STONE 27TH ANNIVERSARY LEMON SHARK DOUBLE IPA

Hazy IPA
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rihobeer

本業はIT系の会社員です。ビール審査員の資格であるビアジャッジを取得し、新米ビアジャッジとして活動しています。JGBA2024には審査員参加しました。クラフトビールのレビューを書くことや、ビアフェスでワイワイ楽しむことが大好きです。

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#りほびーる No. 469】STONE 27TH ANNIVERSARY LEMON SHARK DOUBLE IPA
おすすめクラフトビール

Stoneの周年。Stoneとは同い年でなんだか愛着が合います。たばこのようなビールが印象的なブルワリーの周年!買うしかないですよねぇ。

おすすめのクラフトビールについて、買える場所や味わいについて紹介します!ビール選びの参考にしてください!

どんなクラフトビール ?

クラフトビールの特徴

Stoneの創立27周年を祝う限定品。南半球のPeacharineやRiwakaホップ、ファンタズムに加え米国産Mosaicホップを惜しみなく使用。ダンク感、トロピカルフルーツ、柑橘のような味わいで満ちたユニークな感動体験

今年の周年ビールには、南半球からインスピレーションを見つけました。

このダブルIPAはPeacharineとRiwakaホップを使用し、さらにニュージーランド産ファンタズムを加えて醸造されています。

米国産のMosaicホップとこだわり抜いたモルトの配合も合わさり、ダンク感、トロピカルフルーツ、柑橘果実を思わせる味わいで満ちたユニークな感動体験が生まれました。

Stoneが設立された年である1996年を称え、アルコール度数は9.6%に仕上げました。

  • ABV:9.6%
  • IBU:43
  • 酒類:ビール
  • 原材料:麦芽、ホップ、ブドウ果皮
  • ホップ:Magnum, Riwaka, Mosaic, Peacharine
  • ブリュワリー:Stone
  • スタイル:Double IPA
  • 内容量:355ml
  • 容器:CAN
インポーターさんより https://www.antenna-america.com/products/b010-c12193

For this year’s anniversary beer, we found inspiration in the southern hemisphere. This double IPA is brewed with Peacharine and Riwaka hops, along with a special ingredient called Phantasm – an extract from sauvignon blanc grape skins – all sourced from New Zealand. Combined with some good old fashioned Mosaic hops from the US and an amped up grain bill and we’ve got ourselves a unique sensory experience full of dankness and tropical citrusy notes. Coming in at a smooth 9.6% in honor of the year we started: 1996.

今年の記念ビールは、南半球からインスピレーションを得ました。このダブル IPA は、ピーチアリン ホップとリワカ ホップに加え、ソーヴィニヨン ブランのブドウの皮から抽出したファンタズムと呼ばれる特別な原料を使用して醸造されています。すべてニュージーランド産です。アメリカ産の古き良きモザイクホップと刺激的な穀物の香りを組み合わせると、湿っぽさとトロピカルな柑橘類の香りに満ちたユニークな感覚体験が得られます。 1996 年という開始年にちなんで、順調に 9.6% を記録しています。

TASTING NOTES

FEATURED HOPS

Magnum, Riwaka, Mosaic & Peacharine

FLAVOR PROFILE

Dankness, tropical mango, green mango, just ripening peach, & pineapple.

SPECIAL INGREDIENTS

Phantasm

https://www.stonebrewing.com/beer/stone-anniversary-ales/stone-27th-anniversary-lemon-shark-double-ipa Stone 公式より

トロピカルな印象を受けました。Stoneのたばこ的な印象とは対照的ですね。レビューしていこうと思います!

いつ買った?

2023年3月

どこで買った?

目白田中屋さん

ビアスタイルガイドライン

99.アメリカンスタイル・インディア・ペールエール

 アメリカンIPAの色合いは、ペールからカッパー(銅色)の範囲。冷温白濁があっても許される。また、温度にかかわりなくホップ・ヘイズ(ホップによる濁り)があっても許される。フルーティーなエステルはローからハイ・レベルまでと範囲が広い。ホップのアロマとフレーバーはハイから非常にハイ・レベルで、フローラル、フルーティー(ベリー、トロピカル・フルーツ、プラムやアンズなどのストーンフルーツ、ブラックカラント、その他)、硫黄臭もしくはディーゼル・オイルのような香り、玉葱/ニンニクの香り、シトラス(柑橘)な香り、あるいは松脂や樹脂の香りを伴う。ホップの苦味はミディアム・ハイから非常にハイ・レベル。モルトのアロマとフレーバーはミディアム・ローからミディアム・レベル。ダイアセチルが感じられても、非常にロー・レベルであれば許される。ボディはミディアム・ライトからミディアムの範囲。ミネラル含有量の多い水を使用すると、爽やかでドライなビールに仕上げることができる。クリスタルモルトよりダークなモルト、通常IPAには使用しないエール酵母、フルーツやスパイスその他の香味原料を使用してつくったバージョンは、エマージング・インディア・ペールエールに該当する。

  • 初期比重 (プラート度):1.060-1.070 (14.7-17.1)
  • 最終比重 (プラート度):1.010-1.016 (2.6-4.1)
  • アルコール度数 :6.3-7.5% ABV
  • ビタネス・ユニット:50-70 IBU
  • 色度数:4-12 SRM (8-24 EBC)
https://beertaster.org/beerstyle/2204_detail/2204_099.html#j099

100.ジューシーまたはヘイジー・インディア・ペールエール

 ジューシーまたはヘイジー・インディア・ペールエールの色合いは、ストロー(麦わら色)から濃いライト・アンバーの範囲。白濁はこのビアスタイル特有のもので、濁りの程度は軽いレベルから著しく混濁したレベルまで許される。デンプン、酵母、ホップ、タンパク質、その他が、多様な濁りの原因となっている。フルーティーなエステルはミディアム・ローからミディアム・ハイ・レベルで、モルトの甘味を爽やかにし、ホップ・アロマを強調する役割を果たしている。ホップのアロマとフレーバーはミディアム・ハイから非常にハイ・レベルで、とりわけフルーティー、トロピカル、ジューシーなキャラクターを伴う。ホップの苦味はローからミディアム・レベル。苦味の印象はソフトで全体のバランスときれいに調和していること。また、実際に感じる苦味のレベルはIBUの数値よりもかなり低い。モルトのアロマとフレーバーはローからミディアム・ロー・レベル。濁りを促進するために、オート麦、小麦、そのほかの副原料を加えることができる。ビアスタイル名にある「ジューシー」という言葉は、大量のホップをドライホッピングすることでビールに付与される味と香りのキャラクターを言い表しており、ジュース(果汁)のキャラクターは必要ない。そのほかにホップ由来のキャラクターとして、シトラス(柑橘)、パイン、スパイス、フローラル、ブラックカラント、その他の香りが感じられてもよい。ダイアセチルがあってはならない。ボディはミディアム・ライトからミディアム・フルの範囲。シルキーな触感または豊満なマウスフィールがフレーバーの全体に深みをつけるのに寄与している。クリスタルモルトよりダークなモルト、通常IPAには使用しないエール酵母、フルーツやスパイスその他の香味原料を使用してつくったバージョンは、エマージング・インディア・ペールエールに該当する。

  • 初期比重 (プラート度):1.060-1.070 (14.7-17.1)
  • 最終比重 (プラート度):1.008-1.020 (2.1-5.1)
  • アルコール度数 :6.3-7.5% ABV
  • ビタネス・ユニット:30-50 IBU 実際に感じる苦味のレベルは、この数値よりかなり低い
  • 色度数:3-7 SRM (6-14 EBC)
https://beertaster.org/beerstyle/2204_detail/2204_100.html#j100

楽天で買えるオススメクラフトビール情報定期更新してるので、みてください!

クラフトビールレビュー

見た目 SRM

5-7濁りがある

香り

アロマ (鼻腔前方受動器)

モルトと白ブドウ。皮っぽい印象。白ブドウが強い。アルコールに溶けたきれいな印象がある。奥に少しだけ梅っぽい酸味も感じる。

フレーバー(鼻腔後方受容器)

ぶどうの皮のような酸味。木のような印象。やや蜜っぽさ。ブドウとキウイとたばこがまじりあったような美しさ。木っぽいが樹脂っぽさは薄い。表面だけ樹脂っぽい。ビールのきれいなアルコール。

味わい

口当たり

アルコールのヌルっとした口当たり。小麦やオーツがメインではない、少し辛さも感じるくらい強いアルコールの口当たり。Stoneらしい。こういうところが好き。ややしょうがやししようのような辛さを感じるが、口に当たった瞬間だけでしつこくなくドライ。

コクと質感

アルコールの冷たさから入り、舌の上では常にワインのよう。しゅわしゅわとした感覚にモルトの焦げたクッキーから苦みを除いたような甘さがこみあげてくる。そこに乗る濃いぶどうが美しい。Stoneっぽさは薄れるものの、アルコールに果実の皮を合わせるアプローチを強く感じる。

飲み込む瞬間

2ndSAWに近いかもしれない。グレープフルーツの皮で押し込む。スダチが2ndSAW。こちらは長く飲める点で全然違う。ドライだけどすこしだけ味わいを残す。控えめなダンク差。ブドウの皮をそのまま飲み込んだような印象。

後味

ぶどうの皮が少し残るドライ。

柑橘の効いたお菓子。辛さや渋さは全く気にならない。おいしい。

テイスティングノート

Hazyは自分がいろいろ知ってしまったからか、多様すぎて、点数で表すのが申し訳ないと思います。

アロマ (10点満点)

モルト(3点満点)

3

ホップ(3点満点)

2

ややホップの味わいより副原料が支配的になっている。バランスが取れていればいいが、ホップが目立たなくなっているのが気になる。

その他(4点満点) 

2

ホップをかき消してしまうほど副原料が使われているように思い、Stoneらしさと離れてしまっている。

外観印象(6点満点)

色(2点満点)

2

透明度(2点満点)

2

泡持ち(2点満点)

2

フレーバー(19点満点)

モルト(3点満点)

3

ホップ(3点満点)

2

副原料が強くホップの特徴を感じづらい。

状態(2点満点)

2

アフターテイスト(3点満点)

3

ほどよいドライさ。このモルトの重さでこのドライさは本当にすごい。

バランス(4点満点)

3

その他(4点満点) 

4

PhantasmをきれいにStoneに昇華していると思う。

ボディ(5点満点)

3

全体印象(10点満点)

7

トータル(50点満点)

40

全体的な印象

Stoneのたばこのような印象とホップのジューシーさの間にある違和感を副原料で補ったという印象がありました!STONE 27TH ANNIVERSARY LEMON SHARK DOUBLE IPA おいしかったです!

トロピカルでとてもおいしかったです!STONE 27TH ANNIVERSARY LEMON SHARK DOUBLE IPAレビューでした!

↓クラフトビール関係まとめたふるさと納税記事を書いたので、よかったらみてください。↓

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