SEEK BEER CO. To Explore (WCIPA) レビュー

4_ビールレビュー
この記事は約9分で読めます。
この記事を書いた人
rihobeer

本業はIT系の会社員です。ビール審査員の資格であるビアジャッジを取得し、新米ビアジャッジとして活動しています。JGBA2024には審査員参加しました。クラフトビールのレビューを書くことや、ビアフェスでワイワイ楽しむことが大好きです。

rihobeerをフォローする

#りほびーる No. 470】SEEK BEER CO. To Explore
WCIPA レビュー
おすすめクラフトビール

初来日ブルワリーのWCIPAということで、気になって買ってみました!レビューしていきます!

おすすめのクラフトビールについて、買える場所や味わいについて紹介します!ビール選びの参考にしてください!

どんなクラフトビール ?

クラフトビールの特徴

West Coast IPA with Citra, Nectaron, Citra Cryo and Chinook

Untappd 概要 ブルワリーからの開設より https://untappd.com/b/seek-beer-co-to-explore/5300870

ヘイジー系にありそうな構成だと思いました。中でも比較的新しいNectaronが含まれているのは気になります!ぶどうや湿布感のある冷たさを感じるNZ系ホップです。

いつ買った?

2023年10月

どこで買った?

目白田中屋さん

ブルワリーについて

Seek The Things You Love

Seek Beer Company is about seeking out the things that you love. A small family owned business that came to fruition in San Diego, California. Seeking to craft the next great beer, to build a community of beer lovers, and to quench the thirst of adventure. Seek Beer Co hosts a variety of local food vendors and food trucks weekly. Along with that, Seek Beer collaborates with many other local breweries, fostering that sense of connection and bringing people together through beer. Seek invites the community to join in the fun and have a beer. Patrons can enjoy all seasons on the Brewery’s large patio, or inside its inviting taproom. Seek Beer Co. is a family and dog-friendly establishment. Locals and visitors can seek fun experiences at North Park’s newest brewery.

好きなものを探してください Seek Beer Company は、自分の好きなものを探す会社です。カリフォルニア州サンディエゴで実を結んだ小さな家族経営のビジネス。次の素晴らしいビールを造り、ビール愛好家のコミュニティを構築し、冒険の渇きを潤すことを目指しています。 Seek Beer Co では、さまざまな地元の食品販売業者やキッチン トラックが毎週開催されます。それに加えて、シークビールは他の多くの地元のビール醸造所と協力し、ビールを通じてつながりの感覚を育み、人々を結び付けます。 Seek は、コミュニティに参加してビールを飲むよう呼びかけています。常連客は、ブルワリーの広いパティオや居心地の良いタップルームで、四季を通じて楽しむことができます。 Seek Beer Co. は、家族と犬に優しい施設です。地元の人も観光客も、ノースパークの最新のビール醸造所で楽しい体験を楽しむことができます。



https://seekbeerco.com/about

はじめましてのブルワリーです!地元愛から、クラフトビールらしさを感じます。地元の作物を使ったビールもあるのでしょうか。飲んでみたいです。

ビアスタイルガイドライン

99.アメリカンスタイル・インディア・ペールエール

 アメリカンIPAの色合いは、ペールからカッパー(銅色)の範囲。冷温白濁があっても許される。また、温度にかかわりなくホップ・ヘイズ(ホップによる濁り)があっても許される。フルーティーなエステルはローからハイ・レベルまでと範囲が広い。ホップのアロマとフレーバーはハイから非常にハイ・レベルで、フローラル、フルーティー(ベリー、トロピカル・フルーツ、プラムやアンズなどのストーンフルーツ、ブラックカラント、その他)、硫黄臭もしくはディーゼル・オイルのような香り、玉葱/ニンニクの香り、シトラス(柑橘)な香り、あるいは松脂や樹脂の香りを伴う。ホップの苦味はミディアム・ハイから非常にハイ・レベル。モルトのアロマとフレーバーはミディアム・ローからミディアム・レベル。ダイアセチルが感じられても、非常にロー・レベルであれば許される。ボディはミディアム・ライトからミディアムの範囲。ミネラル含有量の多い水を使用すると、爽やかでドライなビールに仕上げることができる。クリスタルモルトよりダークなモルト、通常IPAには使用しないエール酵母、フルーツやスパイスその他の香味原料を使用してつくったバージョンは、エマージング・インディア・ペールエールに該当する。

  • 初期比重 (プラート度):1.060-1.070 (14.7-17.1)
  • 最終比重 (プラート度):1.010-1.016 (2.6-4.1)
  • アルコール度数 :6.3-7.5% ABV
  • ビタネス・ユニット:50-70 IBU
  • 色度数:4-12 SRM (8-24 EBC)
https://beertaster.org/beerstyle/2204_detail/2204_099.html#j099

100.ジューシーまたはヘイジー・インディア・ペールエール

 ジューシーまたはヘイジー・インディア・ペールエールの色合いは、ストロー(麦わら色)から濃いライト・アンバーの範囲。白濁はこのビアスタイル特有のもので、濁りの程度は軽いレベルから著しく混濁したレベルまで許される。デンプン、酵母、ホップ、タンパク質、その他が、多様な濁りの原因となっている。フルーティーなエステルはミディアム・ローからミディアム・ハイ・レベルで、モルトの甘味を爽やかにし、ホップ・アロマを強調する役割を果たしている。ホップのアロマとフレーバーはミディアム・ハイから非常にハイ・レベルで、とりわけフルーティー、トロピカル、ジューシーなキャラクターを伴う。ホップの苦味はローからミディアム・レベル。苦味の印象はソフトで全体のバランスときれいに調和していること。また、実際に感じる苦味のレベルはIBUの数値よりもかなり低い。モルトのアロマとフレーバーはローからミディアム・ロー・レベル。濁りを促進するために、オート麦、小麦、そのほかの副原料を加えることができる。ビアスタイル名にある「ジューシー」という言葉は、大量のホップをドライホッピングすることでビールに付与される味と香りのキャラクターを言い表しており、ジュース(果汁)のキャラクターは必要ない。そのほかにホップ由来のキャラクターとして、シトラス(柑橘)、パイン、スパイス、フローラル、ブラックカラント、その他の香りが感じられてもよい。ダイアセチルがあってはならない。ボディはミディアム・ライトからミディアム・フルの範囲。シルキーな触感または豊満なマウスフィールがフレーバーの全体に深みをつけるのに寄与している。クリスタルモルトよりダークなモルト、通常IPAには使用しないエール酵母、フルーツやスパイスその他の香味原料を使用してつくったバージョンは、エマージング・インディア・ペールエールに該当する。

  • 初期比重 (プラート度):1.060-1.070 (14.7-17.1)
  • 最終比重 (プラート度):1.008-1.020 (2.1-5.1)
  • アルコール度数 :6.3-7.5% ABV
  • ビタネス・ユニット:30-50 IBU 実際に感じる苦味のレベルは、この数値よりかなり低い
  • 色度数:3-7 SRM (6-14 EBC)
https://beertaster.org/beerstyle/2204_detail/2204_100.html#j100

クラフトビールレビュー

見た目 SRM

4-6 やや濁り

香り

アロマ (鼻腔前方受動器)

強いニュージーランド ぶどうの皮 湿布 奥にあるモルトの重厚感のある甘さ。湿布。スイカのような瓜の印象。スイカにかけた塩。

フレーバー(鼻腔後方受容器)

ぶどうの皮 辛さを抜いた唐辛子。香ばしい焼いたピーナッツの焦げ臭さをぬいた印象 白ブドウ すこしだけ柿

味わい

口当たり

ビールらしい。あざとさを感じない。

コクと質感

口当たりでは軽く感じたが、しっかりと濃い。重いモルトを感じる。うがいをしてみるとヘイジーのようなファンタ、ハイチューのようない甘さを強く感じる。

飲み込む瞬間

ダンク。飲みごたえがある。ぐびっといける。

後味

ドライではないがすっとしている。果実のない2ndSAW。まとめる要素があればすごくいいと思うが、やや中途半端。なんだか重いような、抜けていくような、腑に落ちない印象がある。

強い湿布の香り

テイスティングノート

アメリカンIPA基準

アロマ (10点満点)

モルト(3点満点)

3

ホップ(3点満点)

3

その他(4点満点) 

1

NZ系のホップを強く感じる。ややアメリカンIPAの中でもジューシーよりでトロピカルに感じる。もっと苦くあってほしい。

外観印象(6点満点)

色(2点満点)

2

透明度(2点満点)

1

やや濁りが強く、もう少しだけ透明感が欲しい。

泡持ち(2点満点)

2

このスタイルらしい。

フレーバー(19点満点)

モルト(3点満点)

3

ホップ(3点満点)

3

状態(2点満点)

1

やや酸化を感じる。気になりすぎるほどではない。

アフターテイスト(3点満点)

3

しっかりダンク。

バランス(4点満点)

3

ややトロピカルによっている。

その他(4点満点) 

2

もっと苦くていい。トロピカルに寄っていていて、ヘイジー系のニュアンスを感じる。

ボディ(5点満点)

4

もう少し抑えてもいい。

全体印象(10点満点)

8

ダンクな飲みごたえ、トロピカルな口当たり、飲みごたえ。全体的にとてもおいしい。

トータル(50点満点)

39

全体的にとてもおいしいが、WCIPAとしてはもっと苦くあってほしいし、Hazyとしてはもっとトロピカルであってほしい。やや中途半端な印象を受ける。

全体的な印象

トロピカルな特徴が強く、Hezyのようでもあるが、口当たりや味わいはWCIPA。おいしいが中途半端にも感じる。

トロピカルもあり、ダンクも楽しめてとてもおいしかったです!SEEK BEER CO. To Explore レビューでした!

↓クラフトビール関係まとめたふるさと納税記事を書いたので、よかったらみてください。↓

楽天で買えるオススメクラフトビール情報定期更新してるので、みてください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました