ひみつビール RICE HACK お米のIPA レビュー

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rihobeer

本業はIT系の会社員です。ビール審査員の資格であるビアジャッジを取得し、新米ビアジャッジとして活動しています。JGBA2024には審査員参加しました。クラフトビールのレビューを書くことや、ビアフェスでワイワイ楽しむことが大好きです。

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ひみつビールの情報

会社ひみつビール合同会社
所在地三重県伊勢市二見町西829番地1
ビアクルーズビアクルーズ
ブルワリー公式SNS Instagram, Twitter, ブルワーInstagram
設立年2021年8月
ビール醸造開始年2022年11月23日
主なビールラインナップHOMEY SAISON, FULL MOON, SPARKLE, RICE HACK, EUPHORIA, LUSH
醸造のこだわり自家栽培の原材料や地元の素材を使用し、ファームハウスエールスタイルを中心に醸造。特に流通量の少ないライ麦やビーツなどの食材を自ら生産。

ひみつビールは、三重県伊勢市にあるクラフトビールブルワリーで、2022年に創業されました。地元出身の藪木啓太氏と佐々木基岐氏によって設立され、祖父母の代から受け継いだ農業用の納屋をリノベーションしてブルワリーとして使用しています。「ひみつビール」という名前には、「あなたの大切な人にだけ教えてほしい。」という願いが込められています。

ビールの醸造には、アメリカ産の麦芽や伊勢の水を使用しており、ファームハウスエールスタイルを中心とした多様なビールを提供しています。主なビールには、HOMEY SAISON、FULL MOON、SPARKLE、RICE HACK、EUPHORIA、LUSHなどがあります。

ひみつビールのクラフトビールは、地元の素材とこだわりの製法による独自の味わいが特徴で、地元のファンのみならず全国からの評価も高いです。

詳細な情報は、公式サイトやSNSでご確認ください。

ひみつビール RICE HACK お米のIPA

特徴

お米でビールって造れるの?
ビールは漢字で書くと麦酒と書きます。まぎれもなく麦からできたお酒がビールですが、お米を原料に加えることも伝統的にされてきました。その目的はボディを軽くして飲み口を軽やかにすることでしょうか。有名なドライビールにもお米が使われていますよね。
お米はずっと使ってみたい原料でしたが、今までに使う機会に恵まれず念願叶っての醸造となりました。RICE HACKのアイデアはコロナによる不安定な社会情勢から、海外から買い付けている麦芽がもしかすると急に入ってこなくなることがあるのでは?と思ったことがきっかけでした。僕たちは麦も作っていますが、本業は米農家。お米だったら日本のほとんどの農家が栽培のプロフェッショナルなのでお米でビールが造れたら安定的に地元の原料の供給を受けることができるのです。まずは自分たちと家族で毎年作っているコシヒカリをたっぷり使ってチャレンジしました。

このビールの見た目は普段のビールよりもとても澄んでいて明るいです。
飲み口はとても軽やかでクリスピー。パイナップルや洋梨のような香りに木苺などのベリーのニュアンスを感じます。クリアなその美しいカラーの通りクリーンな口当たりはお米を沢山使っているからこそだと思います。みずみずしい飲み口は、こってり料理との相性も良さそうです。とてもリフレッシングな一杯です。
RICE HACKは今後RICE HACK2.0や3.0とバージョンアップさせていきたいと思っています。

 
 
 
 
 
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いつ買った?

2022年12月ごろ

どこで買った?

the slop shop

楽天で買えるオススメクラフトビール情報定期更新してるので、みてください!

404 NOT FOUND | りほのクラフトビール 日記
ブリューパブ巡り/テイスティングノート記録/購入記録

ビールレビュー

見た目

超絶クリア。

香り

アロマ (鼻腔前方受動器)

モザイク系?なのに、チクル、味のなくなったガムのような印象がとても少ない。かつ、米の香りと合わさったような絶妙なフルーティさがある。日本酒の香りにもありそうなものも混じってると思う。

フレーバー(鼻腔後方受容器)

程よい酸味。しつこくない八朔。やや硬い熟れきってないピーチのような香り。堅いベリー系のようなニュアンスもなくはない。美しい。

味わい

口当たり

ビールらしい。

コクと質感

シュワシュワとした炭酸。合わさるような自然なホップ由来の酸味。しつこくない。ホップが主役でモルトは超控えめで、米が強く日本酒のようなニュアンスもある。(普段発泡酒を飲んでいる人は発泡酒っぽいと感じるかもしれない?)とてもとても軽やかで美しい。COLD IPAって酵母の温度とかも重要だけど、それは手段であって、目的はホップ以外の要素(モルトや発酵香)を目立たせないことだと思う。これはホップ以外の要素が凄く控えめでホップを感じられて嬉しくなった。それでいて、ホップが強すぎるわけではなくて、控えめでもなくて、それでも主張しすぎない八朔感と熟れていない堅い桃のようなニュアンスにとても心躍った。

飲み込む瞬間

ミントと桃のようなニュアンスが口の中に広がった後、ややザラッとした感じもある日本酒のような印象を含んだドライさですっと口の中から消えていく。

後味

余韻が米?しつこくない。水のように喉の奥に落ちていき口の中にホップのフルーティな香りが残る。 渋みのない八朔のようなオレンジのような爽やかさが口の中に残る。八朔のような柑橘とドライさのバランスが心地良い。

全体的な印象

しつこすぎないにもかかわらず、主役がホップを感じるところがとても良い。キツすぎないホップとドライさのバランスが好きすぎる♡無限に飲んでいたい。

やや辛さ、ざらつきを感じる。分けた方が良い。ピリリとくるのと酸味が目立つ。ただ、魚料理にはとても合うと思う。飲み込んだ瞬間も喉にピリリとくる。本体の美しさを損なう。分けた方が良い。

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