【Triple IPA 11%】REVISION Big Thirsty 完全レビュー – 高アルコールを感じさせない驚異のバランス
こんにちは!クラフトビール愛好家のりほです。今回は、ネバダ州で高い評価を受けているREVISION Brewing Companyの「Big Thirsty」をレビューします。このTriple West Coast IPAは、アルコール度数11%という高アルコールながら、飲みやすさを追求した醸造所のコメント通り、絶妙なバランスを実現しています。
この記事は2022年8月の購入体験に基づき、2025年6月に更新・公開しています。
この記事でわかること
- Triple IPAとは何か?通常のIPAとの違い
- 11%の高アルコールでも飲みやすい秘密
- 4種類のホップが生み出す複雑なアロマの解析
- West Coast IPAの特徴と最新トレンド

Triple IPAって何ワン?普通のIPAより3倍苦いの?怖いよ〜

実は「Triple」は苦味の強さじゃなくて、アルコール度数とホップ使用量の多さを表すんだホップ!通常のIPA(5-7%)、Double IPA(7-10%)、Triple IPA(10%以上)という分類なんだホップ!

Triple IPAは確かに強烈だけど、優れた醸造技術によってアルコールの熱さを感じさせない、むしろ危険なほど飲みやすく仕上げられることが多いんだ。今回のBig Thirstyがまさにその好例だよ!

✅ REVISION Brewing Company – 確認済み情報
| ブルワリー名 | REVISION Brewing Company |
| 設立年 | 2017年 |
| 所在地 | ネバダ州スパークス(380 Freeport Blvd #120, Sparks, NV 89431) |
| 創業者 | Jeremy Warren |
| 代表的なビアスタイル | West Coast IPA、Hazy IPA、Imperial Stout |
| 情報確認日 | 2022年8月(公式サイトおよび製品ラベル) |

REVISIONは2017年設立と比較的新しいけど、すでにアメリカ西海岸のIPA界で重要な存在になっているホップ!創業者のJeremy Warrenは、Knee Deep Brewingで経験を積んだベテラン醸造家なんだホップ!
✅ Big Thirsty – 製品情報(ラベル記載内容)
| ビール名 | Big Thirsty |
| ビアスタイル | Triple West Coast IPA |
| アルコール度数 | 11% ABV |
| 使用ホップ | Mosaic、Cashmere、Talus、Sabro |
| 主要モルト | ピルスナーモルト、オーツ麦 |
| 醸造所記載の特徴 | “Our most drinkable Triple IPA yet”(これまでで最も飲みやすいTriple IPA) |
ホップフレーバープロファイル
【ビール用語解説:West Coast IPA】
West Coast IPAは、1990年代からカリフォルニアを中心に発展したIPAスタイル。以下はBrewers Association(アメリカ醸造者協会)の定義に基づく特徴です:
- 透明度:Hazy IPAとは対照的な、クリアで透き通った外観
- 苦味:IBU(国際苦味単位)50-70以上の顕著な苦味
- ドライさ:残糖分が少なく(FG 1.008-1.014)、キレのある後味
- ホップ特性:松脂、シトラス、花のような香りが特徴的

🍺 Big Thirsty テイスティングレビュー(主観的評価)
⚠️ 味覚評価について
以下の味わいレビューは筆者の個人的な感想です。味覚は個人差があり、同じビールでも感じ方は人それぞれ異なります。
外観

【主観的評価】美しい黄金色で、West Coast IPAらしいクリアな透明度が印象的です。白い泡は細かく、グラスの壁に綺麗なレーシングを残しながらゆっくりと消えていきました。11%という高アルコールらしい、やや粘性のある脚も確認できます。
香り
【主観的評価】4種類のホップブレンドが生み出す複雑なアロマを感じました:
- 第一印象:マンゴーとパッションフルーツの濃厚なトロピカルアロマ
- 中盤:ピンクグレープフルーツの爽やかな柑橘系
- 奥行き:Sabroホップ特有のココナッツ、松の樹脂感

わぁ〜!フルーツジュースみたいな良い香りワン!マンゴーとパッションフルーツの香りが鼻をくすぐるね〜

味わい

【主観的評価】最初の印象は「これが11%?」という驚きでした。オーツ麦の効果で口当たりは非常に滑らかで、ピルスナーモルトのクラッカーのような香ばしさが基調となっています。中盤でホップの苦味が現れますが、決して攻撃的ではなく、トロピカルフルーツの甘みと絶妙にバランスしています。フィニッシュはドライで、松やハーブの余韻が長く続きます。
味わいプロファイル
総合評価(個人的感想)
🏆 総合評価
評価詳細


11%もあるのに飲みやすいって不思議ワン!でも気をつけないと酔っちゃいそうだね…

これがREVISIONの技術力なんだホップ!モルトビルとホップの絶妙なバランス、そしてアルコールの熱さを隠すテクニックが素晴らしいホップ!でもルネちゃんの言う通り、度数が高いから少しずつ楽しむのが大切だホップ!
Big Thirsty 総評

【主観的評価】REVISION Brewing Companyの「Big Thirsty」は、Triple IPAというスタイルの可能性を見事に示したビールです。11%という高アルコールでありながら、醸造所がコメントした通り「これまでで最もドリンカブル」な仕上がりで、技術の高さを実感しました。4種のホップが織りなす複雑なアロマと、バランスの取れた味わいは、IPAファンなら一度は試していただきたい逸品です。
West Coast IPAの伝統的なクリアさと現代的なホップ使いが融合した、まさに次世代IPAと呼ぶにふさわしい完成度。ただし、アルコール度数が高いため、ゆっくりと時間をかけて楽しむことをおすすめします。
✨ Triple IPAをさらに楽しむためのおすすめ商品

Triple IPAは特別なビールだから、最高の環境で楽しみたいホップ!まずは専用グラスから紹介するホップ!
🥂 IPA専用グラスで香りを最大限に楽しむ
Spiegelau(シュピゲラウ)IPA専用グラス
Triple IPAの複雑なアロマを最大限に引き出す専用設計。リッジ(波状の突起)がビールの対流を生み出し、香りを解放します。
- 容量:540ml(Triple IPAにぴったり)
- ドイツ製クリスタルガラス
- 食洗機対応で実用的

わー、グラスでこんなに違うんだワン!でも他のTriple IPAも飲んでみたいな〜
🍺 アメリカンTriple IPAの代表作
Stone IPA – West Coast IPAの金字塔
カリフォルニアのStone Brewingが誇る代表作。Triple IPAではありませんが、West Coast IPAの基準となる一本です。
- アルコール度数:6.9%(飲みやすい)
- 苦味:IBU 71
- 柑橘系とパインの香り
BrewDog Punk IPA – スコットランドの革命児
ヨーロッパのクラフトビール革命を牽引するBrewDogの看板商品。アメリカンホップを贅沢に使用。
- アルコール度数:5.4%
- トロピカルフルーツの香り
- ドライで爽快な後味

Triple IPAは特別な機会に楽しみたいビールだから、保存環境も大切だよ。ホップの香りを保つために、適切な保管が必要なんだ。
🔧 ビール保管・セラー用品
ビール専用保冷庫
Triple IPAのような高級クラフトビールは温度管理が重要。専用セラーで最適な状態を保ちましょう。
- 温度設定:4-12℃(ビアスタイル別に調整可能)
- UV保護ガラスドア
- 振動を抑える設計
📚 Triple IPAとクラフトビールの知識を深める

Triple IPAの世界は奥が深いホップ!正しい知識と道具があれば、もっと楽しめるようになるホップ!
よくある質問(FAQ)
Q: Triple IPAは初心者でも楽しめますか?
A: Triple IPAは確かに強烈ですが、Big Thirstyのようにバランスの取れたものは初心者でも楽しめます。ただし、少量ずつ、ゆっくりと味わうことをおすすめします。
Q: どんな料理と合いますか?
A: 【主観的提案】強い味わいの料理がおすすめです。スパイシーな料理、熟成チーズ、BBQリブなどと相性が良いです。また、デザートではダークチョコレートとも合います。
Q: 保存方法は?
A: 一般的なIPAの保存方法として、ホップの香りを楽しむため、購入後は早めに飲むことをおすすめします。保存する場合は冷暗所で、できれば3ヶ月以内に。
参考情報
📚 情報源
- REVISION Brewing Company 公式サイト
- 製品ラベル記載情報(2022年8月購入時)
- Brewers Association スタイルガイドライン
- 筆者の試飲体験(2022年8月)
アメリカのクラフトビール探訪記
現在シアトル在住の筆者が、本場アメリカのクラフトビールシーンを巡る旅の記録を公開しています。カリフォルニアの革新的ブルワリーからオレゴンのホップファーム、コロラドの高地醸造所まで、各地の特色あるビール文化を体験したレポートを発信中。地元でしか味わえない限定ビールや醸造家との対話など、アメリカのビール文化を深掘りしたコンテンツをお届けしています。
特にTriple IPAファンの方には、Stone BrewingやGreen Flashなど、高アルコールIPAを得意とするブルワリーの訪問記もおすすめです。現地でしか飲めない限定醸造や、醸造家直伝のペアリングアドバイスなど、貴重な情報満載です。
免責事項:本レビューの味覚評価は個人的感想です。ビールの味わいは個人差があり、また保存状態や飲用時の体調によっても変化します。アルコールは20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。

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