実際の訪問体験に基づいて記事を執筆していますが、個人の感想であり、全ての方に同じ体験を保証するものではありません。

❓ よくある質問(FAQ)

Q. Terranaut Beerにフライトメニューはありますか?

A. フライトメニューはありませんが、5oz(約150ml)のテイスティングポアが用意されています。気になるビールを複数の5ozポアで注文すれば、フライトのように飲み比べを楽しむことができます。

Q. 子ども連れで入店できますか?

A. いいえ、21歳以上限定です。入口に「NO MINORS」の表示があり、お子様の入場は一切できません。大人だけのゆったりした空間が特徴のタップルームです。

Q. 犬を連れて行けますか?

A. はい、ドッグフレンドリーです。犬同伴で入店可能です。ベンドは犬に優しい街として知られており、Terranaut Beerも地元の犬連れビールファンに人気のスポットです。

Q. Terranaut Beerはいつオープンしましたか?

A. 2024年にオープンしました。創業者のBryon Pykaは10 Barrel Brewingでイノベーションブルワーとして活躍した後に独立し、開業わずか1年で2025 Oregon Beer Awards「Small Brewery of the Year」を受賞しています。

Q. ベンドの他のブルワリーと一緒に回れますか?

A. はい。ベンドはオレゴン州屈指のクラフトビール都市で、UPP LiquidsBoneyard Beer Companyなど複数のブルワリーが集まっています。Terranautは火曜日が定休日なので、訪問日程にはご注意ください。

🍺 同じ旅で訪問した醸造所

ベイエリアロードトリップで訪れた醸造所をまとめて紹介します。ベンドからカリフォルニアまで、アメリカ西海岸のクラフトビールシーンを縦断しました。

📚 参考情報・公式リンク

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